- かわいげのある見た目と対抗手段により、ホラー嫌いでも楽しめる
- 敵の豊富で多様な特性を理解し、攻略法を考えるのが楽しい
- アイテムの長所と短所が表裏一体になっている仕様も秀逸
エムエス西本がオススメするゲーム
R.E.P.O.
- プラットフォーム:PC(Steam)
- 発売日:2025年2月26日
- 発売元:semiwork
- 価格:1200円[税込]
敵の攻略と自身の強化……ふたつの要素が私をトリコにする……!
本作を簡単に説明すると、マップ内を徘徊する敵を避けつつ、点在する換金アイテムを規定金額まで集める探索パートと、集めたお金でアイテムを購入し強化する買い物パートを交互にくり返し、強化した能力で高難度のマップを攻略するという内容。最大6人で遊べるハクスラチックなアクションゲームだ。“敵の攻略”と“強化”が絶妙なバランスで噛み合い、妙な中毒性を持つ。

敵には視覚と聴覚があり、敵ごとに視野の広さと、足音やゲーム内ボイスチャットを聞き取る力が異なる。さらに特定条件下でのみ敵意を向けてくるものなども存在し、敵の個性は豊かでじつに攻略のしがいがある。だが、高難度のマップでは敵の数が増えるため、組み合わせ次第では詰みかねない。
そこで重要なのが、買い物パートの強化要素。購入可能なアイテムには、銃火器や剣などの武器と、筋力や移動速度などを向上させる強化アイテムが存在する。とくに武器は戦略が増えるだけでなく、ホラー要素が苦手な筆者にとっては欠かせないものだった。多少かわいげはあるものの、本作のデザインと雰囲気はホラーチック。武器のおかげで、恐怖におびえるだけでなく敵に対抗できるため、心理的負担も減少した。
さらに彩度を少し上げると、暗さによる恐怖感は薄れつつも、いつ会敵するかわからない緊張感は失われず、ほどよい塩梅で遊べたので、ホラーが苦手な人には彩度調整をオススメしたい。

……少し話が逸れたが、アイテムの仕様も秀逸だった。武器には使用回数制限があり、使用不可になった際は開始地点まで戻って回復する必要がある。そのあいだは無防備になるうえ、敵も時間経過で復活するので、敵を全滅させるのは得策ではない。倒す敵に優先順位をつけたり、やり過ごしたりする必要があるのだ。
さらに攻撃は味方や換金アイテムにも当たるため、すべてを破壊する恐れもある。一方、強化アイテムは力をうまく制御しないと危険。向上した移動速度を制御できずに奈落に落ちる……なんてことも。

ゲームシステムを理解すれば、不注意によるミスは減っていき、友人と雑談しながら軽~く遊べるようになる。が、慣れたころに不意の接敵や操作ミスといったトラブルで全滅し、ゲームオーバーに直行することも。そこで「こうすれば、もっとうまく行けたのに」と考えてリスタートしたら、あなたはもうこのゲームのトリコ。私のように寝ても覚めても『R.E.P.O.』のことしか考えられなくなるだろう……。
Writer:エムエス西本
YouTubeの動画を見ながら、ゲームをすることにハマっている編集者。昨年は『R.E.P.O.』をやりながら、『R.E.P.O.』のゲーム実況を見るという、曲芸じみたこともやっていた。



















