Google・Gboard チームが2025年10月1日、新たにダイヤル式のキーボードを発表した。かつての黒電話(ダイヤル式電話機)を思わせる、不思議な形状となっている。
製品としての販売予定はなく、同様のデバイスを自作できる設計図をオープンソースとして公開している。
・設計図のダウンロードはこちらの公式ブログから
これは、Googleのスマートフォン向けキーボードアプリ“Google キーボード”(Gboard)を開発するGboardチームが開発したもの。

“新しいキーボードのご提案”と題したGoogle日本公式ブログでは、ダイヤルにちなんだ“回転”をキーワードに、ユーモアとジョーク満載で製品が紹介されている。
Gboardチームはこれまでにも、キーボードのオーソドックスなタイプである“101 キーボード”(101個のキーが配置されている)に掛けて、毎年10月1日にユニークな新型キーボードを発表。
昨年は裏表のない“両面バージョン”、2023年にはファッショナブルな“帽バージョン”、2022年には“長く”使える“棒バージョン”、2021年には一息つくのに丁度いいサイズの“湯呑バージョン”がそれぞれ発表されている。


両面バージョン/帽バージョン


棒バージョン/湯呑バージョン
今回発表された“Gboard ダイヤルバージョン”は、従来の打つ・押す・叩くという動作ではなく、回転による文字入力を実現させたキーボードとなっているようだ。
ダイヤルの穴に指を通し、ストッパーの位置まで回転させると文字入力ができる。黒電話を使用していた世代には懐かしく、若い世代にはなんとも不思議な方法に映るだろう。

画像で確認できるところでは、時計でいう4~5時あたりの場所にストッパーが設置。この位置までジーっと回すことで入力の信号が送られる仕組み。
各種ファンクションキーやカーソルキーなどは独立したダイヤルとして用意されるなど、ユーザビリティもばっちり(?)。ダイヤル入力はひとつずつキーを確実に入力していくため、ミスタイプを誘発しないキーボードであるようだ。

Gboardチームはブログで「これからもより快適な入力方法の実現に向けて、コペルニクス的転回を果たしていきたいと考えています」とコメント。今後も変……もとい革新的なキーボードを開発していく姿勢だ。
※画像は公式ブログより引用。