【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第94回

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第94回
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無重力状態の子どもたち

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第94回
 メイがマエストロに攫われて、それを助けるべく月に向かっている子どもたちですが、緊迫した空気の中でもこういった無邪気な側面はどうしても入れたくなってしまいます。

 『
戦場のフーガ』という作品は、力を持たない無力なはずの子どもたちが家族を助けるために強大な力を持った戦車に乗って旅をする作品なんです。

 厳しい闘いの中にあっても、やっぱり子どもたちが初めて体験することのエピソードはゲームでもマンガでもやっぱり不可欠な要素なんです。

 だから、今回のエピソードでもこういったシーンを意図的に入れました。

 ちなみに、ゲームの方でも宇宙空間に飛び出した時に同様のエピソードがありますが、マンガ版の方ではかなりコンパクトにしました(展開を速めるためです)。

 それでもやっぱり不可欠な要素として入れてあります(ちゃんと理解が早いソックスがいいですよね)。

月面基地はやっぱりグラナダがベース

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第94回
 脚本プロットにもハッキリと明記していますが、月面基地のイメージはほぼグラナダです。

 ご存じですか? グラナダ。

 アニメ
『機動戦士ガンダム』に登場した月面都市なんです。

 元はコロニー建設のために作られたという役割がある都市なんです。

 先に月面に建設されたのが、フォン・ブラウンで、その次に作られたのがグラナダで月の裏側にある都市です。

 モビルスーツなどを開発・製造しているアナハイム・エレクトロニクス社もフォン・ブラウンにあります。

 たぶん、色んなSF作品にも月面都市が登場しますが、それらのほとんどが『機動戦士ガンダム』に登場したフォン・ブラウンやグラナダを参考に作られていると思います。

 本作もそうです。

 そう考えると、色んな作品に影響を与えている『機動戦士ガンダム』って本当に凄いですよねぇ。

怒らないでくだサイ

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第94回

 マルトがちょっとキレたりしている、こういったやりとりはマンガ版のみのオリジナル表現です。

 そもそも、ゲーム版ではギヨーム(ルネ)という登場人物が一緒に戦車タラニスに搭乗していて、色んなことを説明してくれる役割を持っていたのですが、マンガ版では登場自体を割愛しています。

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第94回
 なるだけ役割分担を整理して、登場人物を多くし過ぎないためです。

 月面基地の説明はシャティさえいれば可能であるという判断の下でそうしました。

 事実、十分に説明できていますからね。

 さて、ようやくマエストロの正体が判明しましたね。

 彼の名前はピエールです。

 かつての月面基地の技術開発主任だった男です。

 冷凍カプセルの中でミイラみたいになっていますが、そのへんの説明は第95話以降で語られる予定です。

 続きが気になりますが、次回は幕間回となっています。

 ここからは、また誰も知らない衝撃の展開が待っていますよ。お楽しみに!

編集部コメント

 厳しい戦いの中でも子どもらしさを大切にするこだわりや、展開をテンポよく見せるための工夫など、制作の裏側が語られていましたね。

 そして、気になるマエストロの正体が“ピエール”と判明するなど物語が大きく動いた第94話でしたが、次回からの衝撃の展開に期待が高まります。次回、第94.5話は2026年10月6日(火)掲載予定です。お楽しみに!

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