本作は、陸・空・海のさまざまな戦場に出撃し、世界中のプレイヤーたちと戦いをくり広げるMMOだ。20世紀初頭から最新兵器まで実在の物が登場しており、定期的なアップデートでさらにボリュームを増している。
リリースされて今年(2024年)で12年目を迎える本作だが(オープンベータが開始されたのが2012年11月1日)、新規ユーザーがいまからプレイしても楽しめるのか。実際に最初からアカウントを作ってプレイしてみたので、初心者目線で『War Thunder』の魅力やプレイフィールをお届けしていこう。
なお、『War Thunder』のXbox Series X|S版とXbox One版は同作の開発元であるGaijin Entertainmentから配信されている。
陸・空・海、好きな戦場で戦える本格ミリタリーシミュレーター
まずは、『War Thunder』がどんなゲームなのかを簡単に紹介しよう。
本作は実在の兵器を操縦して、オンラインでほかのプレイヤーと戦えるMMOとなっている。MMOと聞くとRPGのイメージでひたすらに時間を注ぐ印象を持つ人もいるかもしれないが、本作の場合は気楽にプレイ可能だ。
戦闘ルールごとに難易度も異なり、いちばん簡単なモードであれば初心者でもすぐにプレイできた。また、陸戦、空戦、海戦のどれに参加するかも自分で選べるため、操作が好きなモードだけをひたすら遊べるのもいいところだ。
今回はPC版をプレイしたが、ミドルスペックのPCでもハイクオリティーの設定でサクサク動いたので、プレイするハードルもかなり低い。
人が乗っている場所や燃料タンクなどは急所になっており、狙って当てれば簡単に敵を撃破できるのがおもしろい。うまいプレイヤーに一撃で行動不能にさせられたときは、相手の技量の高さに感嘆してしまった。
また、ゲームモードも陸・空・海を選ぶだけでなく、いちばんカジュアルなアーケードバトル、よりリアルな操縦が求められるリアリスティックバトルと、難易度が分けられているのもありがたい。
無課金でも遊び続ければ好きな機体が手に入っていくため、やり込むほどに戦力も充実していく。機体だけでなくパーツや搭乗員も育成要素になっていて、欲しい・強くしたい機体のために何百時間でも遊びたくなるゲームだ。
新規で始めても問題ナシ! 基本無料なのでまずは気楽に出撃しよう
個人的には空戦が気に入ったのでひたすら空戦を遊んでいたが、とくに縛りもなく好きなモードだけをプレイできるので、拘束感もなく好きなように進められる。
操作は複雑すぎず、それでいてうまく操縦できると達成感も得られるいい塩梅だ。アーケードバトルであれば自動的に弾の補充もしてくれるため、まずは簡単な操作で楽しみながら戦いかたを学んでいける。
また、チュートリアルはいきなりすべてを教えるのではなく、段階を踏んで教えてくれるのもグッド。アーケードバトルでは必要のない操作は解説が省かれており、後から改めて教えてくれる。
リアリスティックバトルに挑む前にはチュートリアルの完了が必須になっており、最低限足手まといにならない状態まで成長してから戦場に送り出してくれた。
これから始める人は、まずはアーケードバトルで操縦に慣れるところから始めてみてほしい。
基本的な操縦方法はもちろんだが、実際に戦闘することで学べることも多いため、安定して勝てるまではアーケードバトルを続けるのがおすすめ。操縦に慣れてきたらマップを見る癖や、味方の近くで行動することも意識できるのがベストだ。
空戦であれば敵の後ろを取る立ち回りかたや、陸戦なら急所をピンポイントで狙う手法と、戦場ごとにより効果的に敵を叩く方法を覚えていこう。
また、基本的なプレイサイクルとして、欲しい機体の研究も進めていきたい。と言っても難しいことはなく、欲しい機体を“研究”で選択したら、後はひたすら戦い続けるだけでオーケー。機体の改造も同様に、手に入れたいパーツを研究すれば、研究完了後に購入できるようになる。
ランクの高い機体を研究するには、まず低いランクの機体を研究する必要がある点もポイントだ。ランクI→II→IIIと、段階を踏んでより強力な機体を研究できるようになる。研究には時間がかかるため、最初は幅広くやるよりも、ひとつの目標を決めて注力するのがおすすめだ。
機体の研究や改造に必要なポイントや、購入時に使うシルバーライオン(ゲーム内通貨)は、バトルに参加することで獲得可能だ。活躍するほどに得られる報酬も増えるが、仮に活躍できなくても戦闘をくり返していけば、着実に研究は進んで戦力は増えていく。
すべてのコンテンツに手を広げる必要はなく、まずは好きなゲームモードだけプレイしながら研究を進めれば、着実に強くなっていける。陸・空・海の戦場をひと通り体験して、自分が気に入ったものを極めてみてほしい。
必須ではないが、デイリー報酬が手に入るアサルトアーケードモードだけは、余力があれば毎日プレイしよう。こちらはAIと戦うPvEモードになっており、毎日特別な報酬が獲得できるのでやっておくとお得だ。
本作は定期的なアップデートでの兵器追加や、特別な報酬が手に入るイベント・キャンペーンも開催される。プレイ時にイベントが開催されていたら、そちらも積極的に参加して報酬を獲得しよう!
基本プレイ無料で、PCだけでなく、プレイステーション5、プレイステーション4でも遊ぶことができるので、興味を持った人はまずはダウンロードして遊んでみてほしい。
航空自衛隊公式マスコットキャラクター“おまねこ”(転出済み)とコラボ!
こちら、エイプリルフールに発表された“おまねこ”が描かれる特殊装備品がユーザーから好評だったところから実現したもので、コラボを記念して、“おまねこ”アイテムがもらえるさまざまなコラボレーションキャンペーンが開催される。ゲームにログインするだけで実物大抱き枕アイテムなどももらえちゃうので、この機会に『War Thunder』を遊んでみては? キャンペーンの詳細は以下の通り。
配布期間:2024年10月11日(金)~ 2024年12月31日(火)23:59
取得条件:ゲーム内ログイン(自動受取)
配布対象者:PC(DMM GAMES)&PS4/PS5もれなく全員
応募期間:2024年10月11日(金)~ 2024年12月31日(火)23:59
取得条件:公式Xアカウント(@WarThunderJP)フォローの上、対象告知ポストをリポスト&いいね
配布対象者:抽選で22名様
応募期間:2024年10月11日(金)~ 2024年12月31日(火)23:59
取得条件:専用ハッシュタグ「#WarThunder_航空自衛隊おまねこコラボ」付きで抱き枕が写ったスクリーンショット画像を投稿するとアイテムコードを付与
配布対象者:投稿アカウント全員
2023年2月~3月の間、部隊内で、御前崎分屯基地の公式イメージキャラクターを募集した結果、14体のキャラクターが誕生した。
特に御前崎市観光名所の猫塚がモチーフになった「おまねこ」はSNSなどで話題を呼び、自衛隊オフィシャルマガジンの表紙を飾ったり同分屯基地公式SNS内でマンガ化されたりするなど幅広く活躍である。
今回は航空自衛隊御前崎分屯基地と協議を重ね、転出後も公式絵師(自衛官)に快く企画継続を承諾いただき、ついにコラボレーションが実現。