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【日本ホラーゲーム大賞】ホラークリエイター&ファンが決めるホラーの祭典が投票受付中。"神話伝承・宇宙的恐怖賞”のノミネート作を解説!!

【日本ホラーゲーム大賞】ホラークリエイター&ファンが決めるホラーの祭典が投票受付中。"神話伝承・宇宙的恐怖賞”のノミネート作を解説!!
 ホラークリエイターやホラーマニアが選ぶ、1年に一度のホラーゲームの祭典"日本ホラーゲーム大賞”。そのファン投票が、2026年8月4日正午まで受付中だ。
 アワードでは大賞のほか、ホラーナラティブ・演出賞、ベストホラークリーチャー賞など、9つ+αの賞が選出される。
 
 本稿ではその中から神話伝承・宇宙的恐怖賞のノミネート作を紹介しよう。
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以下、プレスリリースを引用

投票受付が開始された各賞を解説!!『日本ホラーゲーム大賞』【神話伝承・宇宙的恐怖賞】ノミネート作解説!

 ホラー作品は神話伝承と深く結びつくもの。この部門では、世界中の神話や伝承のエッセンスを取り入れて織り込んだ幻想文学のような作品をはじめ、コズミックホラー、さらにはSCPや都市伝説といった題材を描く、ロアと恐怖を接続する7タイトルのノミネート作品をご紹介いたします。

【神話伝承・宇宙的恐怖賞】ノミネート作一覧

・家へ帰れ、アニー:SCPゲーム(Misfit Village/Nordcurrent Labs)
・Cult of the Yellow King(Metaphor Games / Newmind Interactive / Metaphor Games)
・The Sinking City Remastered(Frogwares / Frogwares)
・Static Dread: The Lighthouse(solarsuit.games / Polden Publishing)
・ひとつ目のリーホ(Morteshka / Morteshka)
・ROUTINE(Lunar Software / Raw Fury)
・Worshippers of Cthulhu(Crazy Goat Games / Crytivo)

『家へ帰れ、アニー:SCPゲーム』

アノマリーを確保し、収容する行為の恐怖とは。
【日本ホラーゲーム大賞】ホラークリエイター&ファンが決めるホラーの祭典が投票受付中。"神話伝承・宇宙的恐怖賞”のノミネート作を解説!!
ジャンル:アクションアドベンチャー
リリース:2026年3月31日
開発:Misfit Village
販売:Nordcurrent Labs
ハード:PC、PS5、Xbox Series X│S 

SCP財団職員ホラー

 「Secure, Contain, Protect」、つまり異常を確保し、収容し、人々を守るSCP財団。本作は、財団の下級職員アニーを主人公にした一人称サイコロジカルホラー。
 危険な超常現象を収容する財団の中でも、アノマリーを再現・複製する「Replication Division」で職務をこなすアニーは、やがて組織自体の不気味さに直面することになる。組織の歯車としてのアニーの視点を通じて、「財団の仕事は本当に正しいのか」という組織自体の不穏さを体感する職場ホラーでもあるのだろう。

『Cult of the Yellow King』

クリック、拡張、反復、蓄積、宇宙的恐怖=無尽の作業
【日本ホラーゲーム大賞】ホラークリエイター&ファンが決めるホラーの祭典が投票受付中。"神話伝承・宇宙的恐怖賞”のノミネート作を解説!!
ジャンル:黄衣の王 / カルト
リリース:2025年12月13日
開発:Metaphor Games / Newmind Interactive
販売:Metaphor Games
ハード:PC

黄衣の王へ奉仕するクリッカー

 かのクトゥルー神話のハスターこと、“黄衣の王”を題材にしたコズミックホラー・クリッカー。
 プレイヤーはカルトを拡大し、信仰を広げ、記憶や自己をすり減らしながら、黄衣の王の影響を世界に浸透させていく。クリッカーというある種茫漠としたゲーム体験を通じて、“作業が信仰に変わる感覚”として表現している異色の作品。
 ハスターこと黄衣の王は、本来、読んだ者・見た者・触れた者を少しずつ変質させる存在として語られてきた。数多のゲーム的な欲望が、そのまま黄衣の王への信仰になる恐怖。プレイヤーは最初から最後まで主体的に遊んでいるはずなのに、気づけば「自分で自分を捧げていた」ことになってしまうのかもしれない。

『The Sinking City Remastered』

水没都市を歩き、論理で狂気に抗うラヴクラフト探偵譚
【日本ホラーゲーム大賞】ホラークリエイター&ファンが決めるホラーの祭典が投票受付中。"神話伝承・宇宙的恐怖賞”のノミネート作を解説!!
ジャンル:クトゥルフ / 探偵ホラー
リリース:2025年5月13日
開発:Frogwares
販売:Frogwares
ハード:PC、PS5、Xbox Series X│S

水没した町を彷徨う

 ラヴクラフト的世界観を背景に、水没都市オークモントで事件を追うオープンワールド型の探偵ホラー。プレイヤーは証拠を集め、住人の証言を聞き、推理を組み立てながら、街に広がる異常と主人公自身の狂気に向き合っていく。
 リマスター版ではビジュアル面が強化されたことで、舞台となる水没都市の魅惑はより深まっている。
 本作の恐怖は、事件を解決しても世界が正常化するわけではないこと。推理すればするほど深い異常へ沈んでいくことに。広大な水没するオークモントの町を彷徨うなかで、プレイヤーは人知と論理を超えた宇宙的恐怖には、人類の矮小な論理で抗えないという茫漠さを体感させられるかのよう。

『Static Dread: The Lighthouse』

海から来るものを通すか止めるか、灯台守の審査型ラヴクラフトホラー
【日本ホラーゲーム大賞】ホラークリエイター&ファンが決めるホラーの祭典が投票受付中。"神話伝承・宇宙的恐怖賞”のノミネート作を解説!!
ジャンル:クトゥルフ / 灯台ホラー
リリース:2025年8月6日
開発:solarsuit.games
販売:Polden Publishing
ハード:PC、PS5、PS4、Xbox Series X│S、Xbox One

灯台守の仕事は、やがて誰を海に沈めるかの選択へ

 奇妙なオーロラによって長距離通信が途絶えた世界で、灯台守として15日間を過ごす『Papers, Please』系ホラー。無線室で通信を受け、海図や書類を確認しながら、船を正しい港へ誘導していかねばならないが……。
 日が進むにつれて、海の底に眠る古い存在や信者なども来訪するため、誰を灯台に入れるべきか? その選択結果に恐怖することになる。状況が不明なまま判断を下さなくてはならない、という点もまた、コズミックホラー的な恐怖感とリンクする。

『ひとつ目のリーホ』

“悪”を探しに森へ入る、スラヴ民話の白黒寓話ホラー
【日本ホラーゲーム大賞】ホラークリエイター&ファンが決めるホラーの祭典が投票受付中。"神話伝承・宇宙的恐怖賞”のノミネート作を解説!!
ジャンル:民話/スラヴホラー
リリース:2025年7月29日
開発:Morteshka
販売:Morteshka
ハード:PC

スラヴの悪や不幸の正体を探る旅へ

 19世紀ロシアとスラヴ民話を背景にした一人称ホラー。プレイヤーは鍛冶屋となり、仕立て屋とともに、悪運や不幸の象徴である一つ目の存在“リーホ”を探しに仕立て屋と森へ向かう。
 印象深い白黒映像と狭い画面比率や、火を使った謎解きなど、民話的な空気感を醸し出しており、不吉な寓話の内部を歩くかのような恐怖をもたらす。
 スラヴ伝承には「静かなリーホを起こすな」ということわざがあり、一つ目の老婆であるリーホ=不運や災厄の象徴とされている。本作は、こうした悪や不幸への恐怖から生まれた伝承存在を探る旅の恐怖が体感できるもの。

『ROUTINE』

無人化した月面基地を探索する一人称SFホラー
【日本ホラーゲーム大賞】ホラークリエイター&ファンが決めるホラーの祭典が投票受付中。"神話伝承・宇宙的恐怖賞”のノミネート作を解説!!
ジャンル:SFサバイバルホラー
リリース:2025年12月4日
開発:Lunar Software
販売:Raw Fury
ハード:PC、Xbox Series X│S、Xbox One

HUDのないSFホラー

 無人の月面コロニー施設内を歩き、端末や機械、装備を使いながら、基地で何が起きたのかを探っていく。
 大きな特徴は、画面上のHUDを極力排し、情報をゲーム内の装置や環境そのものから読み取らせる設計にある。基地の沈黙、古い機械、無人の通路、身体化されたインターフェースが、孤独と不安を積み上げていく。

『Worshippers of Cthulhu』

ルルイエを建造するかのごとく、旧支配者のために町づくり
【日本ホラーゲーム大賞】ホラークリエイター&ファンが決めるホラーの祭典が投票受付中。"神話伝承・宇宙的恐怖賞”のノミネート作を解説!!
ジャンル:クトゥルフ / カルト運営
リリース:2025年5月23日
開発:Crazy Goat Games
販売:Crytivo
ハード:PC

都市運営が狂信を日常化

 クトゥルフ信仰を題材にした都市建設・カルト運営シミュレーション。プレイヤーは信者の集落を作り、労働、資源、儀式、犠牲、狂信を管理しながら、旧支配者の目覚めに向けて社会そのものを組み替えていく。
 クトゥルフ神話ゲームに多い“探索者が狂気に落ちる”構図ではなく、プレイヤー自身がカルトの運営者になり、神話的破局を招く側に立つことに。信者の幸福を管理することは、邪神への奉仕であると同時に、民衆を狂気の深みへと導くものというのが恐ろしい。

投票はこちらから!

投票は、ここで解説した7作以外にも可能。
キミが選びたいホラータイトルがここに含まれていない場合は、自由記入欄に該当作のタイトルを書いて投票しよう!
※他サイトへジャンプします。
投票期間は2026年7月14日(火)正午から、2026年8月4日(火)正午まで

※掲載画像はストアページのもの
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