欠勤が続いて職場から解雇された主人公フィオナが、心機一転しようと移住した島で、悪夢的な世界“ネバーウェイ”に少しずつ侵食されていく……Coldblood Inc.による『Neverway』は、そんなダウナーでホラーなインディーRPGだ。 そんな本作のNintendo Switch/PC版の配信時期が、2026年10月となることが発表。そして日本語ローカライズ付きのPC版プロローグデモが配信開始された。本誌ではひと足先にデモをプレイしたので、そのインプレッションを紹介しよう。
エグい色合いのグラフィックもディープなサウンドもかなり良さげ
さて本作、プレイスタイルとしては2Dのドット絵アクションゲーム風なんだけども、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』のアクションに『MOTHER3』のカットシーン演出などにインスパイアされつつ、そこに『Stardew Valley』の採集・クラフト要素やロマンス要素などを取り込んだという感じだ。
でもゲームのテイストはそれらのゲームとは全然違ってて、あえて大雑把に形容すると“ダウナーお姉さんの暗黒Stardew Valley”という感じ。会社や周囲の人々からのメールも返さずにダラダラとバスタブに沈んだフィオナが、5年後どうなってるかをぼんやり夢想するオープニングから、鬱々と淀んでいる。


ステータス画面から漂ってくるだめそう感。でもアモアスTシャツかわいい。
プロローグ版デモの前半はフィオナが移住するあたりまでの最序盤をプレイするのだが、サイコロジカル(心理)ホラーとしての不穏な描写もすでにちらほら。盛大なグリッチ(バグ)表現が入ってきたり、一瞬“なにか”の姿が見えてヒヤッとさせられたり。サウンドもディープだし、デカめのドット絵によるカットイン演出なんかもあって、めちゃくちゃ凝っている。
ちなみに、絶妙に淡く沈んだ色合いのグラフィックは名作インディーアクション『Celeste』のドット絵を手掛けたPedro Medeiros氏によるもので、ローファイにヨレたドローンまみれのサウンドを手掛けるのは『Hyper Light Drifter』や『FEZ』のコンポーザーであるDisasterpeace。どちらもさすがの仕事すぎる。

私物引き取りのために久しぶりに出社して、顔見知りにすらウソついちゃう感じね。ってかシーンごとに変わる色使いがヤバすぎ

あっなんか駄目な感じのものが見えてるような見えてないような。
デモの後半は打って変わって、“コンピュータープログラムによるシミュレーション”という体裁で、戦闘や採集・クラフトなどの基本的な要素を体験可能。そして謎すぎる急激な展開で幕を閉じるのだが、実際にこれらの要素が村での生活サイクルにどう関わってくるのか今から楽しみだ。

戦闘は昔の2Dゼルダっぽい感じ。ボタンの反応も良さげ。

よーく探すと釣りなんかもできたりする。

海外公式スクリーンショットより、NPCとの関係具合を確認できる画面(ロマンスも可能)。立ち絵入るのいいですねぇ。

デモでは釣りと木材の採集ぐらいだったけど、本編では農業要素もあるっぽい。