2026年9月17日~20日に千葉県・幕張メッセで東京ゲームショウ2026が開催中(TGS2026/17・18日はビジネスデイ、台風の影響により21日の開催は中止)。
会場内ホール11にあるAndGAMERのブースでは、さまざまなデバイスが出展されているほか、手のサイズを計測して最適なマウスサイズを提案してくれるコーナーが設けられていた。
手のサイズ計測から“パフォーマンス”と“フィーリング”の2軸で提案
自分に最適なマウスはどれか? これは、とくにFPS/TPSをよくプレイするPCゲーマーにとって、永遠の課題と行っても過言ではない問いだ。AndGAMERブースでは、この問題に光を当ててくれる展示をしていると聞いて、さっそく遊びに行ってみた。
そこにあったのは、専用のカメラの下に手を置くだけで、指の長さや手のひらの厚みを即座に計測してくれる興味深いシステム。計測結果をもとに、S・M・Lの3サイズの中から、ユーザーに適したマウスサイズを提案してくれるという。


S・M・Lの3サイズは、ただ縦横の大きさが違うだけでなく高さも異なる。



このシステムのおもしろい点は、単なる手の大きさだけでなく“過去の被験者データ”に基づいたマッチングが行われているところだ。同じようなサイズの人がもっとも持ちやすいと感じるのはどのサイズか、実際に各サイズを持ってエイム能力を比較した際にもっともスコアが高くなったのはどのサイズか。主観的な統計データと客観的な統計データそれぞれからおすすめが表示されるので、感覚と実際のデータとのギャップに気付けるのも本システムの魅力と言える。


実際に計測してもらったが、撮影は一瞬。瞬時にさまざまな計測が行われ、おすすめのサイズが表示された。

どうやら私は大きめのマウスだとパフォーマンスを発揮しやすいようだ。今後の参考にしたい。
また今回は特別に、より正確な計測をするため、感圧センサーを取り付けたマウスを使ってのテストも行ってくれた。マウスのボタンや側面、上面などにいくつものセンサーが取り付けられ、マウスを動かす際にどの指にどれくらいの圧力がかかっているかを計測するテストだ。

人によってマウスの持ちかたが変わるため、テストのたびにセンサーの位置を調整せねばならず、正確な計測をするにはそれなりの時間を要する。

急ぎ計測したため一部センサーは反応していないが、どの指に力が入っているかは自分でも意識したことがないので参考になる。

出てきたターゲットに瞬間的にカーソルを合わせ、クリックするフリックテスト。マウスの軌跡も表示され、自分のクセもわかりそう?

テストの結果やはり私にはLサイズが適正であると提示された。
どの指に力が入っているかによって、おすすめできるマウスの形状も異なるようで、これもまたマウス選びにおけるひとつの判断材料になりそうだ。

計測をしてくれた担当者によると、マウスの持ちかた(かぶせ持ち、つかみ持ちなど)による影響については現在も研究途中であり、今後のアップデートでさらに精度の高い提案が可能になることが期待される。
自分の手のサイズに本当に合っているマウスはどれなのか。データを基にした客観的な指標は、ゲーミングデバイス選びの新しいスタンダードになるかもしれない。システムは中京大学との共同研究で開発が進められているものであり、今後どのような形で世に出るのかは不明だが、期待して待ちたい。