そんな折、Infold Gamesから配信中のスマートフォン向けアプリ『恋と深空』の担当者からある連絡がきた。
「2025年12月31日に予定している大型アップデートで、主人公が自分の家を持って、カレたちを呼べるんです。ぜひ、先行プレイで体験してみてください」。
ふと、過去の苦い体験が頭をよぎりつつも。ふつふつとある想いが湧き上がってきた。
あの経験を活かして、カレとの最高の同棲(ゲーム内設定では、訪問)を実現するんだと。そんな決意を胸に臨んだ先行プレイの様子をお届けする。
同棲。それすなわち、価値観の擦り合わせ

『恋と深空』は没入感の高いストーリー、恋愛に浸れる一方で、爽快感のあるバトルアクションも楽しいスマートフォン向けアプリ。そして、あの手この手でユーザーを楽しませるのに全力なゲームだと、毎回のアップデート内容に筆者が驚かされてばかりいる。
そんな『恋と深空』に新コンテンツの“ホーム”がアップデートで追加される。主人公が家を手に入れ、ハウジングやカレとの交流ができるようになるのだが、それだけで1本のゲームになるのではないかと戦々恐々する内容になっている。
そんなホームには、いつもの待機画面から移動が可能。


ホームは開放感溢れる広い家。インスタに流れてくる海外のどこかのセレブの邸宅のようだ。ここから自由にカスタムしていくわけだが、正直このままでも十分であるように思える。

そして、カレが初めて家に来訪したときに、イベントストーリーが発生。

それぞれのカレが、思い思いのプリザーブドフラワーを持ってきてくれる。これは新居の好きなところに飾ることも(後述)。


ホームの中では、主人公を自由に動かして移動できる。
そして、カレを調べることで、“あなたにしてほしいこと……”や“私と一緒に……”など、家で何をしてもらいたいかお願いすることも。


ひと通り主人公の操作にも慣れてきたところで、お気に入りのマヒル(主人公とは血の繋がらない兄のような存在のキャラクター)とルームツアーでも行きますか。と歩き始めたところ。

マヒルがおもむろに何もない空間から掃除機を取り出し……。
(勝手に……)部屋を掃除し始めた!

兄さん、待って! 同棲(ゲーム内の設定では同棲ではない)において家事の役割分担は大事。
いやマヒル兄さんのことだから、善意の行動だろう。このストレスが少しずつ積もってそのうち爆発……なんてことは、兄さんに限っては絶対にない。そんなのは重々承知だ。でも、それに甘えるのはなんか違う!
「兄さんは座ってて。掃除ならこの私がやるから!」。そのひとことが言えなくて一歩も動かなくなった主人公をよそに、勝手に歩き出すマヒル。そして数歩先でマヒルがおもむろに出したのは。

とりあえず、この兄さん。歩く先、歩く先で笑顔をたやさず掃除機をかけまくるのだった。
「あ、兄に、見透かされてる……」。
主人公に床掃除は譲らないからと無邪気な笑顔をみせるマヒル。
ちなみにキャラクターの行動は性格に基づいており、マヒルはよく掃除をしてくれるらしい。ほかにもセイヤだと休める場所がないかと探していたりと、カレの個性を楽しむことができる。
なるほど、そうなるとほかのカレも家に呼んでみたくなってきた。
そんなやり取りをしているあいだも、「数分前に引っ越してきたばかりなのにそんなに汚かった?」と、心配になるほど家のごみを吸ってくれているマヒル。

この記事の最初にも書いたが、いっしょに住むうえで(ゲーム内の設定では訪問)大事なのは相手の価値観を認め、お互いに擦り合わせることだ。
ここはマヒルのやさしさをただただ受け止めよう。そう思い直して画面をみると、まだせっせと掃除をしてくれているマヒルがいた。
うん。

うん…?

主人公が歩くたびに、妹がばら撒く埃を吸うがごとく掃除機をかけてくれるのはもうわかった。
しかし、この兄貴。部屋の真ん中しか掃除しないで、隅まで掃除機をかけないのだ!

いや、マヒルにはマヒルの考える掃除方法があるのかもしれない。
そもそも、掃除方法なんて人それぞれだし、このやり方が正解だなんてものもない。自分の価値観に固執しすぎて、相手を否定しそうになっていた。いけない、いけない。相手を変えようとするのではなく、ときには自分の考えかたや、立ち振る舞いを変えることも大事だ。
そこで主人公を操作して、壁に背を向けるようにして立たせ、笑顔でマヒルを呼んでみた。
すると、ぴったりと近づくマヒル兄さんが、すこし壁にめり込むくらいの位置で掃除機を出して、壁際を掃除し始めたのだった。

流れる水を手に「ウォーターーー!」と、叫んだヘレンケラーのごとく叫んでいた。
もう何も言うまい。掃除は彼に任せよう。「こうやってお互い歩み寄っていけば、マヒルとの同棲(ゲーム設定では同棲ではない)はうまくいくかもしれない」と、そう確信した。

気づけば庭に風呂。それは、煩悩
そんなことはない! ということで、ホーム機能を詳しく紹介していこう。
まず、最初に今回主人公に与えられる2階建ての家だが、1階の一部が解放されている。いま行けないところは今後のアップデートで解放されていくとのことだが、今回の実装部分だけでもかなりの部屋が用意されている。




家具の製作には、素材となるアイテムが必要。このアイテムはミッションなどで手に入る。

ほかにも、ぬくもり日記という機能では「ホームでカレとこんなことをしてみよう」といったようなお題が用意されている。このお題通りのシチュエーションをホーム内で実現すると、ストーリーが発生するものもある。想い出をうめていくコレクション要素だ。

ぬくもり日記の中には、“流星雨を見る”といった、夜にしか達成できないお題もある。そんなときは、“時間管理”という機能で好きな時間に調整することができる。


また、花の飼育といった要素も。花の種を植えていろいろな色・種類の花を育てられる。

そして、育てた花を使ってフラワーアレンジメントをすることができるのだ。

会話の中でカレが好きな花の色を教えてくれたりするので、カレ好みの花を活けてもよし、お部屋にあった花を活けるのもよし。この機能だけでも、かなり楽しめそうな内容になっている。
花といえば、最初の訪問時にカレが持ってきてくれたプリザーブドフラワーを覚えているだろうか。


このお花はアイテムとして飾ることができるのだが、机などに置くときは、制作画面にある“組み合わせ”というアイコンに注目。このアイコンがついている家具が、上に物を置くことができる家具となっている。その家具を好きな場所に配置して、その上に想いのこもったプリザーブドフラワーを設置できるようになる。
ちなみに操作可能と書いてある家具は、ベッドや観葉植物のように調べるとカレや主人公がアクションを取る家具。家具のおける場所もかなり自由度があり種類もたくさん用意されているので、せっせと模様替えに勤しんでいたのだが……。
初めて開ける部屋のなかに、シャワールームを発見!
そして、調べてみると、シャワーを浴びてもらうという選択肢が……。

これは……と思い選択してみると。

急に着替えて……。
「(シャワーを起動する音)キュッ。キュッ」。
「(水が出る音)ジャーーー」。

水しぶきと湯気に向かって本日2度目の叫び声をあげていた。
シャワーがあるならと家具のカタログを探してみると……あった、バスタブだ!
そして、「いやまさか置けないよね。」と、主人公を庭に連れていきバスタブを設置してみたところ。
置けた!
そして、「マヒル!」と呼ぶ主人公。

っ、兄さん!

に、兄さん……?

自然な流れでバスタブに入ってくれた。
2026年の元日は、除夜の鐘を聞いて煩悩を落としながら、このお風呂に入って迎えることになりそうだ。
アップデート実施日は大晦日! 『恋と深空』で年越し決定ね
ほかにもイベントや、新アイテムなど盛りだくさん。また個人的にうれしかったのが、簡単にストレージを消去できる、リソースクイック整理機能の追加だ。『恋と深空』をプレイするうえでどうしても容量の整理は切っても切れない悩みだったので、その部分がよりユーザーフレンドリーな機能を追加してもらえたのが本当にありがたい。
2026年1月18日に記念すべきリリース2周年を迎える『恋と深空』。これからも、カレたちとのたくさんの思い出を作っていきたい。


















