とにかくキャラがしゃべりまくる! ボイスの収録量に圧倒される
本作は、『テイルズ オブ ファンタジア』に続く『テイルズ オブ』シリーズの2作目。のちに続編『テイルズ オブ デスティニー2』もリリースされ、2006年11月30日に発売されたリメイク版では『2』の設定を意識した改訂が行われました。
さらに2008年1月31日には人気キャラクターのリオンを主人公にした“リオンサイド”を追加している『テイルズ オブ デスティニー ディレクターズカット』も発売されています。

主人公は、人格を宿した剣“ソーディアン”のディムロスと出会ったことで“神の眼”を巡る戦いに巻き込まれていくことになるスタン・エルロン。スタンは同じソーディアンのマスターであるルーティ・カトレットやリオン・マグナス、フィリア・フィリス、ウッドロウ・ケルヴィンといった仲間と出会い、彼らとともに冒険の旅に出ます。
その中でも衝撃だったのは、リオンのエピソード。ネタバレになるため詳しく書くのは止めておきますが、フィクションの世界でこんなにも理不尽なことが起きるのかと驚きました。小説や映画はともかく、ゲームという体験でここまでやるせない気持ちになったのは初めてでした……。


それ以外にも、ルーティの相棒であるマリー・エージェントや、ウッドロウを慕う少女のチェルシー・トーン、飄々とした吟遊詩人のジョニー・シデン、格闘チャンピオンのマイティ・コングマンといったメンバーが仲間に。コングマンは任意加入の隠しキャラクター的な扱いでしたが、小説『テイルズ オブ デスティニー ルーティのルール』ではルーティの相棒となり、主役級の扱いに。読む前は「コングマンをピックアップするの!?」と驚きましたが、とてもいいコンビでおもしろかったです。
ゲームの話に戻ると……本作は前作に比べて、とにかくボイス量が豊富! フィールドで操作を放置しているとパーティーメンバーが掛け合いを始めたり、ソーディアンを交換することでキャラクターごとの「ファイアーボール」や「アイスニードル」といった掛やけ声が聞けたりと耳が幸せでした。ソーディアン以外の仲間に山寺宏一さん(ジョニー・シデン役)や玄田哲章さん(マイティ・コングマン役)といったレジェンド声優が起用されているのも豪華すぎましたね。
バトルはエンハンスト・リニアモーションバトルシステム(E-LMBS)というシステムで、簡単に格闘ゲームのようなコンボを決められて爽快感があり、演出やカメラワークも派手で迫力がありました。チャネリングというアイテムを装備することでマルチプレイもできたので、家族や友達とプレイした人も多いのではないかと思います。




















