画面に映る場所ならどこへでも行ける世界に驚かされた

『XenobladeX』(ゼノブレイドクロス)は、任天堂から発売されたRPG。開発はもちろん“ゼノシリーズ”で知られるモノリスソフトが手掛けた。一部のシステム面は前作『ゼノブレイド』の流れを汲んではいるが、ストーリーの直接的なつながりはなく独立したタイトルとなっている。あまりの自由度の高さに賛否両論、当時大いに注目を集めたことが印象に残っている人も多いのでは?
ゲームの舞台となるのは、異星文明どうしの戦いに巻き込まれて地球を脱した人々が不時着をした“惑星ミラ”。プレイヤーは墜落した脱出ポッドの中で眠っていた生存者となり、惑星の開拓を進めながら追手の異星人と戦っていくことになる。


何と言ってもすごかったのは、シームレスでつながっている広大なフィールド。惑星ミラが丸ごとオープンワールドの世界として作り上げられていて、陸地面積は前作の約5倍となる400平方キロメートルにもおよぶのだとか。グラフィックもHDとなり格段に美しくなっているため、その絶景には思わずため息をついた人も大勢いただろう。
『ゼノブレイド』も高低差のあるフィールドが見どころのひとつだったが、本作の出来栄えはそれ以上。“ドール”と呼ばれる人型ロボット兵器に搭乗すれば空中を飛行できるようにもなるので、それはもう気分爽快だった。どこへでも飛んでいけるだけでなく、倒せなかった強敵に対抗できるようになるところも熱い。当然ながらドールの装備やカラーリングも自由にカスタマイズできたので、セットアップに夢中になった人もいたはずだ。


フィールド上にはトレジャーボックスや手強い原生生物など、たくさんのイベントが仕込まれていて、それらを探索して見つけていくのも楽しみのひとつ。クエスト数的にも半端ではないボリューム感で、やり込み好きなら1000時間以上プレイしてもおかしくない。
ゆるくつながれるように設計されたネットワークを活用した要素も風変わり。直接的なやり取りはしないが、フィールド上にほかプレイヤーキャラが姿を見せたりするなど、“同じゲームで遊んでいる人がいる”ことが感じられる仕組みになっている。一時的に仲間としてスカウトも可能で、双方にメリットがあるなんてシステムも存在。“スコード”と呼ばれる最大32人の部隊に加入し、メンバーとしてリポートを提出することでプレイヤー間でさまざまな情報を共有できるという、ユニークな仕組みもあった。


2020年にはリマスター版の『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』がNintendo Switchで発売。今年(2026年)2月19日には、Nintendo Switch 2向けに『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション Nintendo Switch 2 Edition』が配信された(※パッケージ版は4月16日に発売)。




















