2025年6月5日、Nintendo Switch 2の発売日と同日に発売された『サイバーパンク2077 アルティメットエディション』。舞台は巨大都市“ナイトシティ”。生存をかけた戦いに身を投じることになる主人公“V(ヴィー)”の、オープンワールド・アクションアドベンチャーRPGだ。
そして本作ではモーション操作、ジャイロセンサー、マウスセンサーなど、Switch2ならではの新たな遊びかたを複数搭載。本稿ではその機能面を実際にプレイして確かめてみた。
モーション操作で回復、マウス操作でエイム!
さっそく、モニターにつなげてテレビモードでプレイ。まずは、2本持ちにおけるモーション操作とジャイロセンサーモードを試してみる。
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テレビモードでパフォーマンスモード(1080p、最大40fps)を利用するには、応答速度120Hz以上対応のモニターが必要。クオリティモードでは1080p、最大30fpsとなる。
モーション操作は、Joy-Con 2を持ってジェスチャーすることで回避やリロードなど各アクションが行えるシステム。ゲーム本編序盤のジョブ“救出”にて、チュートリアルをプレイすることで機能がアンロックされる。
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設定画面ではプロコン用の項目も用意されている。
左コントローラでは、ひねると回避、クイッと後ろに倒すと回復を使用。右コントローラでは、ひねるとリロード、左右に振ると近接の弱攻撃、上から振り下ろすと強攻撃となる。なお、設定で近接攻撃のモーション操作だけ無効にすることも可能だ。
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このアングラ感漂う殺伐とした雰囲気がイイね。
直感的な操作でリロードと回復ができるため、激しい戦闘時などではとくに役立つ。近接攻撃はちょっと振っただけでも反応してしまうので、慣れが必要。不慣れな筆者はブンブンしてしまう……カッコよく敵を仕留めたいものだ。
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モーション操作のチュートリアルの様子。
つぎはジャイロセンサー。Joy-Con 2の傾きを検知してゲーム内における視点も動くというもの。なお、つねにジャイロを有効にしておくことはもちろん、遠距離武器の使用時のみ、さらにはエイム時のみなど詳細に設定できる。
個人的には、エイム中にだけジャイロセンサーをオンにするのがグッド。Rスティックである程度狙いを定め、微調整をジャイロで行うといった、エイムの補助として活用している。
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つねにジャイロセンサーをオンにした状態で街を見渡してみる。探索では楽しいが戦闘は操作に慣れていないと難しい。
また、アクセシビリティにエイムアシストの項目があるので、あわせて設定しておくとヘッドショットがより狙いやすくなり、戦闘の快適さが上がっておすすめ。
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エイムアシストは弱か標準ぐらいあれば十分だろう。筆者は標準にしている。
つぎはマウスセンサー。Joy-Con 2をマウスに見立てて操作できる、Switch2から登場した新機能だ。『サイバーパンク2077』では右コントローラをマウスとして使用できる。Rボタン(左クリック)で射撃、ZRボタン(右クリック)でグレネードとなっていた。
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マウスセンサーを有効にするとジャイロセンサーとモーション操作は自動的に無効化される。
感覚としては、ほぼマウスなのでめっちゃエイムしやすい……! 視点もグイッと大きく動かすことができるので、スティック操作でのもどかしさがなく操作しやすくなっている。撃ったときにブルッと振動するのも気持ちがいい。
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Joy-Con 2のストラップには滑りやすくなるソールのようなものが付いているので、マウス操作の際は装着しよう。
ナイトシティの喧騒がクリアに聞こえて没入感バツグン
最後は携帯モードでもプレイ。Nintendo Switchと比べてSwitch2はスピーカーがよりクリアな音質へとパワーアップしており、ナイトシティの環境音や喧騒がくっきりと聴こえる。画面は7.9インチとデカくなったので見やすい。
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携帯モードにおけるパフォーマンスモードは720p、最大40FPS。クオリティモードはテレビモードと同じく1080p、30FPSとなる。
スピーカーは立体サウンドにも対応。特別な環境がなくても、全方位から音が聞こえてくるかのような臨場感を味わうことができる。キャラクターの会話シーンでは、左から話しかけられると左から、右から話しかけられると右から聞こえるように感じるので没入感が非常に高い。
また、携帯モードではサイバーウェアをはじめ、インベントリ、マップ、キャラクターなどの項目をタッチやスワイプ、ピンチイン・アウトで操作できる。モーション操作と同じようにこちらも直感的に動かすことができて便利。
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まさか、推奨スペックが高くベンチマークソフト的な役割を担っていた本作をSwitch2で遊べる日がこようとは……。
バッテリーの持ちについても検証してみた。30分ガッツリプレイしたところ、24%消費という結果に。1時間に換算すると約50%、だいだい2時間ほど持つ計算となる。公式説明によれば、バッテリー持続時間が約2~6.5時間なので、発表通りの数値といえるだろう。
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発熱に関して、背面がほんのり温かい程度に収まっている。なお、グリップするJoy-Con 2部分に熱はほぼ届かないのでプレイ中は気にならないはずだ。ファストトラベルでのロード時間は約16秒。テレビモードでは約10秒だった。
これからもナイトシティで生きていく。アップデート2.3も楽しみ
モーション操作×ジャイロセンサー、マウス操作などの操作方法で遊べるというのが新鮮だった。設定を細かく変更できるということもあり、自分好みのプレイスタイルを見つけて、より快適にプレイできるだろう。
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個人的にはマウスセンサーによるエイムと振動が気持ちよかった。だが、モーション操作のリロードや回復も便利だったので正直、甲乙つけがたい……。
そして、2025年6月26日には最新アップデート2.3が配信予定。詳細は記事執筆時点(6月19日)で発表されてないものの、2024年12月に配信されたアップデート2.2では、新たなメイク、乗りもののカラーリング変更、フォトモードのリニューアル、ジョニーが時折助手席に現れるようになるなど、大規模なアップデートが実際されたので今回も期待が高まる。
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アルティメットエディションには『サイバーパンク2077』本編のストーリーに加え、危険地帯・ドッグタウンで繰り広げられるスパイスリラー拡張パック“仮初めの自由”を同梱。マイニンテンドーストアでの価格は9878円[税込]だ。
筆者は今回はじめて『サイバーパンク2077』に触れてみたが、まだまだストーリーも序盤だと思うのでこの仕事が終わり次第、引き続きナイトシティで生きていきたいと思う。