「私のゲームは◯◯ファン向けです、アルゴリズムさんお願いですから彼らを見つけてください!」と4回くり返す投稿が海外ゲーム開発者のあいだで流行る

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「私のゲームは◯◯ファン向けです、アルゴリズムさんお願いですから彼らを見つけてください!」と4回くり返す投稿が海外ゲーム開発者のあいだで流行る
 X(Twitter)にて、「MY game is for ◯◯FANS, algorithm PLEASE FIND THEM! MY game is for ◯◯FANS, algorithm PLEASE FIND THEM! MY game is for ◯◯FANS, algorithm PLEASE FIND THEM! MY game is for ◯◯FANS, algorithm PLEASE FIND THEM!」という投稿が英語圏のインディーゲーム開発者を中心に流行しはじめている。

 投稿文を日本語に訳すと、「私のゲームは◯◯ファン向けです、アルゴリズムさんお願いですから彼らを見つけてください!(×4)」となる。
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 海外のインディーゲームは、クリエイターが強く影響を受けた既存の作品へのリスペクトを込めて、これに近い世界観やゲームデザインを取り入れるものが少なくない。一連の投稿は、「自分のゲームをリスペクト元の作品のファンに届けてくれ!」という想いを、X(Twitter)の表示アルゴリズムに対して願掛けするというネタを兼ねたゲーム紹介と言えそうだ。紹介されているゲームは、すでに発売済みのものから、現在開発中のものまで多種多様。

 引用元の投稿をたどってさまざまな“リスペクト系インディーゲーム”を眺めているだけでも楽しいし、自分の好きなゲームの英語タイトルを知っている人は、「MY game is for ◯◯FANS, algorithm PLEASE FIND THEM!」の◯◯に任意のタイトルを入力してX(Twitter)内で検索してみれば、そのタイトルに影響を受けたクリエイターが開発しているインディーゲームを知ることができるかもしれない。

 なお、流行のもとを辿ると、『
MEATBALL the MITE (Classic)』というPCブラウザで遊べるメトロイドヴァニア(探索主体のアクションアドベンチャー)作品を開発したクリエイター、juniperpinpan氏のアカウントにたどり着く。この投稿は「My game is SILLY, and the algorithm TEEHEES at me.(私のゲームはばかばかしくて、アルゴリズムが私をくすくす笑ってるよ)」と4回くり返すもので、現在の形とは少々異なる。

 これを引用する形で投稿した『
Kidbash: Super Legend』というゲームのアカウントの投稿から、ほぼ現在流行しているテキストの原型が出来上がっている。なお、この『Kidbash: Super Legend』は、『MEGA MAN』(『ロックマン』の英語タイトル)ファンのためのゲームとのことだ。
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