
初日となる9月25日、Level Infiniteブースでは、iOS/Android用『モンスターハンターアウトランダーズ』のステージイベント“プロデューサーと見る!狩猟の島の最前線”が開催された。
イベントではまず、開発を手掛けるTiMi Studioのプロデューサー黄冬(ホァン・ドン)氏とカプコンのプロデューサー砂野元気氏が自己紹介を行った。
つぎに、本作独自の要素が詰め込まれた最新トレーラーが公開され、クローズドβテストの実施が明らかに。テストは2025年11月からを予定し、内容はTGS2025の試遊で体験できるバージョンとは異なるそうだ。あわせて黄氏より、本作の公式サイトからテストへの応募が可能になったことも告げられた。
開発プロデューサーのゲーム解説
新たなストーリーと舞台
大型モンスター“融光種”
島には“融石”という特殊な鉱石が存在し、モンスターが狂暴になるだけでなく、新たなアクションもくり出すようになるなど、多大な影響を及ぼしている。
主人公冒険者とそれ以外の冒険者
主人公冒険者はプレイヤーの分身で、外見のカスタマイズ、全種類の武器の使用、後述するロールの切り替えが可能となっている。
それ以外の冒険者たちには、ひとりずつ得意な武器が設定されている。たとえば、冒険者のひとりであるミドリは太刀の扱いに長け、モンスターの攻撃を回避しつつカウンターをくり出してピンチをチャンスに変えられる。
ロール(役割)の活用
- 極撃タイプ:爆発的なダメージを叩き出せるアタッカー
- 巧作タイプ:罠などの狩猟用装置を作成し、有利な状況を作り出す
- 支援タイプ:回復や能力強化に長けたサポーター
3種類のオトモたち
新システム“共闘技”
その他の要素
加えて、クラフトで建てた各施設はエリアの移動と探索に大いに役立つとのこと。この便利な機能を活用して、本作の広大な世界を隅々まで冒険しよう。
黄氏による大迫力の実機プレイ
まずは、融光種プケプケの狩猟から。展望塔に登ってマップの全貌を明らかにし、ジップラインやカタパルトといった施設を使って高速で目的地へ移動していく。これらの施設はプレイヤー自身で設置可能とのことなので、高低差のあるフィールドも楽に行き来できそうだ。
島の調査員から融光種プケプケの討伐クエストを受注すると、間を置かずに狩猟に突入。狩猟中には太刀ボタンをタップしての通常攻撃や連打でのコンボ攻撃、画面左側のバーチャルパッドで下方向を入力しつつ出す"斬り下がり"のほか、回避や固有アクション、奥義といった各ボタンの操作説明がなされた。
モンスターが狂暴状態となり紫に変色したあとは、大技にも注意が必要だ。融光種プケプケは広範囲におよぶ“毒乱雲”をまき散らすようになるため、これまでの狩猟とはひと味違った体験ができる。
続いて融光種リオレウスの狩猟へ。融光種リオレウスの狩りの最中には、砂野氏からオトモメドリーによる回復や従来のアイテムを使った回復方法、特定のアイテムが提示されるオススメアイコンについての言及があった。
また、狂暴状態となった融光種リオレウスは“炎の固まり”を吐き出すが、壊さずにいると強力なブレスが当たって大爆発を引き起こす。炎の固まりが出現したらひとまずモンスターへの攻撃を止め、破壊を優先するような立ち回りが重要となりそうだ。
最後にはリリースを楽しみにしているファンへ向けてのメッセージがあり、砂野氏と黄氏より試遊を楽しんでほしいことやフィードバックのお願い、本作への意気込みがなどが語られ、ステージイベントは幕を閉じた。