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バンダイナムコホールディングスが誕生して20周年。バンダイとナムコの経営統合で互いの長所を融合させ、企業力を上げるのが狙い【今日は何の日?】

byウワーマン

バンダイナムコホールディングスが誕生して20周年。バンダイとナムコの経営統合で互いの長所を融合させ、企業力を上げるのが狙い【今日は何の日?】
※本記事は、2024年9月29日にアップした記事を再編集したものです。
 いまから20年前の2005年(平成17年)9月29日は、株式会社バンダイナムコホールディングスが誕生した日。

 バンダイナムコホールディングスは、玩具やキャラクタービジネスに強いバンダイ(当時)と、ゲームの開発力に力のあるナムコ(当時)が互いの長所を融合させて相互補完し、相乗効果を高めてあらゆる分野に対応できるように設立された総合エンターテインメントグループ。

 ゲームファンにとってなじみ深い、バンダイナムコエンターテインメントは、バンダイナムコホールディングスの完全子会社。こちらは2006年3月31日にバンダイナムコゲームスとして誕生し、2015年4月1日バンダイナムコエンターテインメントに社名変更されている。
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 バンダイとナムコが9月末に経営統合されると正式発表されたのは2005年5月2日のこと。ちょうどそのころ、ゲーム業界には合併の流れがあって2003年にはスクウェアとエニックスが、2004年にはセガとサミーが実際に合併していたので、聡い読者諸君は「さもありなん」なんて思っていたかもしれない。筆者の場合はそれでもけっこう驚いて、ビッグメーカーどうしの合併に興奮していた記憶がある。

 1997年にはバンダイとセガ、2003年にはナムコとセガの合併話が報道され世間を賑わせたが、いずれも破談になっていたので、もしかすると「またかな?」と思っていた人もいたかもしれない。筆者はおそらく半分くらいはそんな風にも思っていたので、合併が現実になった際に余計に驚いたに違いない。

 バンダイナムコホールディングスの 最近の動きを挙げると……2022年にコーポレートロゴを刷新。それまで黄色と赤色で構成された曲線的なデザインから、”Fun for All into the Future”というグループのパーパス(存在意義・目的)である文字が目立つデザインになった。2024年には東京都渋谷区宇田川町に収容客数2000人規模のコンサートホール“バンダイナムコベース”の建設を開始。こちらは2026年春開業予定となっている。コンテンツの力が強いゆえに、どんなイベントが開催されるのか楽しみだ。

 また、今年(2025年)7月には、バンダイナムコとソニーが戦略的なパートナーシップを締結し話題になった。IP(知的財産)の共同開発や共同プロモーション、体験型エンターテインメントの企画・技術協力などを進めていくという。

 ゲームやアニメ、音楽、玩具など、多岐に渡る分野でその名前を見かけない日はないほど大きく成長・進化をし続けているバンダイナムコホールディングス。今後も我々にすばらしいエンターテインメントを提供してくれることだろう。
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