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白上フブキ、フブキングダムの王によるソロライブは愛と笑顔の星座で溢れる。ファンと仲間を大切に想う“一番星”は世界一の輝きを魅せた。フブキ「Best wishes, “すこん部”!」

by夜桜

白上フブキ、フブキングダムの王によるソロライブは愛と笑顔の星座で溢れる。ファンと仲間を大切に想う“一番星”は世界一の輝きを魅せた。フブキ「Best wishes, “すこん部”!」
 2025年2月13日、女性VTuberグループ“ホロライブ”所属の白上フブキさんの1stソロライブ『FBKINGDOM “ANTHEM”』が、ぴあアリーナMM(神奈川県)で開催された。王国“フブキングダム”の王である白上フブキさんと国民であるファンがともに創り上げる音楽祭の様子をお届けする。
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みんなの心の一番星である我らが王は「おかえり!」と国民を出迎える

 公演開始前、本ライブのグッズであるすこん部(※白上フブキさんのファンの愛称)の顔がデザインされたタオルを被った国民たちが開演をいまかいまかと待っていると、突如フブキさんの挨拶が会場に響き渡る。お姉さんのような声とふだんの声を使い分けて彼女が注意事項をアナウンスすると、会場は「フブキ!」のコールで賑やかに。熱気に満ち溢れた状態でオープニング映像が流れ、ライブの幕が上がる。
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 通常衣装で登場したフブキさんが最初に歌うのは、彼女の初オリジナル曲『Say!ファンファーレ!』。「歌とかステージはまだまだ恥ずかしい」と歌詞にあるように、当時のフブキさんはライブパフォーマンスに苦手意識があり、配信では恥ずかしくなると机の下に隠れることが多かった。そんな彼女がいま、何万人も見ているステージで歌って踊っている。その姿を見てすでに目頭が熱くなるすこん部に追い打ちをかけるように「頑張れたのは一人じゃないから」という歌詞を「頑張れたのはみんながいたから」にアレンジ。堪らず涙を流す人もいたが、フブキさんの「まだまだ声出せるよなー!」という煽りに応えるようにスタートから全力でコールが行われた。
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 続けて披露されたのは、自己紹介とラブソングをあわせた『Hi Fine FOX!!』だった。ポップなリズムに乗せて楽しそうに歌って踊るフブキさんはとにかくキュートで目が離せない! 会場に語りかけるような歌いかたとダンスからは“いっしょにライブを楽しもう!”という想いがひしひしと伝わり、それを受け取ったすこん部たちはコールで返答していく。
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 コールで盛り上がる楽曲が続き、会場の一体感も高まったところで一瞬の静寂が訪れる。そこに電撃が走り、フブキさんはセイント衣装へとチェンジ。そのまま『閃光のように』を歌い上げる。

 これまでの2曲とは打って変わってロック調な本楽曲にあわせ、フブキさんの歌声もクールに。ふだんのかわいらしい声からは想像できない声のギャップには風邪を引きそうになるが、これが彼女の魅力のひとつだ。会場と配信でライブを観ているファン全員に声を掛け終えると、最後はギターの音にあわせてジャンプをして締める。
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 開幕から3曲を走るように歌ったフブキさんは、「こんこんきーつね!」といつもの挨拶をしてMCへ。スタートダッシュについてきた国民・すこん部にみんなの王様であるフブキさんが労いの言葉を送りつつ、「みんな、今日はフブキングダムへ入国って思っていませんか? 違うよ、ここは実家だからおかえりー! みんなは帰ってきたんだこの国に!」と温かく出迎える。会場と配信で観ているD席(通称:段ボール席)のすこん部にもファンサービスを送り、つぎの曲へ。怒涛のライブパフォーマンスが続き、もう終盤なのではないかと錯覚してしまうが、ライブはまだ始まったばかりだ。
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 MC後、Blue Journey衣装へと早着替えして『キミノスキピ』を披露。フブキさんのラブコールと、サビの振り付けにある正拳突きはまさにかわいさの暴力。ファンはメロメロ状態になっていたに違いない。そんな愛に溢れた会場に突如、警報音が鳴り響くと、まさかのホワイトブリニャンが登場。ライブを乗っ取る形で『ブリにゃんモードはピピピのピ▽』(※▽はハートマーク。以下、同じ)を歌う。監獄にぶち込まれているはずの彼女の登場に戸惑いつつも、ペンライトをピンクに変え、ピッピッピする国民の団結力は完璧だ。なお、最後は誰かが通報して再投獄された模様。
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 改めてフブキさんが登場するかと思いきや、今度は会場に地響きが鳴り響くとともにフブラが出没。客席の間をてくてくと歩くフブラに癒されている隙にフブキさんがステージに登場し、ゲームチックな音楽が流れる。そう、『KINGWORLD』だ。先ほど現れたホワイトブリニャンによって乱れてしまったフブキングダムの秩序をこの楽曲で正していく。
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 続いて、ホロライブ0期生の星街すいせいさんとさくらみこさんが登場し、フブみこめっとさんの3人でゲストパートへ。歌ったのはSEKAI NO OWARIさんの『スターライトパレード』と、Adoさんの『クラクラ』の2曲。すいせいさんのかっこいい歌声、みこさんのかわいらしい歌声、フブキさんの美しい歌声が織りなすハーモニーが会場全体を包み込む。途中のMCパートでは、衣装コンセプトと色合いがあっているという3人のシナジーと、フブキさんの存在の大きさが語られ、てぇてぇ空間が広がった。
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 ここでムービーが流れ、フブキさんが兼任しているホロライブゲーマーズの大神ミオさん、猫又おかゆさん、戌神ころねさんの3人がコーラスを務める『ワンダーフューチャー!』をブライト衣装で披露。フブキさんが事前に「3人とのライブは2回目の超超超超ゲーマーズでやりたい」と話していたこともあってか、現地のすこん部たちがコーラス部分も含めてコールをしていたのが印象的。会場のペンライトがゲーマーズカラーで染まっていたのを見て、昨年5月に行われた超超超超ゲーマーズを思い出した人も多かっただろう。もちろん、筆者もそのひとり。
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 続けて歌うのは、『HAPPY BANG!』だった。キュートな振り付けと歌声で楽しそうにパフォーマンスする姿、そしてとびきりの笑顔という名の弾丸を会場に向けて乱射。ファンの心を撃ち抜いていく。愛を一身に受けたすこん部たちはこれまでのコールで消費してきた体力が全回復!
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 ここでMCに入り、これまでの楽曲を振り返りつつ、「フブキングダムは国民のみんなとホロライブの仲間たちのおかげでできあがったと思っています。改めてこんなステキな王国をいっしょに作ってくれてありがとうございます」と、すこん部とホロライブメンバーへの感謝を伝えた。そして、「みんなで歌いたい曲があったよね!」とつぎの曲の伏線を張ってMCを終える。
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 暗転後、ピアノの伴奏とともに本ライブのキービジュアルに描かれていたキング衣装で登場したフブキさん。歌う曲はもちろんフブキングダムの国歌『僕らの星座』だ。ソロライブが決まった日から「ずっとみんなといっしょに歌いたかった」と語っていた本楽曲。その夢は叶い、会場にいるすこん部たちとともに大合唱を奏でた。もちろん、現地の国民たちはみんな優秀なので歌詞カードなんていりません。
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 続けて、フブキングダムがテーマの楽曲『星空コンフェッティ』を披露。ファンタジー世界のおとぎ話を連想させる民族調とともに魅せた、ダンスパーティーを彷彿とさせる可憐なステップは、国民たちの心を奪う。剣マイクを使った優雅なパフォーマンスにも注目だった。
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 MCパートでは、『僕らの星座』はみんなで大合唱したことで初めて曲が完成したと語る。そして、「みてみて~!」と言わんばかりに剣マイクを見せびらかす王が堪らなくかわいいので、ここだけは絶対に見てもらいたい。いや、全部見てほしいのだが……。

 さらに、本ライブのために新曲を持ってきたということが明らかに。曲名は
『えんじょい the わーるど!』で、すでに楽しさを感じられるようなタイトルだ。曲の始めとサビの終わりに「えんじょい the わーるど!」とコールしてほしいという王のご指示で練習パートに入る。
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 そして初お披露目となった本楽曲は、曲調がころころと変わるとにかく楽しい楽曲だ。現地国民たちは適応力が高く、練習していた「えんじょい the わーるど!」のコールはもちろん、途中から練習していなかったコールまでこなしていた。優秀な王のもとには優秀な国民が集うということか……。
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 続いて、みんなお待ちかねの『KONKON Beats』。ギターロックな本楽曲は生バンド演奏と相性抜群! 指でキツネのポーズを取るフブキさんと、ステージ上でぴょんぴょん飛ぶすこん部たちのかわいさに会場のボルテージも一気に上がり、「はい!はい!」、「こん!こん!こん!」、「Knock!Knock!Knock!」というコールに力が入る。
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 MCではペンライトのウェーブで遊んだ後、すこん部と“ホロライブに入る決断をした自分”に感謝を伝える。ホロライブメンバーにも「白上のソロライブを見て、自分もライブをやりたい思ってくれるホロライブメンバーがいてくれたらうれしいです!」と仲間想いなフブキさんらしさがにじみ出るコメントを残した。
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 「白上とみんなで紡いできた思い出を胸にこの曲を届けます」と言ってMCを終えると、フブキさんがステージモニターを見つめる形で映像が流れる。そこには、ホロライブ1期生(アキ・ローゼンタールさん、赤井はあとさん、夏色まつりさん)、いろはにほへっと あやふぶみ(百鬼あやめさん、大神ミオさん)、バカタレサーカス(不知火フレアさん、角巻わためさん、尾丸ポルカさん)、OKFAMS(百鬼あやめさん、大空スバルさん、大神ミオさん、猫又おかゆさん、戌神ころねさん)、BABACORN(宝鐘マリンさん)、フブみこめっとさん(星街すいせいさん、さくらみこさん)、ホロライブゲーマーズ(大神ミオさん、猫又おかゆさん、戌神ころねさん)の姿が。

 そんな歴代ユニットの姿を見ていただけで涙が止まらないというのに、楽曲
『ストーリーテラー』が追い打ちをかけてくる。フブキさんの透き通るような歌声が会場に響き渡る中、最後にみんなで「LaLaLa……」と歌うところで涙腺は崩壊。それを聞いて涙を拭うフブキさんの姿を見てさらに涙を流し……と会場は大洪水に。改めてライブのよさを実感したフブキさんは涙を堪えながらつぎのライブについて語った。
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 最後に歌うのは、1stアルバムの表題曲である『SUPERNOVA』。会場の国民たちは涙を吹き飛ばす勢いで「Wow oh, oh-oh-oh」、「Oh Yeah!」と全力コールを響かせる。それに応えるかのようにフブキさんは「あの宇宙(そら)の向こうへ↑」とアレンジを加え、会場を見渡しながら歌い上げた。
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 ライブ終了後、会場とコメント欄に響き渡るアンコールの声に応えてライブTシャツを着たフブキさんが再びステージに姿を現す。『グローエンブレイス』のアニメーションMVがこのあとすぐに公開されると発表。そして、ホロライブプロダクションのメンバー全員のことを歌ったという本楽曲をアンコール曲として美しい歌声で披露する。
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 歌い終えたフブキさんがステージからいなくなると、会場は再び「アンコール!」の嵐がやってくる……と思ったらまさかのフブラが会場に再出没し、フブラコールの嵐に! すると、もう一度フブキさんがステージに降り立ち、ドラムのシンバルの音とともにファンが推しへの想いを綴る楽曲『LETTER☆彡』を歌い始める。

 ハイテンポなロック調である本楽曲と生バンド演奏との相性はもちろん最高で、会場も再び熱気に溢れる。ラスサビ前になると一度演奏が止まり、フブキさんがファンへ精一杯の想いを伝えるために曲中でもっとも大事なフレーズにファン愛称を当てはめて叫ぶ。

「Best wishes, “すこん部”!」

 そのひと言に会場は沸き上がり、クライマックスを迎える。そして最後の「Best wishes, 〇〇」のフレーズですこん部たちが送る言葉はもちろん。

「Best wishes, “フブキ”!」
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 こうしてお互いに手紙を送る形でライブは幕を閉じた。エンディングでは、スタッフロールとともに流れる『僕らの星座』にあわせて、国歌斉唱が行われた。そして終演後、なんと再びフブキさんの声が会場に響き渡る。どうやらスタッフさんに無理を言ってマイクを借りたとのこと。そんな異例の状況で何を言うのかと耳を傾ける現地すこん部たちへ伝えた最後の言葉とは……。

「100万回愛してる!!!」

 なお、この出来事は終演から少し経ってから起きたことのため、配信には乗っておらず、早々に会場から離れてしまった人も聞くことができなかったとのことだ。

 この7年間、さまざまな困難をすこん部とそしてホロライブメンバーとともに乗り越えてきたフブキさん。歌詞のアレンジですこん部へ感謝を伝えるところ、ホロライブプロダクションのメンバー全員のことを歌った楽曲があること、このソロライブを見て自分もやりたいと思えるメンバーが増えたらうれしいと語る姿から、フブキさんがホロライブメンバーとすこん部を心の底から大切に思っていることが感じられた。そんなフブキさんらしい演出の数々は、ホロライブファンのひとりでもある彼女だからこそ行えたものだろう。フブキングダムのさらなる発展、そしてホロライブの大黒柱としてのこれからの活躍に目が離せない!

白上フブキ1stソロライブ FBKINGDOM “ANTHEM”セットリスト

  1. Say!ファンファーレ!(白上フブキ)
  2. Hi Fine FOX!!(白上フブキ)
  3. 閃光のように(白上フブキ)
  4. キミノスキピ(白上フブキ)
  5. ブリにゃんモードはピピピのピ▽(ホワイトブリニャン)
  6. KINGWORLD(白上フブキ)
  7. スターライトパレード(白上フブキ/星街すいせい/さくらみこ)
  8. クラクラ(白上フブキ/星街すいせい/さくらみこ)
  9. ワンダーフューチャー!(白上フブキ/feat. 大神ミオ、猫又おかゆ、戌神ころね)
  10. HAPPY BANG!(白上フブキ)
  11. 僕らの星座(白上フブキ)
  12. 星空コンフェッティ(白上フブキ)
  13. えんじょいthe わーるど!(白上フブキ)
  14. KONKON Beats(白上フブキ)
  15. ストーリーテラー(白上フブキ)
  16. SUPERNOVA(白上フブキ)
  17. グローエンブレイス(白上フブキ)
  18. LETTER☆彡(白上フブキ)
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集計期間: 2025年03月24日09時〜2025年03月24日10時