そこで、コンソール版から『VALORANT』を始めるという方へ向けた初心者向けの攻略情報をお届けする。
基本的なルールと操作方法
- アタッカーとディフェンダーに分かれて行うチーム戦
- アタッカーはスパイク(爆弾のようなもの)を設置して起爆させることが目的
- ディフェンダーはスパイクを設置されないように守ることが目的
- 12ラウンド終えるとアタッカーとディフェンダーが入れ替わる
- 先に13ラウンド取ったチームの勝利となる
FPSはスピーディーな操作が難しいイメージもあるかもしれないが、操作ボタンはシンプルにまとまっている。以下はデフォルトのボタン設定だ。プリセットが6種類あるため、自分好みのものを探そう。
- 射撃:R2
- フォーカスモード:L2
- 視点操作:Rスティック
- 移動:Lスティック
- ジャンプ:×
- スパイクの設置&解除:十字キーの下
- 武器を落とす:十字キーの左
ほかのFPSのプレイ経験があれば違和感なく操作できるだろう。『VALORANT』でとくに重要になるのが、“フォーカスモード”と“武器を捨てる”だ。
- フォーカスモード:一時的に視点操作(エイム)の感度を落とすモード。敵との撃ち合いで非常に重要になってくる。詳細は後述。
- 武器を捨てる:おもに誤ってスパイクを拾ってしまったときに使う操作で、スパイクだけでなく、自分が持っている武器も落とすことができる。弾切れの仲間に武器を渡したりなど、覚えておくと便利だ。
試合開始時の基本行動
アタッカーは爆破ポイント(サイト)を目指す。正面のルートとマップの真ん中を進むルートがあるので、そのどちらかを使って攻めていく。
ディフェンダーは敵の侵入を死守。攻めてくるルートで守りながら敵をサイトに入れないようにするのが基本となる。
エージェントのロールを理解しよう
エージェントはポイントを貯めてアンロックしていく。ここではロールとあわせて初心者へのおすすめを紹介するが、中には最初から使えないキャラもいる。アンロックしていく順の参考にしていただけたら幸いだ。
先陣を切って敵を倒すデュエリスト
デュエリストで初心者におすすめなのがフェニックスだ。フラッシュアビリティを持っているので自分のタイミングで勝負しやすく、HPが減ったときはアビリティを使って回復可能。極端に突出しなければ生存率が高いという意味でも初心者向けと言える。
味方のサポートが得意なイニシエーター
イニシエーターで初心者におすすめなのがスカイだ。スカイはフラッシュアビリティと敵の位置を索敵できるアビリティを持っており、どちらも直観的に操作できるので非常に使いやすい。さらに、味方のHPが減ったときは回復もできるので、味方を手厚くサポートできる。
敵の視界を遮るコントローラー
コントローラーで初心者におすすめなのがブリムストーンだ。スモークアビリティを使う際は撃ちたい場所をマップ上でクリックするだけなので、直観的に操作しやすい。さらに、アルティメットアビリティは指定した位置にレーザービームを発射するというもので、これがとても強力。スモークアビリティと同じ感覚で使用可能だ。
敵の足止めが得意なセンチネル
センチネルで初心者におすすめなのがキルジョイだ。アラームボットとタレットは設置するだけで敵の進行を抑制できる。操作が簡単なので、初心者でも一定の功績を叩き出しやすい。さらに、ナノスワームを起動するとダメージを与えられるアビリティも所持。アラームボットといっしょに設置しておくと、アラームボットが反応したときに起動させるだけで敵の攻撃を止めるという強力なコンボも存在する。
基本的な攻め方と守り方
アタッカー側のときは、以下のようなフォーメーションで動くのがオーソドックス。
【前】デュエリスト←イニシエーター/コントローラー←センチネル【後】
このとき重要なのはイニシエーターとコントローラーのアビリティを使うタイミングだ。デュエリストがサイトに入るタイミングで使うとキルを取りやすく、自分たちもサイト中に入りやすくなる。必ずサイトに入る直前に使おう。
重要なのは敵が攻めてくるサイトにすぐに寄ることだ。敵が5人で突っ込んできたのに、自分たちの守りが3人だと人数不利で負けてしまう。そのため、敵の進行ルートがわかったらすぐに寄れるように心がけたい。
武器の特徴と購入方法(エコラウンド/フルバイラウンド)
ファントムとヴァンダルの違いはヘッドショット1発で敵を倒せるかどうか。ファントム距離が遠いと倒せなくなるが、ヴァンダルは距離が離れていても1発でオーケー。つまり、距離の遠い撃ち合いで有利なのがヴァンダルというわけだ。
ファントムの利点は発射速度の速さと集弾性の高さ。ここがヴァンダルとの大きな違いで、近距離で撃ち合ったときはファントムの方が先に敵を倒しやすい。集弾性が高いため敵に当てやすく堅実にキルを取りたい人はこちらがおすすめだ。
そのほかの武器種は以下の通り。
- ハンドガン
- サブマシンガン
- ショットガン
- ライフル
- スナイパーライフル
- マシンガン
それぞれ特徴が異なり、たとえば“ジャッジ”や“バッキー”は近距離での撃ち合いが得意なショットガンで、近距離であれば敵をワンパンしてしまう。ディフェンダー時は壁に張り付いて待ついわゆる“角待ち”と呼ばれる行為が非常に強い。
武器の購入方法とエコラウンドの解説
まず、ラウンドが始まる前に購入フェーズがあり、そこで武器やアビリティを購入していく。このときに意識したいのは味方と武器の購入を合わせることだ。
1ラウンド目とアタッカーとディフェンダーが切り替わった13ラウンド目はハンドガンで勝負するのがお約束。ここではアビリティを全部買うという選択で問題ない。
続く2ラウンド目と14ラウンド目はその前のラウンドの勝敗次第で変わってくる。勝った場合はクレジットがたくさんあるので、アビリティを全部買いつつ、ヘヴィーシールドとスペクターを買うようにしよう。足りない場合はシールドをライトシールドに変えるなどの対応をする。
負けた場合は残りクレジットが2000ほど残るように購入。もしアビリティが買えなくても問題ない。味方とクレジットを合わせて武器の買うタイミングを揃えることを優先しよう。
- エコラウンド:残りクレジットが2000ほどになるように武器などを購入するラウンド
- フルバイラウンド:ヘヴィーアーマーとアビリティをすべて買い、武器も“ファントム”や“ヴァンダル”を購入するラウンド
撃ち合いではヘッドラインを意識
たとえば、アセントのAサイトは真ん中にある緑の箱の高さにエイムを合わせておくと、敵の頭を狙いやすい。このように、マップのオブジェクトを目印にするとヘッドラインを合わせやすいので覚えておこう。
フォーカスモード活用術
感度が下げて細かなエイムをしやすくなる分、視点を大きく動かした索敵がしづらい。また、強制的に歩き状態になるためマップ移動が遅くなってしまうという欠点もある。つまり、フォーカスモードをつねに起動したままプレイすると不利になってしまうのだ。