Xbox事業を長年率いてきたゲーム部門CEOのフィル・スペンサー氏が退任へ。Xbox部門の現代表サラ・ボンド氏も退職

Xbox事業を長年率いてきたゲーム部門CEOのフィル・スペンサー氏が退任へ。Xbox部門の現代表サラ・ボンド氏も退職
 マイクロソフトで長年Xbox事業を率いてきたゲーム部門のCEO、フィル・スペンサー氏が退任することが発表された。同氏の下でXbox部門の現代表を務めていたサラ・ボンド氏もマイクロソフトを離れる。

 ゲーム部門の新たなトップには、Core AI部門のプレジデントだったアシャ・シャルマ氏が就任する予定。同氏はMetaのバイスプレジデント、買い物代行サービスのInstacartの最高執行責任者(COO)などを経て2024年に入社。マイクロソフトのサティア・ナデラCEO兼会長は新体制発表にあたってのメッセージで、シャルマ氏のグローバルな事業運営経験を評価し、ゲーム事業を次の成長期に導く存在としている。

 体制移行については、昨年秋にスペンサー氏がナデラCEOに退職の意向を打ち明け、後任の準備を進めてきたという。フィル・スペンサー氏は夏のあいだはアドバイザーとして移行を支える一方、Xbox Game Studiosのトップだったマット・ブーティ氏が引き続きマイクロソフトに残り、エグゼクティブバイスプレジデント兼チーフコンテンツオフィサーとしてシャルマ氏をサポートしていくとのこと。

 シャルマ氏は就任のメッセージの中で、“素晴らしいゲーム”(great games)、“Xboxの原点回帰”(the return of Xbox)、“遊びの未来”(future of play)の3つのキーワードを軸に意欲を語っている。

 なおシャルマ氏が元AI畑ということでゲーム開発への影響を心配する人もいるかと思うが、その点については“AI Slop”という粗製乱造されるAIコンテンツを揶揄する際の俗語をあえて使いつつ、「短期的な効率性だけを追い求めたり、魂のないAI Slopでエコシステムを飽和させるようなことはしません。ゲームは人と革新的な技術によって作られるアートであり、これからもそうあり続けます」という趣旨の宣言をしている。
広告
共通パーツ画像
この記事を共有

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

週刊ファミ通最新刊
週刊ファミ通表紙
購入する
ebtenamazon
電子版を購入
bookWalker