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『Kiln』ろくろを回して陶器を作り、水をぶちまけて敵陣の窯の火を消せ! 芸術的センスが試される陶芸マルチ対戦ゲームが2026年春リリース

『Kiln』ろくろを回して陶器を作り、水をぶちまけて敵陣の窯の火を消せ! 芸術的センスが試される陶芸マルチ対戦ゲームが2026年春リリース
 Xboxプラットフォーム向けに発売予定の新作ゲームの情報を公開する配信“Developer_Direct 2026”が2026年1月23日午前3時から放送。同配信にてDouble Fine Productionsの新作『Kiln』が2026年春に発売予定であると発表された。プラットフォームはXbox Series X|S、Xbox on PC、Xbox Cloud Gaming、PS5、Steam。Xbox Game Pass Ultimateのライブラリに追加され、Xbox Play Anywhereにも対応する。

 本作はマルチプレイヤーによるパーティーバトルゲーム。操作するのは自分で作った陶器だ。陶芸の要領でろくろを回し、粘土の形を整えていく。粘土の量は小・中・大の3種類。小さければスピードに優れ、大きければ耐久力が高く、中型ならバランス型。形は8種類が用意される。

 陶器のキャラクターは自身に水を入れて敵陣に運び、窯に水をかけるのがゲーム内での目的となる。各キャラはスペシャルアタック、通常攻撃、空中攻撃を備えている。スペシャルアタックは24種類あり、それぞれの形状に合わせて選択されるという。たとえば、コップ型ならポップコーンを打ち出す範囲攻撃、巨大な筒状ならハンマーになって敵を粉砕可能だ。
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[IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE]※画像は配信番組をキャプチャーしたものです。※以下、Xbox Wire Japanの内容を引用。

創造と破壊: Double Fineの『Kiln』はいかに陶芸と乱闘を組み合わせた体験を生み出したか

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概要
  • 陶芸の要素が盛り込まれたチーム パーティー ブローラー『Kiln』のプロジェクト リード デレック ブランド氏 (Derek Brand) に話を伺い、この Double Fine の最新タイトルに迫ります。
  • 「The Wedge」で自分だけのキャラクターを粘土から生み出し、神話にインスピレーションを受けた古代風のマップで戦いの火ぶたを切りましょう。
  • 『Kiln』は 2026 年春に Xbox Series X|S、Xbox on PC、Xbox Cloud Gaming、PlayStation 5、Steam に向けて発売を予定しています。Xbox Game Pass Ultimate のライブラリに追加され、Xbox Play Anywhere にも対応します。
ゲームを徐々に形成していく過程は、粘土の塊から陶器を創り上げていくプロセスにとても似ています。出来上がりまでの過程の間、作った陶器が形を保てるように、そしてビジョンが揺らがないように機敏でなければなりませんし、どちらのプロセスにも膨大な忍耐力が求められ、一つの間違いで全てを失うこともあります。しかし、根気の良さ、創造力、そして努力さえ足りていれば、炉から焼成を経た美しいアートが出現するものなのです。

「Developer_Direct」で発表された『Kiln』は、そんな比喩的な表現を現実のものとするかのように、個性的な陶芸とマルチプレイヤー パーティー ブローラー体験を、Double Fine の魔法でまるっと包んだタイトルです。このゲームではプレイヤーの皆さんはさまざまな陶器や器の創造が役目の小さな精霊として制作に勤しみ、出来上がった陶器を自分だけのキャラクターとして、他のプレイヤーが同じく創り上げた陶器たちとの戦いに身を投じることになります。今回、私たちは『Kiln』の開発陣に「Developer_Direct」で明らかになった情報について、より詳しい話を伺ってきました。
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『Kiln』の世界で自分だけの陶器を創り上げる行為は、楽しい余暇活動というだけではありません。一から形作られたその陶器の制作において取られた選択は、バトル アリーナ内でキャラクターがどのような性質を帯びるのかを決めるからです。本作のプロジェクト リードのブランド氏によると、こうした個性的な陶器の創造を許容することこそが『Kiln』ならでのユニークな要素に命を与えるであろうことから、開発チームは「自分で創り上げている」という手ごたえと、「適切な場面に適した陶器を創れている」と感じながらも、すぐにゲームに入り込める親しみやすさとのバランスを取るために、驚くほど懸命に取り組んできたそうです。

「現実の世界で陶器を創ることは、とても難しいんです」とブランド氏は言います。「上手になるにはかなりの練習が必要で、時間をかければ上達はしますが、最初から気軽に飛び込めるような世界ではありません。そこで私たちは、陶器の制作をとても簡単で親しみやすいものにしたいと考えました。操作はボタンとコントロール スティックだけで、思い通りの形を自由に作ることが出来ます。プレイヤーが、これらの技をすぐに、まるで達人のように自分だけの陶器に盛り込めているように感じられることを目指しました」

本作の初期段階のビルドに触れてみたとき、ブランド氏のいわんとすることが良くわかりました。陶器の創造プロセスは非常にアクセシブルで、粘土の塊をろくろに乗せ、形成の過程へと進む体験は非常にシームレスで、じつに自然でした。回転する粘土と、求めている形状に合わせてアナログ スティックを上下に移動させ続けていると、徐々にコツが理解できるのです。背の低くて丸い形のもの、高くて細い形のもの、あるいはその中間でも、欲しい形状の陶器を創るためのツールはすべて揃っていました。
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どんな形の陶器を創るかは、まず使う粘土の量を決めるところから始まります。粘土の量は小、中、大から選べ、素早く動ける小さな陶器にするのか、バランスの取れた中型のものにするのか、それとも巨大で耐久力の高いものにするのか、という自身にキャラクターの性質を決める最初の大きな選択です。それぞれの重量クラスにはボトルやコップといった戦いに持ち込むための水を運ぶための器など、ろくろの上で作れる8種類の形が用意されています。

創造された陶器はそれぞれが独自のスペシャル アタック、通常攻撃、そして空中攻撃を備えています。スペシャル アタックは全てで 24 種類あり、それぞれの陶器の形のもつ機能性に照らし合わせて選択されます。例えばアイス ホッケーのパックのように小さなお皿であれば、複数の敵の間で跳ね返って攻撃するトリック ショットを使えることもあれば、コップの形をした陶器であれば、ポップコーンを打ち出す範囲攻撃が使えることもあります。巨大な筒状の形の陶器を創れば、スペシャル アタックは巨大なハンマーへと変化し、相手の陶器を一息で破壊するものとなるでしょう。

「こうした陶芸の要素が、いきなりマルチプレイゲームに飛び込みたくない人たちの心を掴むことがあるんです」とブランド氏は付け加えます。「中には、ただただ陶芸を試してみたいだけの人もいます。可能であれば、そうした方たちを少しずつ
『この陶器で何かを殴ってみたい』という気持ちへと導いていきます。二つの要素の間で急激な切り替わりが生じないようにしたかったのです」
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陶器を成形する際に考慮しなければならなかったのは、保持できる水の量と体力が半比例の関係にあるという点でした。水の容量が大きいほど体力は低くなるため、将来のチーム編成を見据えたとき、細身で戦闘向きの形、大型で運搬に適した形、そしてその中間的な役割の形を準備して戦いに臨む必要があると考えるようになりました。

最後に行われるカスタマイズでは数あるうわぐすり、取っ手、柄、そしてステッカーから好きなものを選び、制作した陶器を真に自分だけのものにすることが出来ます。全てが決まれば、陶器は焼成に入り、続いてプレイヤーは『Kiln』のソーシャル ハブであり、女神セラドンの領域である「The Wedge」へと送り込まれます。

陶芸プロセスから抜けたばかりの新規プレイヤーにとって、「The Wedge」には多くのお役立ち要素が込められています。陶器たちがダミー相手に訓練や練習を行い、スペシャル アタックに習熟するための道場があり、他のプレイヤーたちが展示し、必要とあらばそれらを駆ってバトル アリーナに飛び込める陶器たちが並ぶエリアを楽しむこともできます。

また、女神セラドンの相棒である犬の「スリップ」が運営するゲーム内ショップもプレイヤーを待ち構えます。彼はアーケード筐体や古いマイク、果てはエクスカリバーまで、宇宙のあちこちで見つけた楽しげなアイテムを集め、ステッカーや小物として販売し、陶器をより自由に装飾できるようにしています。これらのアイテムの購入には、試合に参加することで獲得できる通貨が必要となります。

さらに、「The Wedge」には壊されるのが大好きという、酔狂な陶器の「ポッティー」がいます。彼は、皆さんの戦闘技術を磨くためのサンドバッグのような存在です。必ずしも戦闘の達人とは呼べませんが、できる限りプレイヤーを手助けしたいと思っている立派な陶器です。毎日違う場所にいるポッティーを見つけた折には、壊してあげることで特別な報酬が獲得できます。
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「The Wedge」で自由に遊びまわっていると、その楽しさと懐の深さに強く惹きつけられました。サッカー ボールを蹴って回ったり、立ち並ぶ陶器に乗り込んでみたり、それらを天高く積み上げてみたりと、できることは多岐にわたります。これらは全て、強力して遊ぶことや、言葉よりも身体的な動きによって「The Wedge」を闊歩する他のプレイヤーとコミュニケーションを取ることを促すように設計されているように感じ、確かめたところ、ブランド氏はまさにそれが狙いであったと明かしました。

「自身の陶器の上に小さなハートを出す、といったことができるコミュニケーションホイールうが用意されています。誰かの陶器が本当に気に入ったら、
『いいね』という気持ちをハートで伝えられるんです。ダンスもできます。私たちは、こうしたやり取りを『これ好き』であったり『一緒に遊ぼう』といった、極めてシンプルなレベルにまで削ぎ落したかったんです。試合中にできる行動は全て『The Wedge』でもできますし、転がったり、倒れこんだり、くねくね動いてみたり、ふざけあったりもできます。陶器の大きさや形によって、こうしたやり取りに更なる面白みが宿ることもあります」

続いて『Kiln』のバトル アリーナに飛び込んだ筆者は、「Quench」モードをさまざまなマップでプレイしてみました。このモードでは、4 人編成の 2 チームが相手チームの巨大な窯に水をかけるために戦います。各マップは個性豊かで多様で、それぞれ異なる障害物が配置されています。それらは自身の陶器で水を運び、マップの端から端まで移動をさせる過程で乗り越えていく必要があります。
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試合中、言葉でコミュニケーションを取る必要はほとんど感じませんでした。どの試合でも、水を運び、窯にかけ、そして拠点を守る、という各々がやるべきことを自然と理解していたからです。もしたとえば運搬役が多すぎて戦闘要員を増やしたかったことから途中で戦略を変える必要があっても、リスポーン前に用意された棚から別の陶器を選ぶことで対応することができます。

「世界観を考えるうえで、太古から存在する古い技術や芸術の要素を強く取り入れたいと考えていたんです」とブランド氏は語ります。「この世界は、創造と破壊の両方を体現する女神セラドンから始まります。あなたは肉体を持たない、小さな精霊のような存在ですが、この世界にはすでに姿を消したほかの神々がいて、彼らのかつての領域であった小さな浮島たちが残されています。各マップは、そうした古代ギリシャや古代エジプトの神々をモチーフにしています」

ゲームプレイ中、特にお気に入りになったのは女神アテナをモチーフとしたマップでした。細い通路が多く、巧みに立ち回る必要があるほか、戦略的に配置されたスポンジに水をかけることで一時的な壁を作り、相手の動きを妨害することができます。実際に何度も相手チームの進行を食い止め、自陣の窯への侵入を防ぎ、その間に味方が敵陣の窯へ水を運ぶための貴重な時間を稼ぐことができました。
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「古き神々には、それぞれ明確な個性を与えました。たとえば青年神ヘルメスのマップは配送施設が舞台で、荷物が絶えず流れ、左右に動くベルト コンベアから飛び出す荷物に注意をしなければなりません。デュオニソスのマップはブギー ラウンジのような「雰囲気で、中央にはダンス フロアが用意されています。タイルの上に乗ると強制的に躍らせてしまい、戦っているプレイヤーたちがいる一方で、踊らされているプレイヤーも出てくるダイナミックな戦場になります」

ブランド氏によれば、チームはローンチ時点ではゲーム モードの種類よりもマップの多様性に重きを置いているようです。「ローンチ後は、コミュニティが何に反応し、何を気に入ってくれるのかに耳を傾けつつ、対話をしていきたいと考えています。よって、ローンチ時には
『Quench』モードと『The Wedge』での体験に注力をします。複数のマップも収録しますが、それぞれにユニークな仕掛けが用意されており、互いに大きく異なる体験ができるように心がけています」

『Kiln』を体験した時間は短かったものの、マルチプレイヤー パーティー ブローラーというジャンルに対するその独自のアプローチを筆者とても気に入りました。特に自分だけのバトラー (陶器) を一から創り上げられること、そして多彩な攻撃手段が組み合わさることで、どの試合も終始エキサイティングで、参加していて非常に楽しいものでした。

見た目の可愛らしさの裏には、豊富な必殺技、考慮すべき多様な陶器の形状、そして習熟が求められる個性的なマップからなる、非常に奥深い戦略的メタの存在も感じられました。2026年春にXbox Series X|S、Xbox on PC、Xbox Cloud Gaming、PlayStation 5、そしてSteam向けに、さらにはXbox Game Pass Ultimateのライブラリに追加され、Xbox Play Anywhereおよびハンドヘルド最適化対応のタイトルとして登場する本作のローンチが、今からとても楽しみです。

※この記事は米国日時 1 月 22 日に公開された “
Creation and Destruction: How Double Fine’s Kiln Combines Pottery with Brawling” を基にしています。
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集計期間: 2026年01月23日07時〜2026年01月23日08時