『VALORANT』初心者攻略。おすすめキャラ(エージェント)や感度を一時的に落とすフォーカスモードの使い方、エコラウンドについて詳しく解説

byフリーダム山中

『VALORANT』初心者攻略。おすすめキャラ(エージェント)や感度を一時的に落とすフォーカスモードの使い方、エコラウンドについて詳しく解説
 プレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、PCにて基本プレイ無料のオンラインFPS『VALORANT』が配信中。2020年に登場したPC版の後を追うようにして、2024年8月3日にコンソール版がリリースされた。

 そこで、コンソール版から
『VALORANT』を始めるという方へ向けた初心者向けの攻略情報をお届けする。
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基本的なルールと操作方法

 『VALORANT』はアタッカーとディフェンダー側に分かれて戦う5対5のタクティカルシューターだ。基本的なルールをまとめたものがこちら。

  • アタッカーとディフェンダーに分かれて行うチーム戦
  • アタッカーはスパイク(爆弾のようなもの)を設置して起爆させることが目的
  • ディフェンダーはスパイクを設置されないように守ることが目的
  • 12ラウンド終えるとアタッカーとディフェンダーが入れ替わる
  • 先に13ラウンド取ったチームの勝利となる
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 FPSはスピーディーな操作が難しいイメージもあるかもしれないが、操作ボタンはシンプルにまとまっている。以下はデフォルトのボタン設定だ。プリセットが6種類あるため、自分好みのものを探そう。

  • 射撃:R2
  • フォーカスモード:L2
  • 視点操作:Rスティック
  • 移動:Lスティック
  • ジャンプ:×
  • スパイクの設置&解除:十字キーの下
  • 武器を落とす:十字キーの左
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 ほかのFPSのプレイ経験があれば違和感なく操作できるだろう。
『VALORANT』でとくに重要になるのが、“フォーカスモード”と“武器を捨てる”だ。

  • フォーカスモード:一時的に視点操作(エイム)の感度を落とすモード。敵との撃ち合いで非常に重要になってくる。詳細は後述。
  • 武器を捨てる:おもに誤ってスパイクを拾ってしまったときに使う操作で、スパイクだけでなく、自分が持っている武器も落とすことができる。弾切れの仲間に武器を渡したりなど、覚えておくと便利だ。
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試合開始時の基本行動

 マップにはスパイクを設置する場所がある。左上のミニマップ上にAサイト、Bサイトと書かれているのがそれだ。マップによってはCサイトまであるマップもある場合も。

 アタッカーは爆破ポイント(サイト)を目指す。正面のルートとマップの真ん中を進むルートがあるので、そのどちらかを使って攻めていく。

 ディフェンダーは敵の侵入を死守。攻めてくるルートで守りながら敵をサイトに入れないようにするのが基本となる。
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エージェントのロールを理解しよう

 プレイヤーが操作できるキャラクター(エージェント)は25人(2024年9月6日現在)。それぞれにデュエリストやコントローラーといった役割(ロール)が設定されている。ロールによってできることが異なり、試合中は能力に応じた行動で戦っていくのが大切だ。まずはそのロールについて解説していこう。

 エージェントはポイントを貯めてアンロックしていく。ここではロールとあわせて初心者へのおすすめを紹介するが、中には最初から使えないキャラもいる。アンロックしていく順の参考にしていただけたら幸いだ。
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先陣を切って敵を倒すデュエリスト

 デュエリストは敵を倒しながら最初にサイトへ入る(エントリーする)のがおもな役割。ブリンク系アビリティ持ちとフラッシュ系アビリティ持ちの2種類に大別でき、どちらも敵を倒しやすいのが特徴。みんなの先頭に立ち、敵を倒しながらサイトに入ることができたらベスト。
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ブリンクは指定した方向に素早く移動するアビリティ、フラッシュは敵の視界を奪うアビリティだ。
おすすめデュエリスト:フェニックス
 デュエリストで初心者におすすめなのがフェニックスだ。フラッシュアビリティを持っているので自分のタイミングで勝負しやすく、HPが減ったときはアビリティを使って回復可能。極端に突出しなければ生存率が高いという意味でも初心者向けと言える。
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フラッシュアビリティの“カーブボール”は初心者でも扱いやすい。

味方のサポートが得意なイニシエーター

 イニシエーターは敵の位置を索敵したり、フラッシュを使って味方が有利に動ける場面を作ったりと、サポートがおもな役割。索敵アビリティを持ったエージェントとフラッシュアビリティを持ったエージェントの2種類に分かれており、基本的には味方が勝負しやすいようにアビリティを使うのがいい。
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能力を最大限に引き出すため、マップの構造をしっかり把握しておきたい。
おすすめイニシエーター:スカイ
 イニシエーターで初心者におすすめなのがスカイだ。スカイはフラッシュアビリティと敵の位置を索敵できるアビリティを持っており、どちらも直観的に操作できるので非常に使いやすい。さらに、味方のHPが減ったときは回復もできるので、味方を手厚くサポートできる。
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スカイは万能な支援型と言えるだろう。

敵の視界を遮るコントローラー

 コントローラーは“スモーク”や“カーテン”と呼ばれるアビリティを使ってエリアを分断するエージェント。これらを活用すると敵の視界を遮ることができ、一方的に撃たれる不利な状況を阻止できる。味方がサイトに突入する際にスモークを使ってカバーしたい。
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サイト中に射線を通さないようにスモークを使おう。
おすすめコントローラー:ブリムストーン
 コントローラーで初心者におすすめなのがブリムストーンだ。スモークアビリティを使う際は撃ちたい場所をマップ上でクリックするだけなので、直観的に操作しやすい。さらに、アルティメットアビリティは指定した位置にレーザービームを発射するというもので、これがとても強力。スモークアビリティと同じ感覚で使用可能だ。
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マップを見ながらスモークを使えるので非常にわかりやすい。

敵の足止めが得意なセンチネル

 センチネルは敵の足止めが得意なロールだ。ディフェンダー側ではアビリティをふんだんに使って守りを強固にでき、アタッカー側では敵に自分たちの後ろを取られないように味方をサポートできる。アビリティを使えばその役割を果たしやすいので、ゲームに慣れないうちはとくにおすすめのロールと言える。
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サイトに入れないようにして時間を稼ぐのがセンチネルの役目だ。
おすすめセンチネル:キルジョイ
 センチネルで初心者におすすめなのがキルジョイだ。アラームボットとタレットは設置するだけで敵の進行を抑制できる。操作が簡単なので、初心者でも一定の功績を叩き出しやすい。さらに、ナノスワームを起動するとダメージを与えられるアビリティも所持。アラームボットといっしょに設置しておくと、アラームボットが反応したときに起動させるだけで敵の攻撃を止めるという強力なコンボも存在する。
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写真のようにアラームボットとナノスワームを並べて置くのが非常に強い。

基本的な攻め方と守り方

 各ロールについて理解したら、つぎはアタッカーとディフェンダーの基本的な動きを解説。
 
 アタッカー側のときは、以下のようなフォーメーションで動くのがオーソドックス。

【前】デュエリスト←イニシエーター/コントローラー←センチネル【後】

 このとき重要なのはイニシエーターとコントローラーのアビリティを使うタイミングだ。デュエリストがサイトに入るタイミングで使うとキルを取りやすく、自分たちもサイト中に入りやすくなる。必ずサイトに入る直前に使おう。
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安全にサイト中に入るために、イニシエーターやコントローラーのアビリティは必須だ。
 ディフェンダーのときは、敵の進行状況がわかるようにサイトへ続く道すべてを見ておくのが一般的。

 重要なのは敵が攻めてくるサイトにすぐに寄ることだ。敵が5人で突っ込んできたのに、自分たちの守りが3人だと人数不利で負けてしまう。そのため、敵の進行ルートがわかったらすぐに寄れるように心がけたい。
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サイトの中では味方をカバーできるような位置で守ろう。

武器の特徴と購入方法(エコラウンド/フルバイラウンド)

 本作には18種類の武器が登場し、それぞれに特徴がある。戦闘でクレジットを貯め、ラウンド開始時に購入することになる。中でも汎用的に使い勝手がいいのが、ライフルの欄にある“ファントム”と“ヴァンダル”だ。基本的にはこのどちらかを購入して撃ち合うことになる。

 ファントムとヴァンダルの違いはヘッドショット1発で敵を倒せるかどうか。ファントム距離が遠いと倒せなくなるが、ヴァンダルは距離が離れていても1発でオーケー。つまり、
距離の遠い撃ち合いで有利なのがヴァンダルというわけだ。
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 ファントムの利点は発射速度の速さと集弾性の高さ。ここがヴァンダルとの大きな違いで、
近距離で撃ち合ったときはファントムの方が先に敵を倒しやすい。集弾性が高いため敵に当てやすく堅実にキルを取りたい人はこちらがおすすめだ。
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 そのほかの武器種は以下の通り。

  • ハンドガン
  • サブマシンガン
  • ショットガン
  • ライフル
  • スナイパーライフル
  • マシンガン

 それぞれ特徴が異なり、たとえば
“ジャッジ”や“バッキー”は近距離での撃ち合いが得意なショットガンで、近距離であれば敵をワンパンしてしまう。ディフェンダー時は壁に張り付いて待ついわゆる“角待ち”と呼ばれる行為が非常に強い。
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 “オペレーター”は胴体に当てるとワンパンで倒せるスナイパーライフル。1発で倒せる分、購入クレジットも高いのだが、遠距離での撃ち合いにめっぽう強い。サブウェポンとしてハンドガンの“ショーティー”を併用することが多い。
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 “オーディン”は弾数が多く壁抜き性能が高いマシンガン。1発のダメージは低いがライフルとは比べものにならない速射スピードでカバーするため、撃ち合いに強い。さらに、壁越しに敵を撃つ“壁抜き”という行為ができる銃で、一方的に敵をキルできるのも魅力だ。
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武器の購入方法とエコラウンドの解説

 武器やアビリティはクレジットを消費して購入する。したがって買い方も重要となり、クレジットがない場合はあえて強い武器を買わずに節約することも。これを“エコラウンド”と言う。ここでは武器の購入方法について解説したい。

 まず、ラウンドが始まる前に購入フェーズがあり、そこで武器やアビリティを購入していく。このときに意識したいのは味方と武器の購入を合わせることだ。

 1ラウンド目とアタッカーとディフェンダーが切り替わった13ラウンド目はハンドガンで勝負するのがお約束。ここではアビリティを全部買うという選択で問題ない。
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 続く2ラウンド目と14ラウンド目はその前のラウンドの勝敗次第で変わってくる。勝った場合はクレジットがたくさんあるので、アビリティを全部買いつつ、ヘヴィーシールドとスペクターを買うようにしよう。足りない場合はシールドをライトシールドに変えるなどの対応をする。

 負けた場合は残りクレジットが2000ほど残るように購入。もしアビリティが買えなくても問題ない。味方とクレジットを合わせて武器の買うタイミングを揃えることを優先しよう。
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2ラウンド目と14ラウンド目は持っているクレジットをすべて使おう。
 ラウンドごとの武器の買い方として、エコラウンドやフルバイラウンドというものがある。基本的には味方の装備を見て合わせれば問題ないが、もし購入の仕方がわからなくなってしまったときは2000クレジットを目安にすることを覚えておこう。

  • エコラウンド:残りクレジットが2000ほどになるように武器などを購入するラウンド
  • フルバイラウンド:ヘヴィーアーマーとアビリティをすべて買い、武器も“ファントム”や“ヴァンダル”を購入するラウンド
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こちらがエコラウンド時の購入パターン。スキルを最小限購入し、クレジットを2000ほど維持できるようにしている。
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こちらがフルバイラウンド時の購入パターン。スキルやアーマーをすべて購入している。

撃ち合いではヘッドラインを意識

 撃ち合いで意識することはふたつ。ひとつ目はヘッドライン。キャラには頭、胴体、足の3ヵ所に当たり判定があり、体の上にいくほどダメージが高い。つまり、撃ち合いでは頭を狙った射撃が重要になってくる。
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自身のHPが少なくても頭に当てさえすれば逆転のチャンスはある。
 では、どうすればヘッドラインを合わせられるのか。ここで意識したいのがマップにあるオブジェクトだ。マップには緑の箱をはじめとしたさまざまなオブジェクトがあり、これを高さの目安にすればいいのだ。

 たとえば、アセントのAサイトは真ん中にある緑の箱の高さにエイムを合わせておくと、敵の頭を狙いやすい。このように、マップのオブジェクトを目印にするとヘッドラインを合わせやすいので覚えておこう。
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緑の箱の高さが丁度ヘッドラインになっている。
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この場合、ヘッドラインは壁の横線辺り。
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フォーカスモード活用術

 撃ち合いで意識することふたつ目はフォーカスモードの使い方だ。これは本作独自のシステム。起動すると感度が下がり細かなエイムがしやすくなる。撃ち合いではこのフォーカスモードをうまく使い分けたい。

 感度が下げて細かなエイムをしやすくなる分、視点を大きく動かした索敵がしづらい。また、強制的に歩き状態になるためマップ移動が遅くなってしまうという欠点もある。つまり、フォーカスモードをつねに起動したままプレイすると不利になってしまうのだ。
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フォーカスモードを起動すると動きが遅くなってしまう。
 念頭に置きたいのは、フォーカスモードの使いどきだ。これはもうシンプルに、撃ち合うときだけ。ふだんはスピーディーに視点を動かして索敵したりアビリティを使ったりして、接敵したらフォーカスモードを起動。うまく使い分けるには反復練習しかないので、そこはがんばってほしい!
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フォーカスモードを切った方が索敵しやすい。
 いつでも起動できるように割り振っているボタンに指を常に置いておくのも大切だ。突然敵が現れてもボタンを押すだけで撃ち合えるようになるので、コントローラーの持ち方も意識しておこう。
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写真のようにして持つとL2ボタンをすぐに押すことができる。

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      集計期間: 2025年01月15日15時〜2025年01月15日16時