1億6000万台以上を販売した脅威のハード
PS2は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(当時)から発売された据え置き型ゲーム機。長いゲーム史上でもっとも売れた据え置き型ゲーム機として知られており、全世界での販売台数は1億6000万台以上を誇る(SIE公式サイト“ハードウェア全世界累計販売台数”)。PS2最後のソフトである『ファイナルファンタジーXI アドゥリンの魔境』(2013年3月27日発売)が発売されるまで約13年にわたって活躍した。
チャコールブラックで長方形の本体は、横置きに加えて縦置きも可能になって収納時の利便性がアップ。この際、ディスクトレイに付いているPSマーク(プレイステーションファミリーマーク)を任意に回転させることで、縦置きにしてもマークが横向きにならないようにできる。SNSなどでたびたび話題になるので、それを見て知ったという人も多いんじゃないかな。それ以上の意味はとくにないのだが、洒落た小技として発売当時も話題になったと筆者は記憶している。ちなみに、PS3も初期型はマークが回転式になっている。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/67409/a74e1ecfd9d5df12215cd5a775b94ad84.jpg?x=767)
本体性能はもちろん当時の最先端。前世代に当たる初代プレイステーションを遥かに凌駕するスペックで、ゲームファン的視点ではとくにグラフィック面での進化が顕著だった。初代PSに続いてPS2でも『リッジレーサー』シリーズがローンチタイトルとして登場したが、筆者などはその進化に感動。以降も『鬼武者』や『ICO』、『グランツーリスモ4』、『ファイナルファンタジー』シリーズなど、年代が進むに連れてグラフィックも洗練され、より美しくなっていった。後方互換性があってプレイステーション用ソフトを起動できた点もうれしいポイントだった。
PS2が世界的に売れたのは、“DVD再生機能”が付いていたことも理由のひとつ。若い世代には信じられないかもしれないが、当時はDVDプレーヤーがかなり高価なマシンだった。PS2は39800円と決して安くはなかったのだが、それでもDVDプレーヤーとして見るとけっこう破格。それゆえに、PS2は“ゲームも遊べる安価なDVDプレーヤー”として一般層にもヒットしたというわけだ。しかも、DVD自体の普及も一気に進んだのだからすさまじい。
筆者もPS2を買ってから、映像ソフトをレーザーディスクからDVDに切り替えていった覚えがある。実家に眠る大量のレーザーディスクを有償でいいから、DVDかBlu-rayに交換してほしいところだ……。
2004年11月には、軽量・薄型化されたSCPH-70000系のPS2が登場。重量は半分以下になり、見た目がめちゃくちゃ小さくなって注目を集めた。本体のマイナーチェンジと同時に本体カラーも徐々に多彩になっていき、部屋の雰囲気に合わせたものが選べるようになったのがありがたかった。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/67409/c4a9e40764e6fc45e36311172db9605f6.jpg?x=767)














