テレビアニメ『美少女魔法戦隊ぷにきゅー』とは
見る人が見れば元ネタがなんなのかは明白ですが、このへんはイケシャアシャアとやらせていただきました。
元ネタのほうは「女の子だって暴れたい」だから、たぶんギリでセーフですね(チラ)。
じつはこの『ぷにきゅー』という架空のアニメ作品自体はマンガ『チェイサーゲーム』のシーズン1の頃からチラホラと登場していたんですよね。
まさかこんな形でそのアニメ作品を手掛けたおじさんたちまで掘り下げて描くことになるとは当時は思ってもいませんでしたが。
石井輝義にも新沢良介にもモデルがいます
- 元はポルノ業界で仕事をしていた
- 実写畑の人間だった
- 26歳でキャラクターデザイナーとして抜擢
- 感情表現に責任が取れる
このへんがやはりキーワードとなってきますが、石井輝義にも新沢良介にもそれぞれ実在するモデルがいます。
今回は事前許諾を取っていませんので、複数の人間を完全に混ぜまくって原型がわからないように気をつけています。
が、見る人が見ればこれもわかっちゃうかもしれないです。気づいた人は頼むから黙って眺めていてくださいね。
色紙とペンある?
そんなことを急に言われても大抵はないですよね、会社に、色紙は。けどですね、あるんですよ、この業界では珍しくない話なので。
少なくともサイバーコネクトツーの社内には、いつ誰が来てもいいように必ずサイン色紙が100枚単位で常備されていますよ。
まぁ、弊社の場合は(とくに東京スタジオは)来客が多いのと、マンガ家さんやアニメーターや声優さんたちと定期的に集まってボードゲーム会をやったり飲み会をやったりしているという事情もあってですが。
そして、作中の西野のように「そんなこともあろうかと」色紙自体をつねに持ち歩いている人もいらっしゃいますね(業界には変な人がいっぱいなんです)。
渡した名刺の上にグラスを置かれたことがあります
あ、私自身の話ですね。もう20年近く前の話ではありますが。
そのまま飲み会になって濡れたグラスを私が渡した名刺の上に置かれてべちゃべちゃになった挙句にそのまま忘れて帰られましたね。
悔しかったなぁ。
あの頃の執念と怒りが現在の私を育てたのかもしれませんね。
ちなみに別の現場では渡した名刺で折紙を折られたこともありましたね、話しながら。
キレませんでしたよ、キレそうにはなりましたが。
単行本第12巻が3月1日に発売決定! 穴井さんがメインの表紙に
『チェイサーゲーム』は、現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。各業界のクリエイターから、「リアルすぎて胃が痛くなる!」と評され、TVドラマ化もされています。
表紙は、穴井さんがメインに。そして、ゲームクリエイターの齊藤さんも右上の大きめに書かれているのが印象的ですね。齊藤さんは、ゲーム業界のエピソードで重要な役割をはたしているので、そちらも注目してください。
チェイサーゲーム リーディング公演Vol.4は1月10日~13日開催
元々プラネタリウムとして活用されていた大スクリーンに投影したマンガのコマに合わせて、声優陣が声をあててお芝居。実際のアフレコ現場に立ち会えているような感覚で、熱演をたのしめる劇となっています。『チェイサーゲーム』を題材にした公演は今回で4回目。
第3回では、悪徳プロデューサーの更木が大暴れ。単行本第5巻と第6巻に掲載されている話が演じられました。
そんな“チェイサーゲーム リーディング公演Vol.4”の稽古現場にお邪魔させていただくことができました。