『ストリートファイター6』不知火舞先行レビュー。注目の固有システム“焔ストック”や各種必殺技、モダン操作などを解説!

byベックス

『ストリートファイター6』不知火舞先行レビュー。注目の固有システム“焔ストック”や各種必殺技、モダン操作などを解説!
 2025年2月5日、カプコンの対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6』に追加キャラクターとして“不知火 舞”が配信される。本稿では、配信に先駆けて先行レビューをお届けする。
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[IMAGE][IMAGE][IMAGE]※試遊バージョンをもとに編集部調べにて記事を作成しています。製品版とは内容が異なる場合があります。

『餓狼伝説』から不知火舞が登場

不知火舞コマンドリスト

 SNKの人気対戦格闘ゲームシリーズ『餓狼伝説』からゲストキャラクターとして参戦する不知火舞。彼女は、大きな扇子を武器に“不知火流忍術”で戦うくノ一だ。各必殺技の性能は、下に掲載したコマンドリストのスクリーンショットでチェックして欲しい。さらに、その中でも使用頻度の高そうな花蝶扇と龍炎舞をピックアップして紹介しよう。
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注目の必殺技

花蝶扇

 不知火舞の必殺技の中でもっとも特徴的と言えるのが花蝶扇だ。一見、オーソドックスな飛び道具に見えるが、相手の打撃で撃墜されたり、ほかの飛び道具に撃ち負けたりといったウィークポイントがある。その弱みを補うためか、ボタンをホールドすることで性能が変化。ホールド版は、飛び道具と相殺するようになるほか、打撃技にも打ち勝てるようになる。さらにホールド版は、相手に触れると上に跳ね上がり、落下部分で再度攻撃する2段構成になる。跳ねる高さは強度が強いほど高くなる仕組みのようだ。
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通常の花蝶扇は相手の攻撃で撃墜されてしまう。
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ホールド版は跳ね返りを利用した攻めが強力。扇子が跳ね上がっている間に中段攻撃でガードを崩し、さらに追撃を決めることも可能。

龍炎舞

 龍炎舞は、回転しながら炎で前方を薙ぎ払う打撃技。すべての強度で共通する特徴として、炎の部分で相手の飛び道具を消すことができる。

 弱版は1ヒットの打撃技でダウンは奪えない。しかし先端部分をガードさせると反撃されにくく、足払い系の技に勝ちやすいので中距離での牽制に使えそうだ。また、しゃがみ中パンチなどから連続ヒットさせられる。振りが早いので飛び道具を消すのにも使いやすいだろう。

 中版は2ヒットして相手をダウンさせられるのが特徴。強版はヒット後に相手を上方向に打ち上げるので、さらに追撃できる。ただし、相手がしゃがんでいると当たらない。OD版は強版と同じようにヒット後に相手を打ち上げ、追撃も可能だ。
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龍炎舞はどの強度でも相手の球を消せる。
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弱版は先端部分であれば反撃を受けにくいので、立ち回りでも使えそうだ。
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中版はダウンを奪えるので中攻撃からのコンボに使いやすい。
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強版はヒット後さらに追撃可能。相手が立ち状態であれば、できるだけ強版を狙いたい。

焔ストック

 本作の不知火舞で重要な固有システムとなるのが焔ストック。陽炎の舞をくり出すと5個ストック(最大ストック数5)され、その後に必殺技や陽炎の舞、超必殺忍蜂などをくり出すとストックを1消費する代わりに性能が強化される。たとえば、花蝶扇の場合はヒット数が増加したり、龍炎舞は弱版でもヒット時にダウンを奪えるようになる。ただし、焔ストックはつぎのラウンドへ持ち越せないので、温存せずに使い切ってしまうのがよさそうだ。
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陽炎の舞はヒットさせなくても焔ストックが増加する。
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花蝶扇はヒット数が増加。
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龍炎舞は弱版もダウンを奪えるようになる。このようにダメージアップ以外にも強化点があるようなので研究する価値がありそう。
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陽炎の舞は分身が出現した演出になり、ダメージアップするようだ。

モダン操作

 モダン操作では、すべての必殺技が必殺技ボタンに対応。コマンド入力が苦手な人にはうれしい仕様だ。特殊技はすべて使用可能だが、通常技は立ち弱パンチ、立ち中パンチ、ジャンプ弱パンチ、ジャンプ中キック、ジャンプ強パンチが使えなかった。中距離での牽制として使用頻度の高そうな立ち中パンチが使えないのはやや窮屈そうだが、めくり攻撃や中段攻撃は使えるので戦力としては十分だろう。

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モダン操作のコマンド表

レビュー

 SNK作品の不知火舞は、高い機動力と空中からの多彩な攻めを活かしたトリッキーなキャラクターの印象がありました。それに比べると、本作では昇龍拳タイプの対空必殺技を持っており、通常技や飛び道具による牽制と対空というバランスのいい性能になっていると感じました。

 そのうえで、ホールド版の花蝶扇はトリッキーなセットプレイを構築できそうだし、焔ストックはスーパーコンボゲージの使いかたの幅を広げてくれるし、研究したくなる要素も揃っていて好印象。試遊では時間や環境に制限があり、これらの技の詳細を調べるまではできなかったので、記事や動画では触れられなかった要素もまだまだあるかと思います。そういった要素はぜひ実際に試して見てほしいですね。
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花蝶扇やドライブラッシュを使えばスピード感のある攻めを展開できるのが楽しそう。
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対空や無敵技があるので安定感もありそう。
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