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つい先日、『Pokémon Champions』(『ポケモンチャンピオンズ』)配信前 先行体験会が行われ、新たな情報も公開された。その模様をお届けしていこう。
“生まれつきの強さ”と“PP”に大幅な変更
結論から言えば、生まれつきの強さ(ユーザー間では俗に個体値と呼ばれることが多い)は廃止された。これは質疑応答にて明確に回答があった。もう少し詳しく言えば、全ポケモンのすべてのステータスが従来で言う“さいこう”の値となっている。
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筆者が確認した限りではPPは8、12、16、20の4通りがあった。トレーニングで技を覚えた瞬間からこの数値なので、おそらくポイントアップなどのPPを増やすための道具が本作にはない代わりにデフォルトの数値をすべて調整したのだと思われる(あくまでも予想)。
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ただ上記はあくまで傾向であり、すべてがそうというわけではなさそうだ。たとえば“まもる”は従来PP10の技だが、本作では8に減らされているのが確認できた。
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イベント前半で行われたスペシャルゲストによるエキシビションマッチ(詳細は後述)内で、メガユキメノコがゆきふらしからのふぶきをメガカイリューに決めるものの、マルチスケイルのダメージ軽減効果でギリギリ耐えるという場面があった。
メガカイリューはカイリューより耐久面のステータスがしっかり上がっているぶん、マルチスケイル込みで攻撃を耐えられる範囲が広がっていそう。テラスタルが使えないレギュレーションではちょうばつぐんのこおりタイプによる攻撃を受けやすくなるという意味でも安心感のある特性だ。
メガユキメノコは、現在判明している特性ゆきふらしを持つポケモンの中では特攻も素早さももっとも高いポケモンになる。やや心配だった物理面の耐久も、天気“雪”の効果でこおりタイプのポケモンは防御が1.5倍になることで克服できていそうだ。
天気が雪のときはふぶきが必ず命中する効果も相まって、かなり頼もしいポケモンになった印象だ。
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「ポケモンバトルをすべての人へ」本気で届けるためのこだわり
バトルをする際に真っ先に目に留まったのが、見せ合い画面で相手のポケモンのタイプが表示されていること。まだポケモンのタイプを覚えきれていない初心者に配慮したものだろう。
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“分かりやすさ”に主眼を置いたシステムはほかにもたくさん確認できた。とくにそれを感じたのは、技の説明欄だ。従来と変わったところがいくつかある。
ひとつは対戦における効果のみを詳しく伝えるようになったこと。たとえば“ドラゴンダイブ”の説明は『ポケモン スカーレット・バイオレット』だと「すさまじい 殺気で 威圧しながら 体当たりする。相手を ひるませることが ある。」となっている。
『Pokémon Champions』では、こうだ。「20%の確率で相手をひるませる。ちいさくなる状態の相手には威力が2倍になり必ず命中する。」
ちなみにドラゴンダイブの効果自体に変更はない。あくまでも表記が変わっただけ。従来はRPGとしてポケモンがどのように攻撃するか、世界観を重視する描写が入っていたが、『Pokémon Champions』では対戦に必要な情報を余さず詰め込んでいる。
説明文以外にも分類、威力、命中に加えて新たに技の効果範囲が記されるようになり、さらには“回復”、“パンチ”、“弾”、“風”、“音”、“波動”などなど、技のカテゴリも明記されるようになった。
さらにさらに、技の優先度(※)まで記載されている。これまでポケモンバトルにはゲーム中では確認できない細かな仕様がとにかくたくさんあった。筆者も含め熱量のあるプレイヤーにとっては自分で調べることも楽しさのうちだったが、多くのポケモンファンにとって「おもしろそうだけど、自分は手を出せないな」と諦めるハードルになっていたことも事実だろう。
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ポケモンの育成がこれまでの比にならないほど楽になっているのもその代表例だ。能力ポイントはゲージを動かすだけで自由にステータスを調整でき、わざマシンや専用の道具を別途集めなくても能力補正も特性も技も手軽に選べる。
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体験会では1戦するごとにスカウト&トレーニングの時間が設けられていたのだが、進行の都合上5~10分程度で終えなければならなかった。
それでもほとんどの参加者が新たに複数のポケモンを育成し終えてチームに加えるところまでできていたし、6匹すべて新しくスカウトしたポケモンでチームを組めている人もいた。このスピード感は革命的だと思う。
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長州vs武藤のエキシビションマッチ、メガカイリューVSメガユキメノコのアツい試合
ポケモンの日本一を決める大会「ポケモンジャパンチャンピオンシップス」でもMCを務めるなど、ポケモン大好き姉妹の武藤十夢さんと武藤小麟さんが揃って登場。リング上で本家へのリスペクトを込めた“武藤ポーズ”をバッチリ決めて見せた。
会場こそ長州さんのホームではあるものの、ポケモンバトルの知見は武藤姉妹側に圧倒的有利がつきそうなマッチアップ。しかし長州さんも最近お孫さんからポケモンを教えてもらっていると自信たっぷり。
武藤姉妹は小麟さんがプレイヤー、十夢さんがセコンドにつくような形でさっそくバトルがスタート。長州さんはガオガエン、小麟さんはガブリアスを先発にくり出した。
さっそくプロレスラーらしさのあるポケモンが登場。さらにガオガエンが“DDラリアット”を使うと会場は大いに盛り上がる。負けじと小麟さんも“ステルスロック”展開から“じしん”でガオガエンを倒し、先に有利を握った。
その後は順々に互いのポケモンが倒れてラストのポケモンどうしの対決に。長州さん側はユキメノコ、小麟さんさんはカイリューをそれぞれくり出し、メガシンカを選択。ここで、メガユキメノコの特性が発動! “ゆきふらし”で天気が雪状態になる。
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カイリューもメガシンカをするが、先に行動するのはメガユキメノコ。雪状態の効果で必中になったふぶきがメガカイリューに直撃するものの、メガカイリューはなんとこれをギリギリ耐える。
効果ちょうばつぐんの4倍ダメージを受けたはずが倒れないそのわけは……? メガカイリューの特性“マルチスケイル”の効果でダメージを半減したため、実質2倍のダメージで済んだようだ。
最後はメガカイリューのかえんほうしゃでメガユキメノコがひんしになり、小麟さんの勝利となった。
おまけ
『Pokémon Champions』は両側のハードルを大きく下げてくれる。昨夜、リリース日が発表されるやいなや、半ば衝動的に友人たちと通話を繋いで「いっしょにやろう」と誘った。反応は良好。何人をこちら側に引き込めるか、楽しみだ。
ここからはめぼしい情報もなく、ほぼ日記のようなコラムが始まるので遠慮なくページを閉じていただければと思う。
……さて、人払いも済んだところで、なるべく触れたくなかった恥ずかしい話を最後に埋め込んでおくこととする。
体験会では一部のメディアが特別にリング上でのポケモンバトルを体験できることとなっていた。ありがたいことに筆者もその機会に恵まれ、人生初のリングインを果たした。
対戦の様子は巨大なモニターに映し出されるうえ、リングアナウンサーさんがバチクソかっこいいメディア紹介のコールをしてくれたり、MCが試合の実況をしてくれたりと豪華な演出付きでポケモンバトルをさせてもらえた。
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その驕りが表情に出ていたのか「あの人! 取材陣みたいな顔をしていますけど、世界大会の公式解説者ですよ!」とMCの篠原アナウンサーがイジって盛り上げようとしてくれる。彼自身も『ポケモンユナイト』部門で実況を任されている公式キャスターのひとりだ。アツい男なので、配信中によく服を脱ぐことで知られる。ちなみにこの日も脱いでいた。#篠原脱げ
なお会場には基本的に真面目にお仕事中の取材陣しかいないので、僕らが公式キャスターであることも篠原アナが脱いでいることも誰も関心がない。そんな状況で友情のイジりをしてくれた彼のためにも勝たねばならない。
そう決意した5分後には、僕はリングに沈められていた。相手のバンギラスが特性“すなおこし”で起こしたすなあらしの影響で僕のメガカイリューは“マルチスケイル”を発動できなくなり、最後はメガユキメノコの“ふぶき”で試合を決められてしまった。
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このリベンジはいつか果たさねばならない。つぎまた後楽園ホールのリング上でポケモンバトルができるその日まで、『Pokémon Champions』で腕を磨き続けます。







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