
2024年4月27日~29日に開催された対戦格闘ゲームイベント“EVO Japan 2024”。サイゲームスブースでは、2023年12月に発売された格闘ゲーム『グランブルーファンタジー ヴァーサス ライジング』(以下、『GBVSR』)の試遊会が実施された。
会場では実装済みの全キャラクターを使用可能だったほか、5月下旬に配信予定の新キャラクター・ベアトリクスをいち早く体験できた。
会場では実装済みの全キャラクターを使用可能だったほか、5月下旬に配信予定の新キャラクター・ベアトリクスをいち早く体験できた。
広告
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/4080/ab5ad0579f22ededd8d9f8eaed218f6db.jpg?x=767)
本記事ではベアトリクスを試遊しての感想をお伝えしていこう。なお、開発中のバージョンのため、技の仕様や性能は製品版とは異なる可能性があることにご注意を。
逆境を力にする独特の個性!
ベアトリクスは、因果を喰らい勝利を手繰り寄せる“エムブラスクの剣”の使い手で、要は逆境になればなるほど強くなる、ゼタやバザラガなども所属する“組織”の一員だ。
ピンチなるほど強くなると聞くとかっこいいが、実際のところは本人がトラブルメーカーなところがあり、ハチャメチャな展開に巻き込まれやすく、そのコミカルな言動もプレイヤーたちから愛されているキャラクターである。
『GBVSR』でも、エムブラスクの剣を振るって戦う。通常攻撃はどれも使いやすいがリーチは少し短めで、代わりに複数の突進アビリティ(必殺技)を持つため、接近戦主体で戦うキャラクターのように感じた。
ピンチなるほど強くなると聞くとかっこいいが、実際のところは本人がトラブルメーカーなところがあり、ハチャメチャな展開に巻き込まれやすく、そのコミカルな言動もプレイヤーたちから愛されているキャラクターである。
『GBVSR』でも、エムブラスクの剣を振るって戦う。通常攻撃はどれも使いやすいがリーチは少し短めで、代わりに複数の突進アビリティ(必殺技)を持つため、接近戦主体で戦うキャラクターのように感じた。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/4080/ad4f6864595db9b5c0fd1bb3b2b0ad97e.jpg?x=767)
大きな特徴として、特殊技の投げ“ナッシング・イズ・フォエヴァー”を決めるか、HPゲージが30%を切ると、“クロック・オー・デルタ”が発動。
これは発動中に強攻撃版アビリティ(アビリティ+)がヒットすると、相手がスローになる効果が付与されるというもの。通常のヒット時よりも相手がゆっくりになるため、連続技が決めやすくなったり、通常ならば狙えないコンボが決められるのだ。
“クロック・オー・デルタ”は、発動すると画面上部に専用アイコンが表示され、特殊技の場合はスロー効果が発動したら消える。HPゲージ30%以下のときは、1度効果が付与されるとクールタイムが存在するようで、一定時間経ってからスロー効果が使えるようになるようだ。
アビリティ:スターチェイサー(R1ボタン)
剣を振ってから剣戟を飛ばす飛び道具。剣戟の射程は短いが、弾の大きさは大きめ。中距離からのけん制などに使えそうだった。
アルティメットアビリティ版は、飛び道具の射程が大きくアップしていた。
アルティメットアビリティ版は、飛び道具の射程が大きくアップしていた。
アビリティ:エムブラスクの剣(→+R1ボタン)
剣を使って、さまざまな攻撃をくり出せる。弱攻撃版は前に剣を振り上げるもので、トリプルアタック(通常攻撃3回)などから気軽にコンボを狙えた。
中攻撃版以降は無敵時間があるようで、剣を振り上げながら飛び上がる、いわゆる対空技。アルティメットアビリティ版はヒット後に追撃が入る。
中攻撃版以降は無敵時間があるようで、剣を振り上げながら飛び上がる、いわゆる対空技。アルティメットアビリティ版はヒット後に追撃が入る。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/4080/a2aa407beea826c53fd23176cc377084f.jpg?x=767)
アビリティ:サンダーバード(←+R1ボタン)
飛び上がったのち、素早く地面に向かって突進する技。弱攻撃版、強攻撃版は飛び上がりの最中にも攻撃判定があったので、こちらもトリプルアタックなどからコンボを狙えた。
突進技として活用しやすいのは中攻撃版で、着地した際には火柱が飛び上がる。隙はかなり少ないように感じたので、予備動作は少しあるものの、それなりに気軽に使っていけそうだ。
突進技として活用しやすいのは中攻撃版で、着地した際には火柱が飛び上がる。隙はかなり少ないように感じたので、予備動作は少しあるものの、それなりに気軽に使っていけそうだ。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/4080/a9bb2b0093116b17828927b10c06a3e12.jpg?x=767)
アビリティ:ライディングフリー(↓+R1ボタン)
姿勢を低くしながら前方に突進する技。飛び道具なども回避できるほどに姿勢が低くなる(ただし、弾の大きさによっては回避できなかった)ので、いわゆる“潜り”ながら接近できるのが強み。しかも下段攻撃なので、ガードを崩しやすい。
さらに追加入力で剣をなぎ払う派生攻撃をくり出せる。この派生攻撃はガードされると隙が大きいようだが、追撃に使えるだけでなく、ガードされたときに“派生を出すのか、出さないのか”といった読み合いを仕掛けられる。なかなか使い勝手がいい印象だ。
アルティメットアビリティ版はヒットさせると自動で派生攻撃をくり出す。壁バウンドしたので、おそらくコンボにも使えるだろう。
さらに追加入力で剣をなぎ払う派生攻撃をくり出せる。この派生攻撃はガードされると隙が大きいようだが、追撃に使えるだけでなく、ガードされたときに“派生を出すのか、出さないのか”といった読み合いを仕掛けられる。なかなか使い勝手がいい印象だ。
アルティメットアビリティ版はヒットさせると自動で派生攻撃をくり出す。壁バウンドしたので、おそらくコンボにも使えるだろう。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/4080/a8fac65133520da6404e129c38289d310.jpg?x=767)
特殊技:ナッシング・イズ・フォエヴァー
相手を投げて、“クロック・オー・デルタ”の効果が得られるようになる。投げの間合いは通常投げと同じくらいのように感じた。成功するとベアトリクスが相手に頭突きを喰らわすのだが、自分にも少しだけダメージが入ってしまうデメリットがあった。
奥義:イモータル・アソールト
エムブラスクの剣を振り下ろして剣閃を浴びせる。リーチは画面半分ほどで、飛び道具を消すこともできた。とはいえ、相手の飛び道具に合わせて撃つよりも、シンプルにコンボの締めに使う技だろう。
解放奥義:セイヴィアー・アンリーシュド
エムブラスクの剣でより大きな剣閃を浴びせる。近距離でヒットさせると特殊演出に移行して威力がアップ。試合勝利時のフィニッシュで決めると特殊演出となり、ベアトリクスの鎧が壊れて大胆な姿になるのも見どころ。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/4080/aecf21ebe690f644f832ac68ff9423265.jpg?x=767)
スロー効果がどうなるか!?
全体的には、下段技の突進か空中からの突進技で近づいて、懐に入ってはコンボを狙っていくキャラクターのように感じた。特筆すべきスロー効果はまだまだ未知数で、単純に「コンボがやりやすい」だけでは済まず、さらなる研究の余地がありそう。このあたりで“逆境になればなるほど強くなる”を再現しているのだろう。
勝利画面では、ベアトリクスがお菓子を頬張る姿も見ることができた。ベアトリクスと言えば、どんな料理を作っても最終的にはお菓子が完成するほどのお菓子好き。キュートな部分も『GBVSR』でバッチリと描かれていたので、ぜひとも配信を楽しみに待とう。
勝利画面では、ベアトリクスがお菓子を頬張る姿も見ることができた。ベアトリクスと言えば、どんな料理を作っても最終的にはお菓子が完成するほどのお菓子好き。キュートな部分も『GBVSR』でバッチリと描かれていたので、ぜひとも配信を楽しみに待とう。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/4080/a7b9a867aea5f703b57c6fe86d8a4950f.jpg?x=767)