『サカつく2026』日本代表選手がJ3で無双。J初参戦のレイラック滋賀でJ1の頂点を目指すVer2.0新要素深掘りリプレイ

『サカつく2026』日本代表選手がJ3で無双。J初参戦のレイラック滋賀でJ1の頂点を目指すVer2.0新要素深掘りリプレイ
 セガより2026年1月22日にリリースされたプレイステーション5(PS5)、PS4、PC(Steam/Google Play Games on PC)向けサッカークラブ運営シミュレーション『プロサッカークラブをつくろう!2026』(以下、『サカつく2026』)。
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 サービス開始から約半年、好きなサッカークラブ&所属選手を育成していくというシリーズひさびさの正統派なゲームデザイン、精力的なアップデートなどで好評を博してきた『サカつく2026』が、2026年6月にVer2.0へのアップデートを実施。収録選手のデータが2026-2027仕様になったほか、新たな実在リーグの追加や、サッカー日本代表との提携など、現実のサッカーとリンクした更新が行われている。
 そこで今回は、Ver2.0で追加された要素をなるべく活用する方針でのゲーム序盤のリプレイ記事をお届け。『サカつく』シリーズの伝統的なクラブ運営を楽しみつつ、超強力な☆3選手を軸にお手軽に強豪チームを作っていける、『サカつく2026』ならではのゲーム体験を紹介していく。

J初参戦、レイラック滋賀でJ1昇格を目指す

 『サカつく』を始めるとなれば、最初に行うのはベースとなるクラブ選び。この手の企画だと記事を書いている中の人が応援しているJリーグのクラブ(筆者の場合はジェフ千葉。今年はなんとか踏ん張ってJ1に残留してほしい)、もしくはオリジナルクラブをイチから立ち上げて育てていくのがセオリーだろう。

 しかし“Ver2.0で追加された要素をなるべく活用する”という、緩いながらも一応のテーマを設けたので、ここはVer2.0から『サカつく2026』に収録されることになった、 “レイラック滋賀FC”を選択。J3からトップカテゴリーのJ1を目指すことにした。
『サカつく2026』日本代表選手がJ3で無双。J初参戦のレイラック滋賀でJ1の頂点を目指すVer2.0新要素深掘りリプレイ
レイラック滋賀FC。2025シーズンのJ3・JFL入れ替え戦に勝利し、滋賀県勢初のJリーグ入会を達成。これからの飛躍が楽しみなクラブだ。
 本作の“サカつくモード”はシーズン開始時にガチャで入手したSP選手を2名、ベースにしたチームに加えられるため、これまで無課金でプレイ&ログインボーナスやキャンペーンをこなすうちに溜まっていたGB(だいたい50連分)を“日本代表SP選手スカウト”ガチャに投入。

 するとオランダリーグで得点王を獲得、直近の世界大会でも活躍したFWの上田綺世選手、世界大会には怪我で参加できなかったが、クラブレベルでは世界最高峰のプレミアリーグでコンスタントに活躍し続けるウィンガーの三笘薫選手を獲得することに成功。レイラック滋賀FCの守備陣(DFとDMF)に成長期の選手が多く在籍していることもあり、前線に日本代表のふたりを補強してシーズンに挑むことにした。
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レイラック滋賀FC+日本代表でスタートしたマイクラブ。AMFの人見拓哉選手やDMFのロメロ選手、成長期〜安定期の選手が揃った最終ラインなどは、J3昇格したてのクラブとしてはなかなかのレベル。
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フォーメーション、とくに攻撃時は三笘選手と上田選手が自由に活躍できるようにデザイン。
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成長期の若手は期限付き移籍、ときには三笘&上田が使う特別練習の枠も回してチーム全体の底上げも図ってみた。
 キャンプでの練習やフォーメーション決めを経て、いざリーグ戦が始まると、三笘選手、上田選手の日本人コンビが大爆発。三笘選手は左サイドから3~5人を抜き去るドリブルからのシュート、上田選手は最前線での体を張ったプレイとゴールチャンスを逃さずモノにする決定力を発揮。両者ともにほぼ毎試合で複数得点を決めるパフォーマンスを見せ続け、レイラック滋賀FCに大量の勝ち点をもたらしてくれた。

 そしてSP選手ふたりがある意味予想通りの大暴れをしている裏で、うれしい誤算だったのが元々レイラック滋賀FCに所属していた選手の活躍。とくに攻守両面で存在感を発揮したDMFのロメロ選手、ゴール前〜バイタルエリアのこぼれ球を拾ってゴールを決めるAMFの人見選手は三笘、上田の両選手を抑えてマン・オブ・ザ・マッチに選ばれることも少なくなく、おかげで思っていた以上にチームで勝ち進んでいる感も味わえた。
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三笘選手がいる左サイドはほぼ毎試合制圧。左サイドから持ちこんだボールを上田選手や2列目の選手が押し込む形がレイラック滋賀FCが得点する黄金パターンとなっていた。
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上田選手は投資でのサポーター獲得など、ピッチ外でもチームを助けてくれた。
 しかしシーズンを進めていくと選手層の薄さという、Jリーグ初挑戦の戦力がベースになっているクラブとしてはどうしようもない弱点が露出。

 スタメン、とくに三笘選手の疲労度が35〜40%に達すると得点力が大幅に落ちた。そんな傾向もあって、三笘選手を始めとした主力に疲労が溜まるシーズン前半戦の終盤や、シーズン後半の2月〜3月は引き分けが多発。その影響かJ3優勝はならず、2位でのJ2昇格となった。
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試合と試合の合間にはさまざまなイベントが発生。どのクラブを選んでも発生する汎用イベントではあるが、ライバルクラブとのダービー(レイラック滋賀FCの場合はFC大阪との関西ダービー)や、主力選手が移籍を示唆→サポーターの声で残留を決意といったイベントはテンションが上がる。
 J2で戦うことになった2シーズン目は、左サイドからの崩し一辺倒だったチームの戦術改革、円熟期とはいえ主力だったロメロが引退し、急に心もとなくなったDMFの枠を埋めるべく、SP選手の中からRMFの田中選手、DMFには補強ポイントに合致&個人的に好きな選手の柴崎選手をピックアップ。最終ラインは引き続きレイラック滋賀FCの成長に賭ける布陣に決めた。
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2シーズン目のレイラック滋賀FC。層の薄いポジションにSP選手、円熟期の選手しかいないGKに交渉で獲得した選手を補強している。
 現実で応援しているクラブが17年間さまよっていたため、「昇格したてのクラブのサッカーがいきなりJ2で通用するのか?」と異様な警戒心を持ったまま始まった2シーズン目だったが、レイラック滋賀FC+日本代表のマイクラブには、そんな不安はまったくの杞憂だった。

 疲労度が溜まると引き分けもしくは辛勝になりがちという1シーズン目からの弱点は残ったままだったものの、主力が元気な場合の試合はほぼ圧勝、J2になぜかガンバ大阪、横浜F・マリノスがいるというイレギュラーがあったため、またもやリーグ優勝は逃してしまうが、1シーズン目よりは危なげなく2位でシーズン終了。現実であればこれ以上ない結果で、J1への自動昇格を果たした。
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チームのパフォーマンスは安定していたが、J1を経験したクラブが居並ぶ(昇格クラブとしては)地獄のような状況だったため、勝ち点は伸び悩むことに。だが持ち前の得点力のおかげで、得失点差では圧倒。自動昇格でJ1に上がれた。
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チームを率いる全権監督としては選手の疲労度管理とシーズン途中まで赤字(手持ちの資金が総年俸を下回る)だったことにもハラハラさせられた。スタジアムの増築など、各種施設の充実にも手を回しておきたい。

チームのパフォーマンスが飛躍的に向上、フォーメーションコンボの衝撃

 最短でJ1へと昇格したシーズン3年目は、2年間めぼしい補強がなく、所属選手全員が成長期を終えたDFに、☆3SP選手のイタリア人センターバック、ガッディ選手を加えて 全体のレベルを底上げ。加えていつの間にかガチャで獲得した選手リストにいたオランダ人MF、クラーセン(☆2)を獲得してシーズンをスタートさせた。

 筆者としては、“ガッディ選手の加入で最終ラインが安定、堅実に勝ち点を拾って無事残留”というJ1初昇格クラブっぽいプランを思い描いていた3シーズン目だったのだが、レイラック滋賀FCに大きな変化をもたらしたのは、クラーセンのほうだった。“パサーII”のプレイスタイルを持つクラーセンが加入したことにより、DMFの左側にクラーセン選手、左サイドに“ドリブラーIII”の三笘選手、右サイドに“ドリブラーII”の田中選手を配した3-6-1の布陣を敷くと、フォーメーションコンボ、“ブルー・インパクト’26”の発動が可能に。
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日本代表のSP選手をガチャで獲得すると得られるフォーメーションコンボ、“ブルー・インパクト’26”。現実の日本代表と同じく、ウィングバック(SMF)のパフォーマンスが鍵となる3-6-1となっている。
 このブルー・インパクト’26の効果、“全選手のタックル・マーク、決定力、コンタクトが大幅に上昇する”がかなり強烈で、これまで補強してきたSP選手たちはもちろん、2年間育ててきたレイラック滋賀FCの面々も、J1の選手相手にも競り合いやこぼれ球の奪い合いで優位に立ち、おのおのが存在感を発揮。J3、J2時代よりも順調に勝利を重ねていくという、まさかの展開で3シーズン目は始まった。
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ブルー・インパクト’26で試合に挑むと、攻守両面でルーズボールに素早く反応。ボールの保持率はそこそこでも、試合の流れ自体は支配して危なげなく勝利することが多かった。
 ただ、シーズンを2ヵ月ほど進めると、ちょっとした異変に気付く。LMF(三笘)とRMF(田中)のふたりに、シーズン序盤とは思えない疲労が蓄積しているのだ。どうやらブルー・インパクト’26は、SMF(ウイングバック)に大きな負荷がかかるらしい。

 長所だけでなく弱点になり得る要素も現実の日本代表を再現していることには感心させられたが、クラブチームのリーグ戦がメインの『サカつく2026』でブルー・インパクト’26だけで戦い抜くのは難しいと判断。

 そこで三笘、田中の負担を減らせる4-5-1をふたつめのフォーメーションとして採用。こちらでは地道に育てていたレイラック滋賀FCのDF、とくに期限付き移籍やランダムで発生する汎用イベントのおかげで予想以上に育った両サイドバックがJ1で通用している姿は、ブルー・インパクト’26時のチームとは違った感動があり、試合を見るのが楽しかった。
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疲労対策として採用したセカンドフォーメーション。期限付き移籍を経験させ、その後はスタメン起用してきたレイラック滋賀FCの南選手、北條選手が活躍してくれたので、監督として仕事をした感を味わわせてもらった。
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補強では円熟期の選手しかいない2シャドーの控えとして、移籍交渉で獲った山本選手の存在も大きかった。ガチャで獲得できる選手以外の獲得&育成も、強いチーム作りには欠かせない。
 フォーメーションの使い分けという監督っぽい仕事を行った影響か、3シーズン目は後半戦に入ったあたりにはリーグ首位がレイラック滋賀FCの指定席に。その後はピッチ上ではこれといったトラブルは起きず、終わってみれば過去2シーズンでは成しえなかったリーグ戦優勝、ルヴァンカップ制覇を成し遂げるという、これ以上ない結果でフィニッシュ。

 唯一の懸念事項、シーズン通して持ち金が総年俸を下回っていてヤバいと思いこんでいた資金問題に関しても、J1優勝の賞金でチャラに。現実のJリーグなら厳重注意ものの放漫経営ではあったが、4億円近い黒字でシーズンを締めくくることができた。
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現実で起これば後世まで語り継がれそうな快進撃でJ1制覇まで駆け上がったレイラック滋賀FC。サポーターのテンションも高い。

監督のステップアップも体験

 『サカつく2026』のサカつくモードは、プレイヤーが選んだ国のトップリーグを無事制覇した後も、引き続きクラブを率いて理想のチームを作っていったり、リーグレベルを上げて同じ地域で戦う他クラブを強化、難易度を高めた状態で再びリーグ戦を戦っていくなど、さらに遊べるようになっている。今回はその中から監督=プレイヤーが別のクラブへ移籍し、新たな地域でリーグ戦&カップ戦を戦っていくパターンを紹介して記事を締めくくりたい。
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サカつくモードを継続していくと監督にも経験値が溜まっていき、レベルが上がるとライバル監督との争いを主とした、監督のストーリーが進行していく。
 本作ではJリーグや韓国のKリーグなど、アジアのトップリーグで優勝を果たすと監督の手腕が評価され、南米リーグやヨーロッパの中堅国(ポルトガルやオランダなど)のリーグにステップアップできるのだが、Ver2.0からはここにアメリカとカナダのプロリーグ、MLSへの挑戦も選択肢に加わっている。

 よって4シーズン目は、レイラック滋賀FCからMLSへ移籍することを決意。MLSはキャリア晩年のスター選手が多く在籍しているのが魅力のひとつのリーグなので、「メッシのインテル・マイアミか、吉田麻也がいるLAギャラクシーにでも移籍しようかな……」と思ってMLS30チームの編成を確認したところ、ゲーム開始から3年が経過しているためか引退してしまっていたようだ。

 そこで悩んだ末に指揮しようと決めたのは、ゲーム内時間では2030年になってもいまだに現役でがんばっているソン・フンミン、マーク・デルガドといった、筆者でも知っている有名選手がいるロサンゼルスFCをチョイスした。
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ロサンゼルスFC。所属選手の多くがSP選手の初期値並の能力を備えているMLSの強豪クラブだ。
 移籍するチームを確定させると、“ここまで育ててきた選手を3人まで引き抜いていい”という、思ってもみなかった移籍時の特典が提示される。レイラック滋賀FCにとってはたまったものではないだろうが、ここは自分のステップアップのため三笘、田中、クラーセンをまとめて獲得。“ブルー・インパクト’26でMLSを席巻する”という目標を立てて、ロサンゼルスFCでのリーグ戦に挑んだ。
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前所属の主力を3人引き抜けるというとんでもない特典が用意されていた監督のクラブ移籍。おかげで開幕からブルー・インパクト’26を使って戦えた。
 戦う舞台をJリーグからMLSに移した4シーズン目だったが、試合パートではここで書くことがなくて困るぐらい問題が起こらず、開幕1試合目から連勝が続いて独走状態に。三笘と田中が疲れてブルー・インパクト’26が使いづらくなった際に出場する選手の質が日本時代より高いからか、引き分けで勝ち点を取りこぼすことすら少なくなったのが功を奏したようだ。
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どんなリーグであっても出れば左サイドを切り裂く三笘選手。
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ガチャで獲得できるSP選手でなくても、ソン・フンミン選手のような世界的に有名な選手は、頭ひとつ抜けたパフォーマンスを見せてくれた。
 しかしピッチ上でのパフォーマンスは絶好調だった一方で、クラブ運営では1年中アシスタント(シリーズで言う秘書)から資金難であることを注意されるレベルの貯蓄額でシーズンを進めていくことに。

 この資金難はブルー・インパクト’26だと出番のない選手(SMF適性のないサイドバックやウィンガー)を放出することで最終的に帳尻は合わせたが、そのせいでロサンゼルスFCが持つもともとのよさはあまり体験できなかったかもしれない(目当てのソン・フンミン、デルガドは大活躍だったが)。ベースにするクラブや所属選手に愛着がある場合は、SP選手の数を絞って年俸を抑えるといった、自分なりの縛りを加えて遊ぶといいだろう。
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資金難で精神をすり減らしているであろう秘書の心配をよそに、ピッチ上ではカップ戦の優勝に加えて、MLSならではのリーグ戦→プレーオフも危なげなく勝利。リーグ挑戦1年目で、ロサンゼルスFCに数々の栄光をもたらした。
 以上、ここまで長々と筆者のプレイ体験をもとに『サカつく2026』Ver2.0の遊びかたの一例を紹介してきたが、本作の遊びかたは千差万別。

 最初に選んだクラブをひたすら強化していくのもいいし、育てた選手とともにシングルプレイが基本のサカつくモードから飛び出し、ドリームチームモードで対人戦に明け暮れるのもいい。対CPU、対人戦ともに無課金〜微課金でも長く遊べる作りになっているので、リアルサッカーの盛り上がりからサッカーゲームに興味を持った人、かつての『サカつく』ユーザーなど、幅広いゲーマーに一度は触ってみてほしいタイトルだ。
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