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『マーベル・ライバルズ』原作をリスペクトしながら本作ならではのヒーローを表現。シューター初心者にも遊びやすいコンテンツで多くのマーベルファンが楽しめる作品を提供していく【PSパートナーアワード2025】

byNiSHi

『マーベル・ライバルズ』原作をリスペクトしながら本作ならではのヒーローを表現。シューター初心者にも遊びやすいコンテンツで多くのマーベルファンが楽しめる作品を提供していく【PSパートナーアワード2025】
 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は2025年12月3日(水)、“PlayStation Partner Awards 2025 Japan Asia”の表彰式を開催。

 会場では、日本・アジア地域で開発されたタイトルにおいて、特出した全世界売上を達成した作品に贈られる“GRAND AWARD(グランドアワード)”を受賞した『
マーベル・ライバルズ』のFeng Fanテクニカルディレクター、Yachen Bianマーケティングリードへの囲み取材が行われたので、その模様をお届けする。
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原作をリスペクトしつつ、本作ならではのヒーローの姿を表現

――まずは、“GRAND AWARD”の受賞についてひと言お願いします。

Yachen 
今回の受賞をとてもうれしく思っております。ローンチから1年が経過していますが、ローンチやその後の展開におけるサポートをプレイステーションからいただいております。今後も継続して、ともによい作品を作れたらと考えております。
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Yachen Bianマーケティングリード。
Feng 
私たちをサポートしてくださっているプレイステーションへの感謝の言葉をこの場で伝えさせていただきます。これからもユーザーの皆さんに楽しみを提供できればと思います。
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Feng Fanテクニカルディレクター。
――サービス開始から約1年が経過しましたが、ユーザーの反響はいかがですか?

Yachen 
ローンチからずっとプレイヤーさんからのフィードバックに目を通していますが、非常にポジティブなものが多かったです。これからも、ユーザーさんからのフィードバックを受けながら、コンテンツやゲームプレイのパフォーマンスを向上させたいと思っております。

――ネットイースゲームズでマーベルのヒーローゲームを開発するにあたり、国や文化の違いを超えた連携が必要だったのではないかと思います。開発において、何か印象的だったことがあればお聞きしたいです。

Yachen 
本作を開発するにあたって、マーベルと密にコミュニケーションを取りながら働いています。マーベルのIPからインスピレーションを受け、リスペクトしながらお互いにアイデアの発案やブレストを行ったりしています。

 ちょうど今日もマーベル・ゲームズとの定例会議があり、しっかりとコミュニケーションを行いながら今後の展開について話し合いました。マーベルとのコミュニケーションの例として、新ヒーローのデザインを行う際には、マーベルのメンバーとともにクリエイティブな方向性などを協議しながら行っております。マーベルと協力しながらコンテンツを作っていますので、国や文化を超えた開発を問題なく行えていると思います。

――本作に登場するヒーローには、それぞれに絶大なファンがいると思いますが、ヒーローを制作する上で大切にしていることがあれば教えてください。

Yachen 
世界観をいちばん大事にしています。マーベルのIP作品から各キャラクターを深堀りし、そのキャラクターの信念はどこにあるのかなどをしっかりと理解したうえで、本作でどのように表現するかを大切に考えています。

 たとえば、ロキはミステリアスなキャラクターですので、その点を強調しながらゲーム内にさまざまなスキンを展開しています。ほかにも、スクイレル・ガールは武器を持っていませんが、マーベルのオリジナルのデザインをリスペクトしながら、本作ならではの彼女の戦闘を表現しています。

――本作のかわいくて、かっこいい、かつセクシーさが備わったキャラクターのコスメティックアイテムは非常に魅力的です。マーベルヒーローのテイストを守りつつ、魅力的なデザインに仕上げるために、どのような思いで取り組んでいますか?

Yachen 
コスチュームデザインにはさまざまな考えかたや手法があります。ひとつは、各シーズンでテーマを設定していますので、テーマに沿ったコスチュームを制作することを意識しています。また、クリスマスなどのシーズナルのイベントも開催していますので、それに合ったものも作っています。

 そのほか、IP自体からさまざまなインスピレーションも受け取っています。今年の7月に実施した夏イベントでは、水着のコスチュームを実装しました。水着コスチュームの中には、コミックにあるエピソードから着想を得てデザインをしているものもあります。

 コスチューム開発において、デザイナーからのアイデアをもとにマーベルに提案し、ともに新しいものを作ることは共通して大切にしています。
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――この1年を振り返って、とくに人気の高かったキャラクターや実装を受けて盛り上げたタイミングはありましたか?

Feng 
本作はPvPのタイトルとしてリリースしましたが、PvEモードも実装しております。それは非常に好評でした。SNSでもバズっているようでして。仲間とともに立ち向かうゲームシステムが好評を博したのかと思います。最近では、シーズン5のアップデートを行いましたが、その影響で、アメリカの売り上げチャートで上位に入っているので、とくに盛り上がったタイミングかと思います。

 シーズン5では新ヒーローのギャンビットも実装していますが、これからも続々キャラクターを追加予定です。継続的なコンテンツの実装を続けながら、ゲームのコアの部分の拡張・改善も行っていきますので、引き続きプレイヤーさんに本作を愛していただきたいです。

Yachen 
ほかにも、プレイヤーさんが交流できるソーシャルエリアとしてタイムズスクエアを実装していまして、こちらも好評をいただいています。こうした新しい機能を通じて、プレイヤーどうしの和が広がるような要素をどんどん追加していきたいと考えております。

 本作には「マーベルファンだけど、シューターはあまりプレイしない」という方がたくさんいました。ですが、そんな方々が本作に入りやすいように、先ほど私やFengが触れたPvEモードやタイムズスクエアなどのソーシャルエリアを実装し、シューター初心者の方、そしてベテランプレイヤーの方にも楽しめるように取り組んでいます。ですので、これからも多くのマーベルファンが楽しめるゲームを作っていければと思います。
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