トロイメライちゃんがかわいくて草を通り越して花ー♪
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事前登録受付中の新作スマホ向けRPG『リバースブルー×リバースエンド』。略して『リバ×リバ』。『あんさんぶるスターズ!!』や『エリオスライジングヒーローズ』で知られるHappy Elementsがパブリッシングを、『ブレイブソード×ブレイズソウル』のグリモアが開発・運営を担当する新作だ。
「好きなことを、好きなようにやり、好きにした。」がテーマとなっており、作中の登場人物たちの理念だけにとどまらず、開発陣もやりたいことを好きに詰め込んだ内容がウリ。味方となるキャラクターも、全員が自分たちの“好き”のためにほかの人類を滅ぼした経験がある“魔王”という徹底ぶり。
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好きを貫くって、いいよね。
郷に入っては郷に従えという。僕も、好きなことを好きなように書いていいよね!
ということで、今日はトロイメライちゃんの名をみんなの記憶に刻み付けたいと思う。
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『リバ×リバ』はこんなゲームです。
その前に本作をざっくり説明しよう。
取材にあたり、リリースを目前に控える『リバ×リバ』を特別に遊べる機会を設けていただき、メインストーリーの第零章と第1章が終わるところまでをプレイ。なお、執筆している時点では本作の情報は少なく、筆者もほとんどがゲームを遊んで初めて知るという状況だ。
率直な感想は「メインはシンプルでサクッ遊べるが、付随する情報量とサブ要素がついていけないくらいボリューミー」なソシャゲ。
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ゲームのメインとなるのは、“騎士団”、“神々”、“魔王”、“世界崩壊”など心躍るワードと“どんでん返し”が満載のシナリオ。そして育成した騎士達で戦う“ラインディフェンス型”のバトル。
ひとつのソシャゲとして見れば作りはいたってシンプルで、同ジャンルのゲームを1度でも遊んだことがあればとくに説明を見なくても問題なくプレイ可能だろう。実際、筆者は第1章をクリアーするまで困ることなくサクサクと遊べた。
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物語が本作の魅力であるのは疑いようがなく、零章で一転、二転と物語が大きく動くところには「すげー作品が来たな!」って声に出した。俗に言う“なろう系”のライトノベルが好きな皆さんには、グッとくる内容なのでネタバレを回避してぜひ楽しみにしていてほしい。
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そんな中で、付随する世界観の情報やキャラクターのバックストーリーと、ミニゲーム的なサブの要素がとてつもないボリュームで待っている。正直に言おう。全部確認していたら試遊期間中に記事が書き終わらないと確信して触るのをいったん諦めた。
まず、物語や世界設定、騎士のプロフィールなどなど、すべてにおいてテキスト量がとにかく膨大だ。メインストーリーの進行にあわせてアーカイブとして蓄積されていくデータベースから始まり、しまいには「〇〇をクリアーしろ!」みたいな任務が出現するときでさえ、キャラクターとのショートメッセージをやり取りする形式でプチストーリーが差し込まれるのである。リリース時点でラノベ1~2冊分くらいの文字量は余裕で超えていると想像できるほどで、読みものや世界観の考察が好きな人にとっては大好物だろう。
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それに加えてのサブの要素。気づいたら、麺、タレ、スープ、トッビング3種を自分でセレクションして妙にクオリティの高いオリジナルラーメンを作り出し、騎士たちに振舞っていた。僕はいつからラーメン屋になったんだ?
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これらは“基地”に含まれる6つのシステムのひとつ。ゲームを遊んだり時間経過で得られるコストを支払い、メンタル(いわゆるスタミナ)を回復したり、消耗品や育成素材、称号、スクリプト(装備品)などなどを入手できる。
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6つの要素がそれぞれやたらと作り込まれており、ここだけでも別のシミュレーションゲームみたいな仕上がりだ。物語を進めたり、バトルと往復して遊んでいるとやたらと時間が溶けているので怖い。開発スタッフが好き放題するとこんなゲームになるんだなぁ……(しみじみ)。
拷問が趣味の堕落系シスター・トロイメライちゃん
そんな本作で出会ったのが、この記事の主役であるトロイメライちゃんである。
味方キャラクターは“騎士”と呼ばれ、契約(ガチャ)して育成。その中から6人を編成してバトルに出撃する。キャラクターはリリースの時点で30名以上が登場し、トロイメライちゃんはその中のひとり。レアリティは☆1でいちばん低い。
彼女とは第1章のシナリオ内で初めて出会った。メインの登場人物として現れ、
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「は? 好きだが?」
一目惚れした。
ゆるくウェーブのかかったピンクヘアー、紫の瞳、ふわふわでいい香りのしそうなルックス、清楚なシスター!! めっちゃ好みじゃん。最高か? 決して邪な気持ちはなく、好き。
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ファーストインプレッションで心をわしづかみにされたのも束の間、超ゆるい性格で「〇〇するとか草ー♪」が口癖であったり、趣味が拷問と家庭菜園だったりと、かなり尖った設定が詰め込まれているのだ。見た目とのギャップが最高。
決めた。僕は、君を、推す!!
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そう決めてからは早かった。なにせトロイメライちゃんは☆1で、かつチュートリアルですぐに迎え入れられるのだ。試遊版ということで特別に提供してもらっていた育成素材も、すぐさま全部投入。これでうちのトロイメライちゃんは契約して数分でLVが最大値となりました。最強です。
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彼女は“ラインディフェンス型”のゲームでは欠かせないヒーラーを担当。スキルは単体回復+シールド付与に、必殺技(BLADE)が全体回復+シールド付与ととても優秀で、出撃のコストも低い。
推しとか関係なく「序盤はとりあえず彼女を入れとけ」と言えるくらい頼れる存在なのだ。強くて優しくてかわいい、いい女なんよ。
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……ただ、「これで序盤は無双だぜ!」とはいかなかったのが、本作のやりがいあると感じたポイントでもあった。ヒーラー以外にも、ブレイカー、アタッカー、シューター、サポーター、トリックスターと全6種のロールがキャラクターに設定されており、バランスよく編成しないと、バトルをクリアーするのは難しい作り。
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たしかに、LVがMAXになったトロイメライちゃんはすさまじく強いのだが、回復役ということもあって数の暴力にはほぼ無力。結果、わりと早い段階でほかの騎士もしっかりと育てる必要が出てきて、気づけばがっつり強いパーティーが完成していた。
編成に組み込むひとりひとりが役割を持っているため、それぞれに活躍の場が与えられており、いっしょに戦っているうちに愛着がわいてくるのがいい塩梅で、いつしか自慢のパーティーができあがっていく。筆者自身はトロイメライちゃんに全振りしたのを後悔していないが、これからプレイするみなさんが育成する際は、複数のキャラクターのレベルを平均的に上げていくことをおすすめしよう。
“覚醒”でより美麗に
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サクッとレベルが最大になったトロイメライちゃんだが、育成要素はこれで終わらなかった。開花、覚醒、深層、スキルのレベルアップ、装備品であるスクリプトの装備&強化と、複数のシステムでどんどん強くなっていく。楽しい。
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低レアリティであるトロイメライちゃんにとって“開花”は重要だ。契約で同じキャラクターがダブった際などに入手できる記憶結晶を消費して、キャラクターのレアリティ(☆)がひとつ上がりステータスも強化。☆3になればLV7の覚醒が可能となる。
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覚醒LV7になると、それまでは立ち絵だったキャラクターの“覚醒後の姿”が解放され、華々しい1枚絵がドーンッと表示される。これがトロイメライちゃんの真の姿……! 強くなるだけでなく、こんなに美しい姿が見られて僕は満足です。
“好き”を後押しする要素がてんこもり。彼女のさまざまな表情を知る。
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そんな筆者の思いが予測されているかどうかはわからないが、本作は好きなキャラクターを推す“推し活”が捗る要素が多い。
キャラクター系のアプリゲーによくある要素として、ホーム画面で表示されるキャラクターをひとり選択できる“サポーター”のシステムがある。サポーターに任命すると、電話をかけて特別な台詞を聞けるのでちょっとうれしい。
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立ち絵と覚醒絵でスタイル変更も可能。なお、立ち絵の場合は背景の時刻や天候などを変更もできる。
選んだサポーターは前述の通り、ホーム画面に在中しいろいろお話ししてくれるし、選んだスタイルだったり放置時とタッチ時で台詞が変わり、そのバリエーションも豊富。ここでもトロイメライちゃんはマイペースなテンポのトークで脳を癒してくれる。
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サポーターに選んだキャラクターはログインボーナスの報告をはじめ、ほかの場所でも登場。ラーメン屋経営も手伝ってくれるので、わりとどこでもトロイメライちゃんといっしょである。ちなみに、キャラクターのプロフィールからボイスを確認できるのだが、誕生日ボイスなどを含めて、すごい量のボイスデータが用意されているのがわかる。
さらに推し活を加速させるのが、膨大なテキストデータの数々だ。なんとキャラクターの設定テキストですら2種ある。
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ひとつは主人公たちが暮らす拠点である“GARDEN”のデータベースに登録されている情報で、公式の記録としてのプロフィールや情報を確認可能。信頼度を上げるとより深い情報が解放されていく。
ふたつめが、主人公の脳内で運営されている“リリィの本屋”に蓄積されたレポート。こちらは主人公の脳内に住むリリィが記録した、よりパーソナルな情報を含むものとなっており、“# リリィのひとくちメモ”という独断と偏見で書かれた内容も細かく記されている。
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現時点ではどのキャラクターも“001 プロフィール”のみが閲覧可能となっているが、追記されたりカテゴリ自体が増えるようなUIとなっているため、さらにキャラクターを深掘りできる要素になっていくだろう。
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それによれば、トロイメライちゃんは拷問が好きすぎて“拷問部”という部活をやっているそうだ。ヤベー女だ。
これだけでもすごいのに、“スクリプト”と呼ばれる装備品がよりヤバイ。スクリプトは“記憶を結晶化させたもの”の通称であり、本の形をしている。ガチャに加えて、シナリオをクリアーしたり、基地で加工・培養を使用することなどで入手できる。
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どれも表紙が凝っているだけでなく、なんと、本そのものを読むことも可能。ここには各キャラクターの思い出から抽出されたであろうショートストーリーが収録されていて、主人公とのやり取り、他キャラクターとのエピソード、プライベートな裏話などなど、さまざまなバックストーリーを楽しめる。
トロイメライちゃんも激辛ラーメンを美味しそうに平らげたり、主人公と寝起きに会話したり、拷問したりする様子(?)などなど、シナリオだけでは見られない姿を確認できてホクホクだ。
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ちなみに、“リリィの本屋”の騎士団レポートにある育成情報から、それぞれのキャラクターのスクリプトをピックアップできるので、探している方はご活用あれ。
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ひとつのキャラクターの背景を追うだけでもこれだけのボリューム。これが30人以上分用意されているのだから、プレイをする前からどれだけ情報量が多いのかが、きっと伝わるだろう。気に入ったキャラクターを存分に推せるのってうれしいよね。
兎にも角にも、僕が伝えたいのは「トロイメライちゃんがかわいい! 強い! 最強!」ということである。ぜひ覚えて帰ってほしい。
……ん? よく見たら別のイラストが? これは学園の服バージョン?
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トロイメライさん!?!?!? エッッ!?(何を思ったのかはご想像にお任せします)
[2024年8月21日16時40分修正]
記事初出時に誤りがあったため、該当の文章を修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。