空に浮かぶ天空都市を舞台に、基本4人1組のチームを組んでマップ上に落ちている武器や回復アイテムを集めながら最後の1チームを目指す。
マップ上には、バトルロイヤルでおなじみのアサルトライフル、サブマシンガン、スナイパーなど10種類以上のオリジナル武器が登場。アニメ調でデザインされたキャラクター“アウェイクナー”を操作し、各キャラクターが持つスキルや拾った武器を駆使して敵を倒していくといったゲームシステムだ。本稿では、TGS会場のブースリポートや試遊レビューをお届けする。
基本ルールはこれまでのバトロワと同様。直感的なゲームプレイですぐに楽しめる
ボタン設定を自由に変えられるため、ほかのバトロワ作品をプレイしたことのある人はもちろん、初めての人も問題なく遊べるだろう。
アニメ調に描かれるかっこかわいいキャラクターたちのこだわり
ハクスリーは索敵が得意なアウェイクナーで、ビーコンを投げて周囲をスキャンできる。バトロワでは少しでも多く情報を取ることが大事なので、戦闘をするうえで欠かせないアビリティだと思い、真っ先に選択。実際、ビーコンを投げるだけで周囲の状況が瞬時にわかるのは強力だと感じた。
室内屋外問わずどんな場面でも活躍するので、使いやすく初心者にもおすすめのキャラクターだろう。今回は上手く組み合わせられなかったが、アルティメットのミストエリアで視界を分断させ、孤立した敵を倒してパッシブで残りの敵の居場所を聞き出すのもよさそうだ。
続くソルヴェイアは風を操る“アウェイクナー”で、風の力を利用して大きく飛び上がり、安全に長距離を移動できる。素早く高所を取ったり、アルティメットで生み出した上昇気流で味方もいっしょに移動できるのがこのキャラクターの強みだと思う。
まだマップの地形や建物の構造を把握できていなかったのでアビリティを有効に使うことはできなかったが、戦闘中で急に飛び上がったりとアグレッシブな撃ち合いが楽しめそうだ。安全なエリアへ向かうときや四方八方を敵に囲まれた際など、さまざまな状況で生存率を上げられるチームにひとりはいてほしいキャラクターではないだろうか。
そのほか、バトロワ要素以外にアウェイクナーの細かいモーションにも魅力的に感じた。ホーム画面では、キャラクター選択でアビリティ詳細、プレイデータなど画面を切り替えるたびにポーズを取ってくれる。加えて、戦闘時にはクールなリロードも見られるので、推しキャラが決まったらいろいろと試してお気に入りのモーションを探すのも楽しそうだ。
ゲームへのモチベーションを格段に上げてくれる魅力的なキャラクターたちだ。
バナーシステムはカスタム要素満載。ステッカーを好きな場所に配置できるのが新鮮でおもしろい
キルタイムが短くチームワークが重要。コミュニケーションを取りながらワイワイ楽しめる
友だちと協力して敵を倒したり、コミュニケーションを取りながらワイワイ楽しめるのも魅力だろう。正式リリース時には、最大100人でマッチするというので、その分みんなで力を合わせて優勝できたときの喜びもひとしおだろう。
開発者の座談会によると、ランクマッチやeスポーツによる競技展開も予定しているようだ。チームを組んで、高ランクを目指して切磋琢磨していくのも醍醐味。競技シーンでの、トッププレイヤーたちのハイレベルなプレイにも期待したい。
そのほか、プレイヤーからのフィードバックもしっかりと調査するようだ。チートによってプレイ人口が減ってしまわないためにも今後の制作に期待していきたい。