『ウィッチャー』シリーズの新作“Polaris”と呼ばれていたタイトルが正式発表された形。シングルプレイ専用のオープンワールドRPGで、シリを主人公に迎えた新章になるようだ。なお、CD PROJEKT RED ジャパン・カントリー・マネージャーの本間覚氏によると、複数言語でシリの声優が変更となり、日本語は沢城みゆきさんから、松井恵理子さんに変更となるとのこと。
公式で発表があったとおり、『ウィッチャーIV』では複数言語でシリの声優が変更となり、日本語もそのひとつとなります。さまざまな事情を鑑みての決断ですが、沢城さんには8年ほどお会いしていないにも関わらず、事前にご連絡したら覚えてくださっていて感激しました。『ドラゴンエイジ2』『ウィッチ…
— 本間 覚(フォース) (@homma_force) December 13, 2024
『ウィッチャーIV』The Game Awardsにてシネマティックリビールトレーラー公開
<ゲームディレクター セバスチャン・カレンバのコメント>
ウィッチャーの新章が、新主人公のシリとともにお披露目されました。長い間彼女を主人公にしたいと思っていたため、ついに公にでき大変嬉しく思っています。シリは主人公に相応しい人物であり、彼女を物語の中心に据えることは自然なことでした。本作では、真のウィッチャーになることの意味を、〈道〉を歩むシリと共に探求していきたいと考えています。トレーラーはその要素の一片をお見せすると同時に、「ウィッチャー」の世界がいかに陰鬱で、過酷であるかを描いています。
約6分間の映像では、リヴィアのゲラルトの養女であるシリが、とある辺境の村を訪れる様子が描かれます。ウィッチャーとして依頼を受けたシリでしたが、村は人間の生贄を要求する怪物の脅威にさらされていました。短いながらも「ウィッチャー」らしいストーリーが展開される本トレーラーでは、鎖や新しい魔法の力を含む、シリの新しい装備や能力が見て取れます。
中心となるのは、村の外から来た部外者としてのシリの視点です。村人たちが、伝統的な生贄の儀式に向け準備をする若い娘に別れを告げるなか、それを見たシリは介入することを決意します。怪物を討伐し、娘を救おうとしたシリですが、自分と、自分が助けようとしている人々が持つ偏見や迷信が対立した際、彼女はウィッチャーとしての厳しい教訓――怪物とは、人の姿をしていることもあると学ぶのでした。
日本語吹き替え版トレーラーはこちら
本トレーラーはカスタムビルドされたUnreal Engine 5上で、未発表のNVIDIA GeForce RTX GPUを使用してプリレンダリングされています。『ウィッチャーIV』で使用されている技術、アセット、モデルと同じものを使用し、本作が伝えようとしているゲーム体験がどういったものであるかを、シネマティックなビジュアルを通してプレイヤーに届けることを目的に制作されています。CD PROJEKT REDと、「ウィッチャー」シリーズについて精通し、過去のイントロシネマティックを担当してきたPlatige Imageによる共同制作です。
『ウィッチャーIV』は、CD PROJEKT REDが贈るシングルプレイ専用のオープンワールドRPG。過酷なダークファンタジーの世界を旅する主人公、シリを操るウィッチャーの新章がついに始動します。Unreal Engine 5のパワーを活かし、これまで以上に野心的かつ没入感のあるオープンワールドのウィッチャーゲーム作品を目指しています。
『ウィッチャーIV』の最新情報については、以下の公式サイトならびにCD PROJEKT RED Japan公式Xをご覧ください。