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『ポケモンごいた』体験会で遊んでみた! ピカチュウで【受け】て、リザードンで【攻め】る。シンプル頭脳戦でワイワイ楽しい。クリスマスやお正月にもってこいのアナログゲーム!

byゆーみん17

『ポケモンごいた』体験会で遊んでみた! ピカチュウで【受け】て、リザードンで【攻め】る。シンプル頭脳戦でワイワイ楽しい。クリスマスやお正月にもってこいのアナログゲーム!

『ごいた』って知ってる?

 石川県・能登発祥の傑作伝承娯楽。いま風に言うと“ボードゲーム”と言うとやはりわかりやすいでしょうか。将棋の駒とよく似た竹製のコマを使って、ふたりひと組で点数を競い合うといった4人用のゲーム。その、ポケモン版『ポケモンごいた』が2025年12月18日に発売されます。
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 『ごいた』という遊びに、なじみがない方も少なくないかもしれません。かくいう筆者も今回体験してみるまで遊んだことはありませんでした。
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 記事の冒頭ですのでなるべく簡潔に、ものすごーくシンプルに説明すると勝利条件は下記です。

  1. 手持ちのコマ8枚を誰よりも早く出し切る
  2. 出し切った人が最後に出したコマに書いてある点数が加算(持ち点)
  3. 何試合かくり返し、正面に座っているペアとの合計の持ち点が【150点】を越えたら勝利

 うん、勝利条件はわかりやすい! 自分の番で行うのもコマを出すだけなので誰でもできます。しかーし! 実際に遊んでみると奥深い頭脳ゲームでして。数回遊ぶとルールが理解できて、戦略を考えるようになり、まさにいま記事を書きながら、先日遊んだことを思い出して
早く『ポケモンごいた』が遊びたくてしかたない!! とうずうずしているところです。やればやるほどハマる。
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コマがポケモンになっているので、強さがわかりやすいですね。

ひとりでも遊べる! ティーチングアプリ

 さて、そんな『ポケモンごいた』ですが、「アナログで4人揃えるハードルが高いよ」「遊びかたわかんないよ」というそこのあなた! 大丈夫。なんと誰でも無料でプレイできるiOS/Android向けの『ポケモンごいた』のティーチングアプリが12月中旬にリリースされます。
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BGMは『ポケットモンスター 赤・緑』の楽曲が使用されています。
 このアプリでは本作の遊びかたが学べるほか、“腕試しモード”、“勝ち抜きモード”というふたつのモードがあり、ひとりでもCPU戦で『ポケモンごいた』を遊ぶことができます。ありがたすぎる。

 “腕試しモード”ではCPU相手に最大4連戦(1回戦、2回戦、準決勝、決勝)を行います。決勝戦をクリアーすると“殿堂入り”となり、“勝ち抜きモード”が遊べるように。“勝ち抜きモード”では連続で何連勝できるかに挑戦できます。
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 もちろん、『ポケモンごいた』を手に4人で集まって手探りでわいわいするもよし、友だちや家族と遊ぶ前にアプリで予習するもよし。友だちと遊んだ後に家に帰っても『ポケモンごいた』ロスがないよう、いつでも遊べますよ。

簡単なルール説明

 先ほどはものすごく簡単に勝利条件を説明しましたが、改めて『ポケモンごいた』のルールを説明しましょう。今回は実際にプレイした体験会での経験をお伝えしながら解説します。
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ごいたの場。受け(1)~攻め(4)の順番でコマを置いていき、8コマ先に置き終わった人が勝利!
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体験会では「はじめまして」の他媒体さんといっしょにプレイしたのですが、『ポケモンごいた』をプレイするうちにわいわいと打ち解けられるようになりました。楽しかった。

1.親とペアを決める

 【ミュウ】、【ミュウツー】、【ポッポ】×2の、4枚のコマを使って親とペアを決めます。【ミュウ】、【ミュウツー】を引いたら【親のペア】。【ポッポ】を引いたら【子のペア】です。今回の体験会ではペアは決まっていたので、親だけ決めました。そういった決めかたもアリかも。
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2.手札を配る

 手札の配りかたにも伝統の方法があります。説明すると長くなるので、ここでは省略。説明書で詳しく教えてくれますよ。
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3.親がコマを出す

 基本的に自分が使う盤面は正面の8コマのマスのみです。最初の親は手持ちから【受け(1)】に裏向きでコマを1枚出し、さらに【攻め(1)】を表向きに提出。
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4.つぎの人が【受け】る

 反時計回りに座っている人が、前の人が出した【攻め(1)】と同じ種類のコマ(例:攻めがピカチュウなら、ピカチュウ)を自分の目の前の【受け(1)】に置きます。もし置けるコマ(同じ種類)がなければ【パス】

5.【受け】た人が、【攻め】る

  無事に前の人のコマを【受け】られたら、つぎは【攻め】るチャンス。【攻め】るということは、自分の好きな手札を減らせるということ。なるべくほかの人が【受け】られなさそうなコマを考えながら、自分がつぎに【受け】ることも考えてコマを残しておくことも重要。
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相手のピカチュウの【攻め】を、ピカチュウで【受け】、カイリューで【攻め】る。つぎの番の人以降は、カイリューで【受け】る必要がある。

⑥上記をくり返し、手札を最初にすべて出し切った人が勝ち!

 その回で得られる点数は、8コマ目(攻め(4))に置いたコマの左下にあるPt。何度か試合を重ねて、ペアとあわせて150点以上になれば勝利。すべての試合で下の画像のように40点取れたなら、最短4試合でその勝負は終了ということになりますね。
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 ぜんぜん違うゲームではありますが、最初にやった感覚をものすごーーーーくあいまいに表現すると「『UNO』っぽい?」というと伝わりやすいでしょうか。『UNO』ではカードに色と数字(一部図形)があるので、色か数字が合致していればよいわけですが、「前の人と一致する条件のものを出す」といったところがなんとなく似ているかも。「つぎの人が出しづらくなるようにする」といった戦略性も通ずるところがありますね。手持ちがすべてなくなれば勝ちという点も同じではあります。

つまり、このゲームのおもしろさって?

 一試合が短く、サクッと遊べて何度も盛り上がれるところ。頭脳戦でありながら運要素もあり、一方的な試合になりづらいところ。
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 体験会の中でもくり返し遊ぶにつれ、ルールを理解して「もう一戦!」とやみつきになる感覚がありました。持ち札次第で試合ごとに立ち回りが変わるのもおもしろい。合計で150点以上獲得すると勝ち、と、点数に到達するまで何度も試合をくり返すゲームなので、自身が勝つだけでなく「相手の手札がよい場合も、なるべく低い点数で上がらせる」、「ペアを勝たせるように自分は勝負を降りる、補佐をする」などと、回によってできることが変わります。

 上記のルール説明だとかなり淡泊に見えますが、とくに頭を使うと感じた部分が
【コマの残り枚数の計算】です。ここから先はちょーっとややこしい話になりますが……なんとなくで想像してみてくださいね!
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本来のごいたの役はわからなくても、ゲームは進行できますが、知識として持っておくといいかもしれないですね。

 たとえば、自分が全コマ数が【4】のピカチュウを2コマ持っているとします。既に場にピカチュウが1コマ出ています。となると、ほか3人のうち1人がピカチュウを1コマ持っていることになります。
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 この場面で、ほかの誰かが「ピカチュウで【受け】た」場合、残りのピカチュウはすべて自分が所持していることになります。
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 つまり、この後何かのコマで【受け】、2ターンの間ピカチュウで【攻め】れば、ほか3人のパスを誘発することができるわけですね。誰もピカチュウを持っていないので、受けられないですから。この盤面ではちょうど【ポニータ】で受けられそうです。
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 ただし同じコマを複数確保するというのが、必ずしも強いわけではありません。“誰も所持していないコマ”ということは、“自分も【受け】る機会がないコマ”になるということです。上記の盤面ではうまく処理しましたが、手札が手詰まりにならないように出す機会を見計らう必要もあります。コマ計算が重要なことがわかりますね!

 ただ、これが予測不能になるルールもあって……。まずひとつは、
【最初の親が受けに裏向きでコマを置く】こと。これにより、すべてのコマがここに入っている可能性が生まれてしまいます。また、誰かが【攻め】たコマで、ほかの誰もコマを出せずにパスで1周した場合、その人はさらに裏向きで【受け】ることができるのです(上図でポッポを伏せて置いている場面です)。基本的には盤面を読みづらくするコマをここに置くといいでしょう。

 そしてふたつ目、【ミュウ】と【ミュウツー】の存在です。この2匹は【コラッタ】と【ポッポ】以外のポケモンをなんでも
【受け】ることができます。さっきのピカチュウの例の場合、4枚目のピカチュウが出てしまったときにも【受け】て、相手の独壇場を防ぐことができるわけです。「この人が勝ちそうだな」というときに、妨害としても使いたい一手ですね。
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 ただ、先述のとおり【ミュウ】と【ミュウツー】では、【コラッタ】と【ポッポ】の【攻め】【受け】られないので、点数が低く個数が多いコマといえど、侮ってはいけません。このふたつのコマをうまく使うことも勝利へのカギです。
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【ポッポ】は全体のコマの数が10枚。枚数が多いということは、【受け】られやすいということ。ただ、多いからこそ残り枚数をしっかりと把握して、【攻め】の一手として使えると強くなる。
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なるべく誰も手を出せないコマで回していき、相手チームに「パス」を連呼させるのが理想。この盤面では【コラッタ】の枚数が自分から見えていたので、【攻め】として使い、相手チームに番を回さないようにしています。
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幅広く受けられるよう、多種のコマを持っていたい気持ちもありながら、複数所持してコマ数を把握しやすくしたいという気持ちも……。上記は今回の対戦ではよく場に出る【ポッポ】で【受け】て、【ピカチュウ】で独走することを考えた手札。
 このあたりのコマ把握の重要さはなんとなく、『麻雀』に通じるところがあるかもしれませんね。

 もうひとつ大切な役割として、
「ペアを勝たせる」というものがあります。たとえば正面に座っている相方が【攻め】たコマを、自分が【受け】られる場合でも、残りの盤面枚数を把握して、あえて「パス」するということも重要。あくまでも左右の相手チームに【受け】られないようにするべし。

 なかなか文字で説明すると難しそうな印象ですが、実際にやってみるとかなり取っつきやすく遊べました! まずは無料で遊べる『ポケモンごいた』ティーチングアプリで試してみるのもいかがでしょうか!

 
クリスマスやお正月はみんなで集まって『ポケモンごいた』しよう! 友だち募集!

商品紹介

ポケモンごいた
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発売日:2025年12月18日発売
価格:2970円[税込]

早期購入特典として『ポケモンごいた巾着』をプレゼント!

[IMAGE]※なくなり次第終了です。 ※今後、店舗やイベントなどで、販売または配布する可能性がございます。 ※店舗によっては、特典が終了している場合がございます。 ※一部店舗では、お取り扱いがない場合がございます
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