熱き男たちの奇跡を描くアクションアドベンチャー
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本作はシリーズ4作目となるアクションアドベンチャー。『龍が如く3』の物語から1年後となる2010年の神室町がメインの舞台で、とある発砲事件と謎の⼥リリの登場をきっかけに、熱い魂を持つ男たちが結束、巨悪に挑むという重厚なストー リーだ。それまでのシリーズが“堂島の龍”桐生一馬ひとりを主人公に据えた作品だったのに対し、本作は桐生、金融屋の秋山駿、脱獄囚の冴島大河、刑事の谷村正義の4人によるオムニバス形式の物語となった。
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ゲーム開始時のエピソードは、本作が初登場となる秋山が主人公。社長を務めるスカイファイナンスではだらだらとして従業員の花に叱られる頼りない秋山だが、ここぞという場面では極道相手でも一歩も引かない胆力とすご味を見せる。そのギャップもさることながら、山寺宏一さんの真に迫る演技がキャラクターの魅力を引き出している要因だろう。
そんな秋山が極道の争いに首を突っ込んでいると、前述の発砲事件に巻き込まれてしまう。困惑する秋山の前に現れるのが、神室署の“ダニ”と呼ばれる谷村だ。谷村はギャンブル好きの汚職刑事で、勤務態度もすこぶる悪い。だが、彼が街をぶらついているのには、自身と同じ境遇の孤児たちへの支援と、義父の死の原因の解明という理由があった。一見、不真面目なようでいて、ひたすら真相を追い続ける谷村の姿に強い執念を感じた。
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東城会の中心人物として知られる冴島も、本作が初登場となる。彼の異名ともなっている“極道18人殺し”事件、移送先の沖縄第弐刑務所からの脱獄、兄弟分で『龍が如く8外伝 パイレーツ イン ハワイ』の主人公でもある真島吾朗との因縁もあり、冴島の物語は波乱含み! ムービーシーンが始まるだけで、つぎは何が起きるのかとハラハラさせられた。
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真打ちとなる伝説の元極道・桐生は、沖縄で養護施設の“アサガオ”を運営。澤村遥たちと暮らしているが、『3』で敵対していた浜崎豪が施設に現れたことが引き金となり、神室町へ舞い戻ることに。『龍が如く』シリーズ好きの筆者は桐生が神室町を闊歩するだけでワクワクしてしまうのだが、穏やかな日々を望みつつもさまざまなしがらみにより激動の人生を歩まざるを得ない彼の心境を推し量ると、何とも言えない気持ちにもなる。
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それぞれ立場が異なり、互いに顔も知らない4人の男たち。彼らは欲望渦巻く神室町を駆けずり回り、いつしかひとつの真実へとたどり着くのだが、それぞれのドラマがどう結びつき、どのように終息していくのかも本作の見どころだ。手に汗握る展開をいくつも越え、主人公たちが一堂に会して団結するシーンでは、思わず胸が高鳴ってしまった。
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主人公たち各人各様の戦闘スタイルが楽しめるのも本作の魅力。桐生は豪快なケンカ技から古牧流武術まで幅広い戦い方で敵を圧倒し、秋山は足技を中心とした隙のない連撃をくり出す。冴島はパワーを活かした打撃やチャージ技が得意で、谷村はというと“捌き技”で敵の攻撃を受け流して戦う。シリーズ同様に“能力強化”の要素も搭載されており、それぞれの戦闘スタイルを極めていくことで個性豊かなケンカバトルをさらに特化させることができた。
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ちなみに、神室町には足場でつながった屋上や地下エリア、路地裏の亜細亜街が追加され、見慣れたマップに新たな発見が散りばめられていた。街のプレイスポットであるキャバクラの存在も“龍が如く”には欠かせないが、本作ではシリーズ初となる“キャバクラ嬢オーディション”を開催。合格者7名が作中に登場しただけでなく、東京ゲームショウ2009のセガブースのステージにも登壇し、来場者の度肝を抜いた。
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変化を遂げ、さらに魅⼒的になった神室町にも、引き続き元刑事で桐生の友でもある伊達真、スターダストのユウヤ 、古武術の道場を開く古牧、武器屋の上⼭といったおなじみのキャラクターが登場する。彼らと会話するたびに、シリーズファンはまるで旧友に再会したような懐かしさを感じたことだろう。
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2019年1月17日にはプレイステーション4(PS4)用のHDリマスター版が、2021年1月28日にはXbox One、PC(Steam、Microsoft Store)用のHDリマスター版が『Yakuza 4 Remastered』というタイトルでリリースされている(※)。なお、Xbox OneとPCのHDリマスター版の発売日には『龍が如く3』、『4』、『5』のHDリマスター版がセットになった『The Yakuza Remastered Collection』も同時に配信された。
画面写真はPS4版『龍が如く4 伝説を継ぐもの』のものです。


















