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Switch2値上げの理由はメモリ高騰や為替など中長期的な市場変化。任天堂・古川社長が価格変更の背景を説明

Switch2値上げの理由はメモリ高騰や為替など中長期的な市場変化。任天堂・古川社長が価格変更の背景を説明
 任天堂は2026年5月11日、5月8日に開催された2026年3月期決算説明会(オンライン)の質疑応答を公開。5月25日より価格が変更(値上げ)されるNintendo Switch 2について、代表取締役社長・古川俊太郎氏が背景を説明した。
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値上げの理由は“中長期的な市場環境の変化”

 今回の価格変更について古川社長は、特定の要因によるものではなく、昨今のさまざまな市場環境の変化がグローバルでの事業性に中長期的な影響を与えると考えたためだと説明した。具体的には、以下のような要因が中長期にわたり続くと見込んでいる。

  • メモリを中心とした部材価格の高騰
  • 為替
  • 石油価格の動向

 仮にコスト上昇が短期的なものであれば、生産の効率化などの企業努力によって価格を維持し、普及拡大を目指す選択肢もあったという。しかし、これらの市場環境の変化は長引く見通しであり、価格を維持した場合はハードウェアの採算性が著しく悪化し、事業運営に影響を及ぼす可能性があると判断したとのことだ。

 ゲーム専用機ビジネスを持続的に成長させるため、健全な収益構造を維持する必要があるとして、「コストの一部を販売価格に転嫁することにした」と難しい判断であったことを明かした。

 なお、当期の原価への影響として、現時点での販売計画や調達状況などを踏まえ、メモリを中心とする部材価格の上昇と関税措置を合わせて約1000億円を見込んでいる。

 また、地域によって価格変更の幅が異なる理由については、市場環境の変化から受ける影響の度合いが地域ごとに異なるためだと説明している。

販売への影響と今後の展開

 値上げが販売の勢いに与える影響について問われると、古川社長は「購入を検討される際のハードルを一定程度上げることになる」とコメントした。

 そのうえで、ゲームビジネスにおいてもっとも重要なのは「価格以上の価値を感じていただける魅力的な遊びを提供すること」であると強調。今後も任天堂やソフトメーカーから発売される予定のさまざまなタイトルを、Nintendo Switch 2ならではの新しい体験とともに伝えることで、普及拡大を目指す姿勢を示した。

変更(値上げ)後の価格一覧

Nintendo Switch 2(2026年5月25日から)

  • Nintendo Switch 2 日本語・国内専用:49980円 → 59980円
※“Nintendo Switch 2 多言語対応”の価格は69980円[税込]のまま変更はない。

Nintendo Switch(2026年5月25日から)

  • Nintendo Switch(有機ELモデル):37980円 → 47980円
  • Nintendo Switch:32978円 → 43980円
  • Nintendo Switch Lite:21978円 → 29980円

Nintendo Switch Online(2026年7月1日から)

  • 個人プラン(1ヵ月):306円 → 400円
  • 個人プラン(3ヵ月):815円 → 1000円
  • 個人プラン(12ヵ月):2400円 → 3000円
  • ファミリープラン(12ヵ月):4500円 → 5800円

Nintendo Switch Online+追加パック(2026年7月1日から)

  • 個人プラン(12ヵ月):4900円 → 5900円
  • ファミリープラン(12ヵ月):8900円 → 9900円

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