2025年3月10日に11周年を迎えた『グランブルーファンタジー』(以下、『グラブル』)。スマホやPCで遊べるRPGとして2014年にサービスを開始して以来、その王道で骨太な物語で多くのユーザーを魅了してきた。そんな同作のメインクエストが2025年10月22日の更新をもってひとつの結末を迎えた。“蒼の少女編”、“暁の空編”、そして“星の旅人編”と3編に分かれて展開された物語は、振り返れば全191章の壮大なドラマに。
そんな“蒼の少女編”、“暁の空編”、“星の旅人編”で起こった主要な出来事をピックアップしつつ、メインクエストをダイジェスト形式で振り返っていく。なお、本記事内ではその時間軸におけるキャラクターたちの関係性を示した相関図も併せて掲載している。ぜひとも物語の流れを整理するときに役立ててほしい。
※本記事はメインクエストのネタバレを含みます。未見の方はご注意ください
“蒼の少女編”軌跡
オープニング~
- エルステ帝国から逃げ出したカタリナとルリアがザンクティンゼルにやってくる
- カタリナとルリアの逃避行に主人公が手を貸すも、ポンメルンのけしかけた魔物の攻撃で致命傷を負う
- 瀕死の主人公とルリアが生命のリンクを結ぶ
第1章~
- ポート・ブリーズ群島に到着後、主人公はラカムの助けを借りてエルステ帝国の追撃を退ける
- フュリアスの手によって星晶獣ティアマトが暴走し、ポート・ブリーズを嵐が襲う
- ラカムがグランサイファーを動かし、空の上で暴走するティアマトのもとへ導いたことで鎮静化に成功
- ラカムが操舵士としてグランサイファーに同行
第5章~
- バルツ公国で行方不明になったザカ大公の捜索を依頼され、ザカ大公の魔法の弟子であるイオとともに廃坑へ
- 廃坑でエルステ帝国最高顧問・黒騎士と遭遇する
- 狂気に取りつかれたザカ大公が、地下工場でコロッサスを起動するが主人公に阻まれる
- イオが旅に同行する
- アウギュステ列島で、帝国から海を取り戻すために戦う傭兵オイゲンと出会う
- 主人公は帝国の手によって暴走させられた星晶獣リヴァイアサンをオイゲンとともに止める
- オイゲンが旅に同行する
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第13章~
- リヴァイアサンの力を吸収した少女オルキスと彼女を従える黒騎士を追って、ルーマシー群島へ
- 妖艶な女性ロゼッタと出会う
- 少女オルキスはロゼッタの手引きで、シェロカルテの店に滞在していた。一方、主人公は緋色の騎士バラゴナと遭遇する
- 主人公の前に黒騎士が現れ、オルキスは彼女に追従するようにユグドラシルを呼び起こす
- ユグドラシルを鎮めるも、黒騎士はオルキスを連れ去ってしまう
相関図
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蒼の少女との出会いが長い旅路の始まり
父親からの手紙に導かれ、故郷から旅立とうとしていた主人公。そんな矢先、エルステ帝国兵に追われる少女・ルリアと女騎士・カタリナと遭遇し、ふたりを守ろうとしたことで主人公は深手を負ってしまう。ルリアがつないだ生命のリンクに助けられるも、ふたりは離れられない運命となった。
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“始原の竜”を召喚するルリア。ヒドラを討ち取られたポンメルン大尉は驚きながら撤退する。
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ザンクティンゼルに留まっていては追いつめられると覚悟を決めた主人公たちは、小型艇で島から飛び立つ。
グランサイファーと操舵士ラカムが八方塞がりな状況を切り拓いた
小型艇はポート・ブリーズ群島に不時着。主人公は、かつては空を夢見たというラカムと、難破した騎空艇グランサイファーに出会う。帝国のフュリアス少将が暴走させた星晶獣ティアマトによって群島全体が危機に陥るも、ラカムやルリアの活躍によって見事に鎮めることに成功する。
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ポート・ブリーズ群島に豊かな風を与え続けたことで、もとより暴走寸前だった星晶獣ティアマト。ルリアが星晶獣を取り込むとそこには“空図の欠片”が残された。
頼れる仲間がつぎつぎ加わり騎空団はにぎやかに
バルツ公国では鋼鉄の巨人コロッサスを復活させようとするザカ大公を下し、アウギュステ列島ではフュリアスに暴走させられた星晶獣リヴァイアサンを解放した主人公。道中ではザカ大公の魔法の弟子である少女イオと、歴戦の傭兵オイゲンが騎空団に加わった。さらに、ルーマシー群島では妖艶な女性ロゼッタも加わり、主人公の騎空団にはさまざまな顔ぶれが集う。また、ルリアと似た力を持ったオルキスや、七曜の騎士に属する黒騎士や緋色の騎士が登場し、物語が大きく動き始める。
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自分の出自もわからないまま、星晶獣を従える力を扱うルリアとオルキス。共通項の多いふたりの少女はすぐに打ち解ける。
第17章~
- 城砦都市アルビオンにて、カタリナの旧知である領主ヴィーラを訪ねるが、帝国と通じていた彼女は星晶獣シュヴァリエを起動
- アルビオン城が崩壊、気絶したヴィーラをカタリナが救い出す
- エルステ帝国の兵器・アドウェルサを撃退したのち、グランサイファーは不気味な島に不時着
- みずからを幽霊と名乗る少女・フェリの協力を得て星晶獣セレストから島を解放する
第25章~
- グランサイファーの修理のために訪れたガロンゾの港で、ラカムと縁のある星晶獣ノアに出会う
- 主人公はオルキスが呼び起こした星晶獣ミスラを撃退
- アマルティア島で、エルステ帝国が秩序の騎空団を襲撃
- 宰相フリーシアが、黒騎士アポロニアを捕縛するように命令を出し、主人公は黒騎士アポロニアと一時共闘することに
- 帝国に捕らわれたオルキスを捜すために旧王都メフォラシュへ向かうも、空振りに終わる
- 秩序の騎空団のリーシャからの情報提供をもとに、フリーシアのいるルーマシー群島へ
- フリーシアは魔晶の力を使ってユグドラシル・マリスを起動
- 圧倒的な力を持つユグドラシル・マリスを、星晶獣の姿に戻ったロゼッタが抑え込み、黒騎士とともに島へと残る
相関図
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シュヴァリエにセレスト――星晶獣たちが織り成す物語
城砦都市アルビオンでは、星晶獣シュヴァリエとともに街に縛られることになった領主ヴィーラと、主人公たちと旅をともにするカタリナとの愛と狂気に満ちたドラマが展開。霧に包まれた島では、不死を司る星晶獣セレストによって死してもなお島を離れることができない村人たちのエピソードが。概念をもねじ曲げるような星晶獣の力がつぎつぎと浮き彫りになった形で、ガロンゾ島では約束を遵守させる星晶獣ミスラがエルステ帝国宰相フリーシアの手に落ちたことにより、主人公たちは窮地に追い込まれる。ただ、星晶獣が必ずしも害をなす存在とは限らない。グランサイファーの製作者である星晶獣ノアは約束を交わしたラカムに友好的な感情を抱いていた。
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物語の鍵となるのは黒騎士とオルキス
エルステ帝国も一枚岩ではない。野望の実現にオルキスやルリアの力を必要とするフリーシアは、オルキスとつねに行動をともにしていた黒騎士を暗殺しようと画策する。この計画は特定の国には属さない秩序の騎空団を巻き込んだ騒乱へと発展。主人公は黒騎士と手を結び、ポンメルン率いる帝国軍と戦う。
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悪意に染まったユグドラシルの脅威
覇空戦争時代、エルステ帝国は空の民の敵である星の民をルーマシー群島にかくまっていた。そのこともあってルーマシー群島には世界を書き換える力を持った星晶獣アーカーシャが眠っており、その覚醒がフリーシアの目的。彼女は星の民が存在しなかった歴史を作り出し、エルステ王国を悠久に繁栄させようと企てた。本格的に主人公たちの排除に乗り出したフリーシアにより、魔晶の力で星晶獣ユグドラシルは悪意に満ちた兵器“ユグドラシル・マリス”に変容させられ、敵味方関係なく攻撃を始める。ロゼッタは破壊の限りを尽くすユグドラシル・マリスを食い止めるため、星晶獣の力を解放して島に残った。
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第41章~
- 主人公とリーシャは帝国中将ガンダルヴァらを撃退し、アマルティア島を奪還
- ザンクティンゼルに戻った主人公の前にエルステ帝国皇帝を名乗るロキが現れる
- 帝国少将フュリアスが村に襲来して魔晶の力を暴走させるが、星の力を抑え込む能力を解放したビィの活躍で鎮圧される
- ルーマシー群島に戻った主人公はロゼッタの力をユグドラシルと切り離し、ついでユグドラシルを魔晶より解放する
第53章~
- 帝国の本拠地であるアガスティア島に潜入後、帝国大将アダムが主人公たちに加勢
- フリーシアは、帝都の全住人を犠牲にすることで星晶獣アーカーシャを起動して世界を書き換えようと画策していることがわかる
- フリーシアの計画の要となっているリアクターを狙うべく、主人公は帝都中央のタワーへと潜入
- 皇帝ロキの暗躍によって、フュリアスがフリーシアへのクーデターを決意するも、あっけなく鎮圧される
- 主人公は空域から駆けつけた援軍の力を得て、帝国中枢に迫る
- フリーシアは星晶獣ミスラの権能を使って星晶獣アーカーシャを不正に起動
- ビィの力によって星晶獣アーカーシャの力が抑制され、ルリアとオルキスがアーカーシャを正しく起動したため、フリーシアの陰謀に終止符が打たれる
- オルキスを犠牲に女王を復活させようとしている黒騎士アポロニアと主人公が対峙する
相関図
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力に覚醒したビィが魔晶に抗う切り札に
ロゼッタの言葉をもとにザンクティンゼルへと戻った主人公たちは、エルステ帝国の皇帝として暗躍するロキと対面。彼を退けた後、主人公たちはビィの力が封印されているという森の中にある祠へと急ぐ。祠の扉を開けたビィは断片的な記憶とともに、魔晶を封じる力を使えるようになるのだった。
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戦火に燃える帝都アガスティア。エルステ帝国との戦いが終結
再びルーマシー群島に戻った主人公たちは見事にユグドラシル・マリスを撃破する。このとき、主人公の父ガラントとリーシャの父であるヴァルフリート、ロゼッタ、ビィがかつて同じ騎空団にいたことが発覚。一方、エルステ帝国内部では着実に瓦解が進んでいた。国の現状を憂う大将アダムは主人公たちに進んで協力し、フュリアス、ガンダルヴァらは独自の思惑のまま行動。ロキは戦況を冷ややかに見降ろし、完全にまとまりを欠いていた。元凶であるフリーシアは方針を変え、ルリアとオルキスに頼らずにアガスティアにいる多くの民間人を犠牲にすることでアーカーシャを顕現させようと試みる。結果的に彼女はアーカーシャを不正に起動し、主人公の仲間をつぎつぎと消滅させていくが、ルリアとオルキスがアーカーシャを正しく再起動したことで、フリーシアの陰謀に終止符が打たれた。
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騒乱は収束したが、王女オルキスを取り戻したい黒騎士アポロニアの苦悩は続く。主人公との一騎打ちを見届けたオルキスは、彼女のために意を決して星晶獣デウス・エクス・マキナを呼び出し……。