
こんにちは! 第3回目の連載になりました。前回まではいま開発しているゲームに関する話をメインでしていましたが、今回はゲーム会社に入社するまでのことと、入社してからの話をしようと思います。
自分は小さい頃から、ゲームで遊ぶこととプログラムで何かを動かすことが好きだったので、将来はゲームプログラマになりたいと思っていました。とはいっても、小さい頃からゲームを作っていたわけではなく、パソコンで掲示板やチャットを作ったり、日付を入力すると曜日を出すプログラムを作ったりと、ゲームとは関係ないものを作っていました。ゲームの作り方がまったく想像できませんでしたし、絵を描くのが苦手な自分にはゲームを作るハードルがかなり高く感じられていました。
大学生になってから初めてゲームを作ったのですが、丸と四角だけでブロック崩しを作ってみて、実際に動いたときはとても嬉しかったのをいまでも覚えています。それから何度かゲームを作ってみて、もっといろんな経験を積んでみたいと思い、ゲーム会社へのインターンやゲームジャムなどにたくさん参加しました。インターンやゲームジャムでは初対面の人と即席でチームを組んで、短期間で企画を立ててゲームを作っていました。チーム制作の経験がまったくない自分にとってはとてもいい経験になり、他人と一つのものを作る難しさや、逆に自分が得意なことを見つけるきっかけにもなりました。
「ゲーム会社に入るにあたって資格は取りましたか?」と聞かれることもあるんですが、自分は資格をまったく持っていませんでした。その代わり、インターンやゲームジャムに加えて、競技プログラミングやハッカソンと呼ばれるものにも参加していたので、それらの経験をもって就活に臨みました。2014年から2015年ごろにはゲーム実況で動画投稿もしていました。ただ、なかなか両方を同時にやるのは難しく、何も説明しないまま投稿頻度がめちゃくちゃ落ちていた時期でもありました……!
どのやりかたが正解というわけでもないと思うんですが、自分は昔から思い立ったらまずやってみることが多いタイプです。もちろん最初からすんなりうまくいっていたわけではなく、回数を重ねながら少しずつ慣れていった感覚があります。
いざ入社してみると、思っていた以上に難しいことばかりでした。同期や先輩のレベルが高くて、自分は技術的な面でなかなか自信を持てず、最初の頃はずっと手探りだったように思います。入社してから3〜4年は家に帰ってから勉強するような日が続き、周りに置いていかれないようにと必死でした。先輩社員の方に、自分の書いたコードをきびしめに指導していただいたこともあります。
ただ、仕事を続けるなかで少しずつ、ゲーム開発における自分の得意なことが見えてきました。たとえば仕様について相談を受けたときに、そのまま作ろうとするとかなりたいへんそうだとか、ゲームとして不都合が出そうだったりする場合は、やりたいことはそのままにしつつもう少しシンプルな形にできないかを考えることがありました。また、「こういうことをしたいけれど、どう進めたらいいかわからない」という相談に対しても、相手が本当にやりたいことを整理しながら、進めやすいやりかたをいっしょに考えることもありました。そういうやりとりを重ねるうちに、他職種の方とコミュニケーションを取りながら連携して進めることや、プロジェクトの進め方や内容について疑問を持って提案すること、ゲームをもっとおもしろくするための視点を出すことなど、プログラマといってもコードを書くことだけが全てではないんだと感じるようになりました。メンバーといっしょにチームで協力する意識を持つようになってから、自分なりの仕事の仕方が少しずつ身についてきた感覚があります。
今回は入社するまでと入社してからの話を書いてみましたが、書いた内容は良い話ばかりで、実際はたいへんだったことももちろんたくさんあります(笑)。今回はその中でも比較的書きやすい話を中心にしてみたので、「こんな経験もしてきたんだな」くらいに読んでいただけたら嬉しいです。いつかそういう話も書ければいいなあ。
いまは会社を辞めてインディーゲームを開発していますが、チームの規模や自分の役割は違っても、会社員時代の経験は活きていますし、逆にいま新しく経験していることから学ぶこともたくさんあります。まだまだ至らない部分もたくさんありますが、新たな挑戦をしつつ、また経験を積んでいければと思います!









【Amazon.co.jp限定】特典 アクリルタンブラー&ファスナー付きショッピングバッグ 同梱](https://m.media-amazon.com/images/I/51ESoAYhzHL._SL160_.jpg)









