滅却や血殺など多彩なフィニッシュ技が快感

『NINJA GAIDEN 4』は、マイクロソフト(XBOX Game Studios)から発売されたアクションゲーム。1988年にアーケードゲームとして登場した『忍者龍剣伝』を3Dアクションとして蘇らせた『NINJA GAIDEN』シリーズの最新作で、『NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge』以来、約13年ぶりのナンバリングタイトルとなった。
本作はマイクロソフトがプロジェクトの立ち上げを後押しし、資金面やマーケティング面でも支援する体制になったため、XBOX Game Studiosがパブリッシングを担当。
『NINJA GAIDEN』シリーズと言えばコーエーテクモゲームスのTeam NINJAだが、今回はプラチナゲームズがメイン開発を担当する共同開発となっている。アクションゲームに強い両社がいったいどんな化学反応を見せてくれるのか、ファンは大いに期待し、話題となっていた。


物語の舞台は、黒龍の復活によって瘴気の雨が降り続ける近未来の東京。異形の魔物が跋扈する街で黒龍の末裔である鴉一門の若き忍者“ヤクモ”が、黒龍の巫女“セオリ”を巡る任務に挑む。
やがて伝説の超忍“リュウ・ハヤブサ”とも相まみえ、ともに運命に向き合い、東京を呪いから解放すべく歩を進めていく……というのが大まかなストーリー。
近未来の東京といっても現実の日本を忠実に再現しているのではなく、言わば“トンデモ日本”。東京なのに道頓堀のような町並みであったり、クルマが空を飛んでいたり、水害から逃れるために上へ上へと増築された都市が出てきたり。かと思えば、日本の伝承や妖怪を思わせる和風なロケーションが描かれたりと、混沌とした世界が魅力的だった。


敵を斬り伏せる爽快感や敵の猛攻をさばきながら技をつなぐスピーディーな攻防が本作の大きな見どころ。“滅却”のような強烈なトドメのアクションも健在で、メリハリある戦闘が楽しめた。とくに新システムの“血殺”は一撃で敵を葬るだけでなく、ド派手なサウンドと画面演出にもシビれた。
新主人公のヤクモは、武器の形状と性能を変化させる“鵺の型”で大胆な新アクションを駆使し、リュウ・ハヤブサはシリーズ伝統の精密なアクションを磨き上げたスタイルで戦うといった具合に双方の戦闘スタイルが対比構造のようになっていたのもおもしろい。
そして、敵の身体が斬撃によって欠損する部位破壊表現や画面を彩る大量の血しぶきなど、『NINJA GAIDEN』らしい残虐なゴア表現も魅力のひとつ。主人公たちのとてつもないパワーがダイレクトに伝わってくるので、とにかく気持ちがいい。



2026年3月4日には、追加DLC『二人の超忍(The Two Masters)』が配信。本編のエンディング後を描く新たな3つのチャプターが追加され、ヤクモとリュウ・ハヤブサが魔神セエレに立ち向かう。
ふたりの新武器に加え、全100階層の連続戦闘に挑む高難度モード“アビスロード”も登場し、超忍たちの戦いはさらなる広がりを見せている。未体験であれば、1周年のこの機会にチャレンジしてみるのもいいだろう。

















