本作にはさまざまなコンテンツが収録された『アルティメットエディション』も用意されており、この『アルティメットエディション』を予約すると、チャプター1&2がソフト発売の2週間前から先行プレイ可能となっている。
本稿ではその先行プレイで判明したマックスの能力や個性豊かな登場人物、東京ゲームショウ2024タイミングの試遊より深く感じた本作の魅力をピックアップして動画メインでお届け。
まずは本作のおさらいから
写真好きの女子高生だったマックスは、ある出来事をキッカケに時を巻き戻す不思議な力を得る。マックスはその力を利用して、親友のクロエとともに女子高生レイチェル失踪事件を調査することに。だが、そんなふたりには思わぬ運命が待ち構えていた――というのが前作の概要。
それから時が経ち大人に成長したマックスは、バーモント州北部にある名門カレドン大学で写真の講師を務めていた。
サフィやモーゼスといった友人もでき、平穏な日々が訪れたと思われたある日、マックスの親友サフィが何者かによって殺されてしまう。
彼女の死を目撃したマックスは突然、並行世界――“サフィが生きている世界”に移動できる不思議な力に目覚める。高校以来の不思議な力の覚醒に戸惑うマックス。だが、その力を利用して殺人事件の真相を暴く決意を固めるのだった。
ふたつの世界を並行移動するだけじゃなかった!? マックスの隠された能力とは
マックスはそんなふたつの世界を自由に行き来でき、一方の世界からもう一方の世界の人物の動向を探ったり、別の世界で手に入れたアイテムをもう一方の世界に持ち込んで使う、といったことで事件の手掛かりを得ていく。
また、マックスはポラロイド写真を見ると、その写真から別世界の会話が聞こえてきて、どういったシチュエーションで撮られた写真かがわかる、といった能力もあるようだ。高校時代のマックスはポラロイド写真から過去にジャンプできる能力が使えたが、その能力の名残のようなものだろうか……。
ちなみに、写真好きなマックスということで、今回はスナップ写真が撮れるシーンもところどころで用意されている。その写真が物語に関わることになるかは謎だが……。
クセが強く、あやしすぎる登場人物たち
しかもどいつもこいつも犯人に見える不審な点が……。「誰が犯人だろう?」と思いながら進む展開は本格ミステリーっぽさがあり、本作の特徴のひとつと言えるだろう。
マックスは陰キャから陽キャに? 物語はこれまで以上に先が気になる展開に
また、『ライフ イズ ストレンジ』シリーズはかつてエピソード配信形式でリリースされていたこともあってか、テレビドラマのように各エピソードにサプライズなど先が気になる展開がいくつも用意されているのが魅力のひとつ。
エピソード2までではあったが、本作でもその構成は変わらず、「ええええええ!?」という驚きがたくさんあった。不思議な事象についてもとくに説明はなく、プレイヤーもマックス同様、困惑しながら進める感じだ。
“サフィが死んでいる世界”と“サフィが生きている世界”という両極端な世界が最終的にどうなるかも気になるところ。筆者的には陰鬱な“サフィが死んでいる世界”に戻りたくない(犯人がわかったとて……という気持ちもあるし)。ずっと“サフィが生きている世界”にいたい気持ちになるのだが……。というか、この不思議な力はアルカディア・ベイでの最後の選択が影響してるのか? と妄想してみたり……。
何にせよ、マックスにはどんな未来が待っていて、どんな決断を下すのか。
いまはエピソード3をプレイできるのが楽しみでしょうがない。やはり『ライフ イズ ストレンジ』はいい!
発売は2024年10月30日(30日は水曜日)。前述のように、『アルティメットエディション』を予約すればエピソード1&2は先行してプレイ可能。なお、『アルティメットエディション』にはマックスの各種アパレルパックのほか、ボーナスコンテンツとして“カレドンの迷い猫”も収録される。