シリーズの新たな挑戦がてんこ盛り
※「Pokemon」の「e」は、正しくはアキュート・アクセント付き(以下、同じ)
『ポケモン』ファンの誰もが発表を期待していた『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』のリメイク作が本当に発表されてお祭り状態の中、続けて完全新作の本作が発表されたこともあって興奮度はMAX状態。なかなか寝付けない夜になった人が多かったんじゃないだろうか。
本作の舞台となったのは、“ヒスイ地方”。のちにシンオウ地方と呼ばれることになるが、それよりも遥か昔の時代が描かれており、まだ人とポケモンが親密に暮らすことが珍しかったという設定も時間遡行をしたような気分を味わわせてくれる仕掛けになっていた。コトブキムラとコトブキシティのように、現在のシンオウ地方で見られる地名や地形が多数登場するため、現在と過去を見比べて辿った歴史を想像してみたりした方も多かったのでは?
最初に選ぶパートナーはモクロー、ヒノアラシ、ミジュマルの3匹。おなじみのポケモンたちばかりだったが、3匹とも進化するとリージョンフォーム“ヒスイのすがた”になってくれたのがよかった。最初に選べるポケモンのリージョンフォームは初めてだったので感慨深いものがあったかもしれない。


主人公の目的は、この地で初めてとなるポケモン図鑑の完成を目指すこと。そこはこれまでのシリーズ同様なのだが、本作はジャンルがアクションRPGということもあってシステム面が大きく異なる。プレイフィールはまったくの別モノだったので、何もかもが新鮮に感じられた。

草むらや岩陰にしゃがんで隠れ、気づかれないようにモンスターボールを投げれば、従来のようなバトルをせずに即捕まえることができるのも超絶便利。最新作でもこのシステムを採用してほしかったと思った人は大勢いるのではないかと思われる。そのうえで、この捕獲アクションがめちゃくちゃ楽しいのだから恐れ入る。



見つからないように行動するのはドキドキするし、うまくいったときの達成感もなかなかのもの。コツがわかればしめたものでスムーズにバンバン捕獲できて気持ちいいのだからクセになってしまう。ポケモンバトルも従来のターンバトルとは違い、素早さやくり出す技によって行動順や行動回数が決まるため、ひと味違う体験ができた。
“ポケモンライド”でさまざまなポケモンたちに跨がり、広大なフィールドを駆け巡るのも爽快で陸上から水上へスムーズにライドできる操作感がいい感じ。空を飛ぶこともできたので、雄大な景色を満喫しつつ捕獲していない野生のポケモンを探し出すなんて芸当もできた。

2022年5月18日には、YouTubeのポケモン公式チャンネルでウェブアニメ『雪ほどきし二藍』が公開された。これはヒスイ地方を舞台にしたオリジナルのショートアニメとなっている。現在も観られるので未視聴であればチェックしておこう。























