【人間 vs AI】『outdraw.AI』最先端AIには回答不能、でも人間なら答えがわかる絵を描く協力パーティーゲームが2025年初頭にリリース

【人間 vs AI】『outdraw.AI』最先端AIには回答不能、でも人間なら答えがわかる絵を描く協力パーティーゲームが2025年初頭にリリース
 ​​協力型お絵描きパーティーゲーム『outdraw.AI』が、Steamにて2025年初頭にリリース予定だ。

 本作では2~6人のプレイヤーが協力してAI(人工知能)と勝負。お題に沿ってイラストを描くプレイヤーは、“人間には理解できるが、AIには理解できないように絵を描く”ことを目指す。その絵がなにを示しているか、AIが正解した場合は人間チームの負け、AIが不正解なら、人間チームの誰かひとりでも正解していれば人間チームの勝ちになるようだ。

 なお、本作では画像認識機能にGoogle Gemini APIを採用。Google Gemini APIは利用規約により「プレイヤーの描画データがGoogleによって使用されることはない」とされており、また開発者はプレイヤーのデータ保護のためAI学習目的での第三者へのデータの販売・譲渡は一切行わないと明言しているなど、AI技術の利用については慎重な姿勢を示している。
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以下、リリースを引用

AIが理解できない、人間だけがわかる “絵”を描く協力型パーティーゲーム『outdraw.AI』Steamストアページ公開。2025年初頭リリース予定

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最先端のAIをだます協力型お絵描きパーティーゲーム『outdraw.AI』のSteamのストアページが公開されました。このゲームでは2〜6人が協力してAIに挑みます。それぞれのプレイヤーには「ネコ」や「資本主義」といった秘密のお題が与えられます。このお題を人間のプレイヤーには理解できるが、AIには理解できないように描くことができれば人間たちの勝利となります。

このゲームは、ゲーム開発者の
木原共とアートユニットのPlayfool(ダニエル・コッペン&マルヤマ・サキ)を中心に少人数で開発されており、2025年初頭にSteamでWindows・Mac向けにリリースされる予定です。

本作の特徴は、AIの画像認識機能を活用した新しいゲームプレイの提供だけではありません。「AIの学習データに取り込まれていない、新たな表現を人間は生み出すことはできるのか?」といった現代のAIと人間の関係性の本質に迫ります。

  • タイトル:outdraw.AI
  • 開発元:木原共 + Playfool(チームでの自主パブリッシュ)
  • ジャンル:AI vs 人類 : 協力型お絵描きパーティゲーム
  • リリース日:2025初頭に公開
  • プラットフォーム:Steam(Windows / Mac)
  • 言語:日本語 / 英語 / 簡体中国語 / 繁体中国語
  • 各種SNS:
 outdraw.AI 公式サイト
 outdraw.AI 公式Xアカウント
 木原共 Xアカウント
 Playfool Xアカウント

『outdraw.AI』の主なゲームプレイ

1. プレイヤーの手持ちのスマホやタブレットが絵を描くキャンバスに!
Steamでゲームをお持ちの方が1人ホストとしてゲームを起動します。他のプレイヤーはスマートフォンからQRコードをスキャン、もしくはウェブサイトでルームコードを入力することで参加できます。2〜6人のプレイヤーで協力しながらAIと対戦することが可能です。
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ロビー画面。スマホでQRコードからゲームへの参加ができる。自身の似顔絵を描いてアバターにすることができる。
2. みんなに内緒で、描くお題を一つ選ぼう!
各ラウンドではプレイヤーの1人が描き手となり、秘密のお題を選択します。選んだお題が何かは、他のプレイヤーとAIには秘密です。「ネコ」や「ペンギン」といった生き物から、「愛」や「資本主義」といった抽象的な概念まで、様々なお題から選択できます。選んだお題は、他のプレイヤーとAIには秘密です。

3. AIにはわからない、でも人間にはわかる絵を描こう!
いよいよAIを出し抜くための戦いの始まりです。描き手は選んだお題を、AIにはバレないが、でも一緒に遊ぶプレイヤーたちには伝わるように工夫して描きましょう!

4. 描いた絵はいったい何? 他のプレイヤーとAIが予想します!
いよいよAIを出し抜くための戦いの始まりです。描き手は選んだお題を、AIにはバレないが、でも一緒に遊ぶプレイヤーたちには伝わるように工夫して描きましょう!

5. AIと人間、どちらがお題を当てられた…? 答え合わせの時間
AIが不正解で、人間チームの誰かが正解すれば人間チームの勝ち!でも、AIが正解してしまうと、人間が正解していても、そのラウンドは人間チームの負けです。
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6. 複数ラウンドで決まる AI vs 人間の勝敗の行方は……?
Aゲームの参加人数分のラウンドが行われ、最終的な合計ポイントで勝敗が決まります。果たして、AIと人間の戦いは、どちらに軍配があがるのでしょうか……?
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開発者について

『outdraw.AI』は、ゲーム開発者/メディアアーティストの木原共とアートユニットのPlayfool(ダニエル・コッペンとマルヤマ・サキ)の三名を中心に開発されました。これまでにも木原とPlayfoolは、遊びを軸にして創造性を育むツールのデザインや、都市空間や社会に働きかけるアート作品の制作を通じて、世界中の様々なアワードで高い評価を得てきました。直近では『How (not) to get hit by a self-driving car』が、世界的なアートや先端テクノロジーの祭典であるアルス・エレクトロニカのS+T+ARTS Prize 2024にてHonorary Mentionを受賞しています。

メディアアートとゲームを越境するプロジェクト

本作は2022年にシビック・クリエイティブ・ベース東京

本作におけるAIの利用について

生成AI周りで様々な議論が巻き起こる昨今、開発者たちは本作でのAI技術の利用について慎重な姿勢を示しています。『outdraw.AI』では画像認識機能にGoogle Gemini APIを採用しており、Gemini APIの有料版の利用規約(2024年10月更新)では、プレイヤーの描画データがGoogleによって使用されることはないと定められています。
また、開発者たちはプレイヤーのデータ保護にも注力しており、AI学習目的での第三者へのデータの販売・譲渡は一切行わないことを明言しています。プレイヤーの描画データについては、デフォルトで「AIの学習を許可しない」設定が適用されており、AIシステムの学習利用には明確な事前同意を必要とする仕組みを採用しています。

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