
ドイツのインディー開発者Zockrates Laboratoriesによる『Ruffy and the Riverside』は、一種のコピペ能力を使えるクマの少年ルフィーが主人公のアクションアドベンチャーゲーム。2025年第1四半期にプレイステーション5/Xbox Series X/S/Xbox One/Nintendo Switch/PCでのリリースを予定している。
今回Gamescom出展に先駆けて、Phiphen Gamesとのパブリッシャー契約が発表。日本語にもローカライズ対応するとのこと。ひと足先に本作のプレビュー版(まだ英語のみのもの)をプレイさせてもらったので、その内容をご紹介しよう。
今回Gamescom出展に先駆けて、Phiphen Gamesとのパブリッシャー契約が発表。日本語にもローカライズ対応するとのこと。ひと足先に本作のプレビュー版(まだ英語のみのもの)をプレイさせてもらったので、その内容をご紹介しよう。
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さて本作、ゲームとしては謎解き要素が大きいアクションアドベンチャーゲームとなっていて、3Dプラットフォームアクションとルフィーが持つコピペ能力“フリップ”を組み合わせて冒険していく。この能力を使ってモノの性質(というかゲームのテクスチャ―)をコピーしてほかのモノに上書きすることで、通れなかった場所が通れるようになったりするのだ。
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実際コピペでどうやって問題解決するのかというと、たとえば滝の上に行きたいなら、近くのツタをコピって滝に貼り付ければ滝全体がツタの壁と化すので、あとは楽勝で登っていける。池からニョキッと出てる木が邪魔だったら? “マグマ”を貼り付ければ木が燃えてなくなる。木でできた物を重くしたかったら“石”を貼り付ける、といった具合だ。
完全にシミュレーションベースで動いているわけではなさそうで、思ったように機能してくれないこともあるが、見渡す限りの海が氷やマグマになったり、それまでそこにあるのが謎だった物体が意外な働きを示したり、“正解”を引き当てた時は楽しい。
完全にシミュレーションベースで動いているわけではなさそうで、思ったように機能してくれないこともあるが、見渡す限りの海が氷やマグマになったり、それまでそこにあるのが謎だった物体が意外な働きを示したり、“正解”を引き当てた時は楽しい。
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舞台となるのは、さまざまな動物キャラたちが暮らす“リバーサイド”という世界。ルフィーはこのリバーサイドを混乱に陥れようとする邪悪な存在“グロール”に対抗するため、相棒の蜂ピップやリバーサイドのことを教えてくれるモグラのエドラー卿らの助けを受けながら冒険していく。
そして本作ではキャラクターが書き割りのような手描きイラストによるアニメーションで描かれるのだが、これがもうベラボーにかわいい! ルフィーたちがドタバタとエネルギッシュに動き回る明るい物語のトーンともマッチしていて非常にいい感じだ。(ちなみにテクスチャ―も手描きで、作業量がハンパないので7年ぐらいかかっているらしい)
そして本作ではキャラクターが書き割りのような手描きイラストによるアニメーションで描かれるのだが、これがもうベラボーにかわいい! ルフィーたちがドタバタとエネルギッシュに動き回る明るい物語のトーンともマッチしていて非常にいい感じだ。(ちなみにテクスチャ―も手描きで、作業量がハンパないので7年ぐらいかかっているらしい)
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また全体がひとつに繋がっているわけではないのだが、メインとなるエリアはオープンワールド風の構造になっていたりして、サイドコンテンツとなる追加のパズルがいろいろと仕込まれている。全体のボリュームはメインのみで20時間、サイドコンテンツを含めると25時間程度を予定しているとのこと。
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というわけで、いろいろとアイデアが詰まっていて世界の描写にも愛を感じる本作。気になった人はSteamでウィッシュリストに入れておくか、Gamescomのインディーアリーナブース(F010 - E019 - Hall 10.2)で遊べるとのことなので、もし現地に行くという人がいたらチェックしてみてはいかがだろうか。