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『メトロイドプライム4 ビヨンド』シリーズファンも初心者もご覧あれ! 過去作の振り返りも交えて徹底紹介。“フェイゾン3部作”や携帯機向けタイトルが懐かしい【12月4日にいよいよ発売!】

by小林白菜

『メトロイドプライム4 ビヨンド』シリーズファンも初心者もご覧あれ! 過去作の振り返りも交えて徹底紹介。“フェイゾン3部作”や携帯機向けタイトルが懐かしい【12月4日にいよいよ発売!】
 任天堂が2025年12月4日に発売するNintendo Switch用ソフト『メトロイドプライム4 ビヨンド』、およびNintendo Switch 2用ソフト『メトロイドプライム4 ビヨンド Nintendo Switch 2 Edition』。

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メトロイド』の派生作品として誕生し、人気を集めてきた一人称視点の3Dアクション・アドベンチャー『メトロイドプライム』シリーズの最新作である本作の魅力を徹底紹介! 未知の惑星・ビューロスに転送されてしまった伝説の戦士サムスの新たな戦いとは? あわせて、シリーズに興味を持った方のため、過去作の振り返りも行います。
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『メトロイドプライム』シリーズとは?

 サイドビューの2Dアクションアドベンチャー『メトロイド』シリーズの派生作品として、3D化と主観視点操作による新たな方向性を示したのが『メトロイドプライム』シリーズだ。未知の惑星を探索する孤独感などの魅力はそのままに、主人公・サムスと同じ視点を得ることで作品世界への深い没入感が味わえる。
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サムスが見ている光景がプレイヤーの目の前にも広がる。『メトロイド』と言えばサイドビューの2Dアクションアドベンチャーだった当時、衝撃的だった(画像は2023年発売の『メトロイドプライム リマスタード』)。
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“スキャン”により敵の特徴や周辺環境を分析できるのも特徴。謎解きのヒントになることも多く、探索の心強い味方に(画像は『メトロイドプライム3 コラプション』/2008年発売)。

約18年ぶりのナンバリング最新作『メトロイドプライム4 ビヨンド』

 宿敵・サイラックスに襲撃された銀河連邦基地の救援要請を受け、駆け付けたサムス。しかし、基地で保管していたアーティファクトが暴走。サムスと連邦兵数名は、未知の惑星・ビューロスに転送されてしまう。謎多き惑星でサムスたちが立ち向かう運命とは……?
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銀河系屈指のバウンティハンター サムス・アラン

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 これまでに謎多き生命体“メトロイド”をめぐる宇宙規模の脅威を幾度となく退けてきた腕利きの戦士。鳥人族によって育てられた過去があり、身にまとうパワードスーツは彼らの技術の粋を集めたサムス専用の装備で、驚異的な拡張性を持つ。性別は女性。

新たなる戦いの舞台・惑星ビューロス

 ビューロスには植物が生い茂るジャングル、雷鳴が轟く工場、氷に閉ざされた研究所、溶岩の流れる施設など、さまざまなエリアが存在。いたるところに遺る滅亡した文明の痕跡が、この惑星から脱出するカギとなる。迷路のように入り組んだ各エリアを探索・調査して、真実に迫ろう。
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フューリーグリーン/クロノタワー
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ボルトフォージ/ソルバレイ
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フレアプール/アイスベルト

サムスが使いこなす、さまざまなアクション

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 探索の中で新たな装備を入手し、サムスの能力を強化。これを活用してさらに探索できる範囲を広げていくというおなじみのゲームプレイを踏襲している本作。ここでは、過去シリーズから引き続き登場している基本的な操作について紹介する。

<探索>
 探索で心強い味方となるのが周囲にあるさまざまなものを分析できる“スキャン”。敵の特徴や周辺環境を分析して、弱点や先に進むために有効な攻撃、謎解きなどのヒントを得ることができる。“広い視野を持ち、しっかり観察すれば必ず道が拓ける”絶妙な難度がシリーズ通しての魅力だ。
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 サムスが球体に変化して狭い場所に侵入できる、“モーフボール”の能力も健在。“ボム”を使って隣接するものを破壊したり、仕掛けを起動したり、爆風で自分が飛び上がることで地形を超えるといった使いかたもある。
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“エネルギータンク”を入手すれば、サムスのエネルギー(体力)が上昇する。エリア内を隅々まで探索して、強敵との戦いに備えるべく強化アイテムは可能な限り回収しておこう。
<戦闘>
 戦闘では、連射可能なビーム、溜めるのに時間が掛かるが強力なチャージビーム、弾数制限はあるが強力なミサイルなどの武器を使い分けて立ち回ることになる。

 なお、本作には敵をロックオンするシステムがあるので、プレイヤー自らエイム(狙い撃ち)を行うシチュエーションは意外と少ない。エイムに苦手意識がある人もプレイしやすいはずだ。
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 敵が攻撃してくる予兆があったときは、ジャンプボタンを素早く2回押せばサイドステップで瞬時に回避することが可能。

 ボス戦では、多様な攻撃をしっかりかわしつつ、スキャンで明らかになる弱点を的確に突かなければ倒すことは難しい。ここでもやはり大事なのは“観察眼”。アクションゲームらしい反射神経よりも、自身の能力とそのときの状況をしっかり理解することが重要。これを忘れなければ、乗り越えられない脅威はないだろう。
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エネルギーやミサイル弾数は、道中でもアイテムの入手で回復できるほか、セーブポイントでは全回復できる。こまめに立ち寄るのがおすすめだ。
<Nintendo Switch 2 Editionはグラフィック向上&マウス操作対応>
 Nintendo Switch 2 Editionなら、グラフィックをクオリティモード(4K 60fps)とパフォーマンスモード(フルHD 120fps)の2モードから選択可。また、Joy-Con 2は持ちかたを変えればマウス操作への切り換えが可能。“狙い撃つ”などの動作がより直感的に楽しめる。
※数値はTVモードの場合。

新たな力“サイキック能力”

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 ビューロスにかつて存在した種族・ラモーンに導かれ、“サイキック能力”を手にするサムス。ラモーンが遺した施設にはこの能力を駆使することで起動する仕掛けも。戦闘でも、サイキック能力によって発動する、意思の力で軌道を操作できる攻撃“コントロールビーム”の使いどころが重要だ。
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“ヴァイオラ”で大地を駆ける

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 点在する探索エリアをつなぐ広大な砂漠地帯・ソルバレイを縦横無尽に駆け巡るために役立ってくれるのが、本作で新たに登場する乗り物“ヴァイオラ”。

 ビューロスにかつて存在した機械文明の遺産であるヴァイオラは、非常に高い機動力を持ち、ブーストからのパワースライド、追尾性能がある弾“プロジェクタイル”などの攻撃手段も有している。うまく乗りこなして、謎多き惑星を隅々まで見て回ろう。
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ヴァイオラを操縦するために着用する“ヴァイオラスーツ”。

ともに帰還を目指す、銀河連邦兵たち

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 サムスとともに惑星ビューロスに転送されてしまった銀河連邦の兵士たち。彼らから救難信号が届いたら、助けに向かおう。彼らのメカニック、狙撃、操縦などの技術がサムスひとりでは突破できない局面で救いになる場合も。全員生きて、ここから帰還するのだ。
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3種のamiiboも発売

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 アームキャノンを構える“サムス”と、新たなスーツに身を包んだ“サムス&ヴァイオラ”のamiiboは11月6日に発売。さらに“サイラックス”のamiiboは12月4日に『メトロイドプライム4 ビヨンド』と同時発売。

『メトロイドプライム』シリーズ紹介

 これまでに発売された『メトロイドプライム』シリーズを一挙紹介。謎のエネルギー物質“フェイゾン”を巡る物語が展開されるナンバリング3部作のほか、携帯ハード向けタイトルには1作目の世界観を活用したピンボールなどの変わり種も。

 なお、『メトロイドプライム4 ビヨンド』はシリーズの世界観を引き継ぎながらも、惑星ビューロスやラモーンは初登場。これらの過去作をプレイしていなくても、問題なく楽しめるはずだ。

『メトロイドプライム』

  • ニンテンドーゲームキューブ/2003年2月28日発売
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『メトロイド』の新境地を拓いた第1作

 初代『メトロイド』直後のストーリーを描く。スペースパイレーツの残党を追い惑星ターロンIVにやってきたサムス。そこで行われていたのはエネルギー物質“フェイゾン”を用いた生物実験だった。4種のビーム、4種のバイザーを使い分ける戦闘・探索が特徴。Nintendo Switchでリマスター版も発売されている。
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『メトロイドプライム2 ダークエコーズ』

  • ニンテンドーゲームキューブ/2005年5月26日発売
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ダークサムスが初登場。光と闇を巡る冒険

 消息を絶った銀河連邦の部隊を捜索するため、惑星エーテルに降り立ったサムス。そこで遭遇したのは、自分の姿形とよく似た生命体“ダークサムス”だった。

 別次元に存在する相似世界“ライトエーテル”と“ダークエーテル”の行き来が必要なギミックが存在、サムスの装備も“光と闇”をモチーフにしたものが多いのが特徴だ。シリーズ初のマルチプレイモードも収録。最大4人で白熱の対戦が楽しめた。
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『メトロイドプライム3 コラプション』

  • Wii/2008年3月6日発売
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ハードの機能を活かした直感操作が特徴

 銀河連邦基地の壊滅を防ぐため、スペースパイレーツを迎え撃つことになったサムスと3人のバウンティハンターたち。かつて倒したはずのダークサムスも出現、複数の惑星を舞台とした戦いが幕を開ける。

 Wiiならではの直感操作を採用。右手のリモコンで視点を動かし狙い撃つ、左手のヌンチャクをグラップリングビームに見立て、引っ張って敵のシールドを引き剥がすなど、サムスとのシンクロ度がさらに高まった。
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『メトロイドプライム ハンターズ』

  • ニンテンドーDS/2006年6月1日発売
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6人のハンターがマルチプレイで競い合う

 携帯機用の『メトロイドプライム』として、タッチペンを用いて操作するFPSになった。遠い過去に姿を消した文明から発信されたメッセージに呼び寄せられたサムスと6人のバウンティハンターが、“究極の力”の正体をめぐるストーリーが展開。

 オンラインでは、これらの特徴が異なる7人からひとりを選んで、最大4人の同時対戦が楽しめる。ハンターの中には『
メトロイドプライム4』でも登場するサイラックスの姿も。
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『メトロイドプライム フェデレーションフォース』

  • ニンテンドー3DS/2016年8月25日発売
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銀河連邦軍の一員として多彩な任務に挑む

 プレイヤーはサムスではなく銀河連邦軍の隊員。バミューダ星系にある惑星を舞台に、スペースパイレーツとの戦い、遺跡の探索、敵施設への侵入、破壊など、さまざまな任務にひとりで、もしくは仲間とともに挑む。

 バトルアーマー“メック”は任務に応じてウェポンとチップの組み合わせでカスタマイズ可能。隊員の訓練プログラムに採用されている3対3のスポーツ競技“ブラストボール”も収録。
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『メトロイドプライム ピンボール』

  • ニンテンドーDS/2006年1月19日発売
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ボール状態のサムスを“弾いて戦う”ピンボール

 『メトロイドプライム』の各種探索エリアをピンボール台に見立て、モーフボール状態のサムスを弾いて打ち上げ、スコアを競うゲーム。ボムやミサイルなど、おなじみの武器で台の上にいる敵を蹴散らすことも可能となっている。
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