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『クロノトリガー』オーケストラと名場面映像でストーリーを振り返る贅沢すぎるコンサート体験。『風の憧憬』『カエルのテーマ』などの人気曲&名場面で会場もすすり泣き

『クロノトリガー』オーケストラと名場面映像でストーリーを振り返る贅沢すぎるコンサート体験。『風の憧憬』『カエルのテーマ』などの人気曲&名場面で会場もすすり泣き
 2026年1月17、18日、東京・有楽町の東京国際フォーラム ホールAにて、スクウェア・エニックスの人気ソフト『クロノ・トリガー』のオーケストラコンサート“CHRONO TRIGGER Orchestra Concert 時を超える旋律”が開催された。
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 これは、1995年3月11日に発売された、スーパーファミコン用ソフト『クロノ・トリガー』の発売30周年を記念したオーケストラコンサート。会場には多くの『クロノ・トリガー』ファンが集まり、今回のコンサートに併せて発売されたグッズには長蛇の列ができあがったほか、コンサートの拍手もひと際長く続くなど、30周年を迎えてもなお続く人気を感じさせるものだった。

 指揮はニコラス・バックさんで、演奏は東京フィルハーモニー交響楽団。司会は声優の川庄美雪さん(
『ファイアボール』ドロッセル役など)が務めた。ちなみに、川庄美雪さんも学生時代に『クロノ・トリガー』にハマっていたそうで、思い入れたっぷりに各楽曲を紹介されていた。
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 なお、公演のセットリストは両日とも同内容。本稿では、2026年1月18日昼の部のリポートをお届けする。

名場面の映像とフルオーケストラの楽曲で振り返るクロノの旅

 30年前に発売されたゲーム楽曲が、いまになってオーケストラアレンジで堪能できるというだけでも奇跡のようなものなのだが、本公演の特徴はそれだけではない。すべての曲が、ゲーム映像付き。しかも、ストーリーの流れに沿って展開する楽曲と、それに近い名場面の映像が流れるということで、生演奏&大スクリーンで『クロノ・トリガー』を振り返るという、こんな贅沢していいんですか!? と言いたくなるような、シチュエーションだった。
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 会場では前述の通り、パンフレットやCD、トートバッグといったグッズの販売に加え、『クロノ・トリガー』グッズの先行展示も。展示コーナーでは、当日まで未発表だったビニール盤(アナログ盤)のジャケットや、今後発売されるフィギュアの原型、アクリルキーホルダー、Tシャツといった今後発売されるグッズも展示されており、30周年で新規グッズが発売されるというサプライズに多くの来場者がこぞって写真を撮影していた。
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今回演奏されたセットリストは、ゲームのタイトル画面で流れる『予感』から始まり、タイトルデモの曲でもあり、本作を代表する楽曲である『クロノ・トリガー』と続き、ゲームが始まったあとの『朝の日ざし』……と、プレイヤーがゲームを進めているのと同じような流れで楽曲が披露されていた。バトルの曲では、戦闘中のBGMである『戦い』から要所要所で流れる『ファンファーレ1』につながるなど、ゲームらしいつながりを意識したセットリストに。主要曲の多くを採用し、かつ、なるべくゲームの流れを再現するように組み合わせた構成になっており、非常にまとまりのある内容となっていた。『朝の日ざし』では、ゲームの映像に併せてカモメの鳴き声をクラリネットで、波や花火の音を打楽器で再現するなど、特定の楽曲では効果音まで生演奏で再現する徹底ぶり。
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 演奏に併せて投影されたゲーム映像も名場面揃い。カエルとサイラスのシーンからグランドリオンを手にしたカエルの決意や、古代の魔法王国ジールで運命に翻弄されたサラと魔王の一連のシーンなどなど。各楽曲に合わせて用意された映像はストーリーを振り返るには十分な内容で、とくに森林の再生に尽力したロボとの再会シーンが流れると、会場のあちこちからすすり泣くような声が……。ご多分に漏れず、筆者のアイセンサーもオイルでかすんでしまった……。あれは泣く。
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『クロノ・トリガー』はゲームの人気と比例するように人気曲の数も多いRPGで、複数ゲームで構成されるゲーム音楽コンサートなどでは、ほかのゲームよりも演奏される数が多かったとしても、『風の憧憬』や『カエルのテーマ』、『クロノ・トリガー』といった代表曲が中心になりがちだ。

 しかし、今回のコンサートは『クロノ・トリガー』だけで構成されており、しかもゲームの流れに沿って1曲のくくりでも複数楽曲を入れるなど、ゲームの思い出を振り返ることに注力した内容になっていた。
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極めつけはアンコールの『クロノ・トリガー メドレー』。ストーリーを振り返ってエンディングでしみじみとした後に、各キャラクター、時代のテーマ曲を含むメドレー形式で楽曲や映像が楽しめるという、まさにアンコールにふさわしい楽曲で、アンコールが終わった後の拍手は、コンサート終了のアナウンスが始まっても続くほど長く贈られていた。
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 X(Twitter)には、当日来場した感想として、本作の開発者はもちろん、ユーザーとして楽しんでいたと思われる声優やVTuber、ゲームクリエイターなどの数々の著名人の投稿が見られ、いずれもいい感想が綴られていた。

 30年という時を超えてオーケストラで復活した『クロノ・トリガー』。今後グッズが出てくるように、その人気は現代でも通用しており、ぜひコンサート、グッズに留まらない新たな展開を期待したい。

1月18日(日)12:00 公演プログラム(セットリスト)

01.予感 / クロノ・トリガー
02.朝の日ざし / やすらぎの日々
03.ガルディア王国千年祭 / 不思議な出来事
04.樹海の神秘 / 風の憧憬
05.戦い / ファンファーレ1
06.ガルディア城 ~勇気と誇り~ / カエルのテーマ
07.王国裁判 / 隠された事実 / 危機一髪
08.16 号廃虚 / ロボのテーマ
09.世界最期の日 / ラヴォスのテーマ
10.時の最果て / 愉快なスペッキオ / ファンファーレ3
11.原始の山 / エイラのテーマ
12.魔王城 / 錯乱の旋律 / 魔王決戦
13.時の回廊 / ジール宮殿
14.サラのテーマ
15.夜の底にて
16.決意 / シルバード ~時を渡る翼~
17.世界変革の時 / ラストバトル
18.エピローグ~親しき仲間へ~
19.遥かなる時の彼方へ
- アンコール -
20. クロノ・トリガー メドレー

担当者プロフィール

  • 世界三大三代川

    ファミ通.com編集長。『ゼルダの伝説』、『ファイナルファンタジー』、『ダンガンロンパ』、『スプラトゥーン』などの記事を担当。記事のほか、動画番組などのプロデュース、“スプラトゥーン甲子園”の解説なども。

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