『Fate』シリーズはここから始まった

『うたわれるもの』シリーズや『グリザイア』シリーズ、『マブラヴ』シリーズなど、最初はアダルトゲームとして展開し、その後にアニメやスマートフォンゲームなどの大きな市場に進出していく作品は少なくないですが、『Fate/stay night』はその草分け的な存在です。
物語は、現代に生きる7人の魔術師がそれぞれ7騎の使い魔(サーヴァント)と契約し、持ち主のあらゆる願いを叶える“聖杯”を奪い合う“聖杯戦争”をくり広げるという内容。


スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』(FGO)には『Fate/stay night』をはじめ、数多くのシリーズ作品からサーヴァントが登場しているので、『FGO』をプレイしてキャラクターが気に入り、原作をプレイするという人も多いでしょう。
そんな『Fate』シリーズの原点となる『Fate/stay night』の主人公は、10年前に起きた大火災の数少ない生存者で、そのときに助けてくれた衛宮切嗣のような正義の味方になりたいと思っている衛宮士郎。本作には3つのルートがあり、ひとつ目はパートナーとなるサーヴァントのセイバーとの物語を描く“Fate”。ふたつ目はライバルである魔術師・遠坂凛がヒロインで、士郎自身のことも描く“Unlimited Blade Works”。3つ目は学園の後輩・間桐桜のストーリーで世界観の核心が描かれる“Heaven's Feel”。
それぞれのルートで、敵だったキャラクターが味方になったり、逆に仲間だったキャラクターが敵になったりと予想できない展開が楽しめます。



ゲーム内では「サーヴァントは真名を明かさない」という説明のあと、いきなり真名を名乗る敵がいておもしろかったですね。こういったサプライズもさすが奈須きのこ氏です。
英霊は能力や逸話に応じてクラスが決まっています。『Fate/stay night』はセイバー(剣士)、アーチャー(弓兵)、ランサー(槍兵)、ライダー(騎兵)、キャスター(魔術師)、アサシン(暗殺者)、バーサーカー(狂戦士)が登場。設定では魔術師が不利ですが、みずから有利な陣地を作り上げる“陣地作成”の能力を活かすことができ、戦い方によっては強力なことも描かれます。また、バトルロイヤルなのでマスターどうしが同盟を組むことだってありますし、先が読めません。




























