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PS『スターオーシャン セカンドストーリー』が発売された日。ふたりの主人公の視点で物語が展開する“ダブルヒーローシステム”搭載【今日は何の日?】

byカワチ

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PS『スターオーシャン セカンドストーリー』が発売された日。ふたりの主人公の視点で物語が展開する“ダブルヒーローシステム”搭載【今日は何の日?】

誰を仲間にするかで毎回迷う

 いまから26年前の1998年(平成10年)7月30日は、プレイステーション(PS)用ソフト『スターオーシャン セカンドストーリー』が発売された日。
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 本作は魅力的なキャラクターや爽快なバトルを中心に人気が爆発。その後も続編『スターオーシャン ブルースフィア』、アニメ『スターオーシャンEX』、リメイク版『スターオーシャン2 セカンド エヴォリューション』が展開されています。2023年11月2日には、最新の技術でリメイクした『STAR OCEAN THE SECOND STORY R』(スターオーシャン セカンドストーリー R)が発売。2回もリメイクされることからも本作がシリーズ屈指の人気作であることが窺えますね。

 主人公はクロード・C・ケニーとレナ・ランフォードのふたり。事故によって未開惑星エクスペルへと転送されてしまったクロードが、魔物に襲われていた少女レナを救うという展開で物語の幕が上がります。クロードは地球の英雄・ロニキスの息子であるがゆえに軍の中で自分の居場所を見つけられない少年、レナは自身の出生の秘密を知りたいと願う少女というそれぞれのバックボーンがあり、選んだ主人公によって異なる視点の物語がくり広げられます。

 大筋のストーリーは変わらないものの、仲間になるキャラクターや各イベントの中身が変化するのが特徴。亜人の少年であるレオン・D・S・ゲーステはクロード編、レナの幼なじみであるディアス・フラックはレナ編でのみ仲間にすることができました。パーティーは最大で8人までとなっており、クロードとレナを除いた6人までを仲間に加えられますが、誰かを仲間にするとほかの誰かを仲間にできないというパターンも多く、もどかしいところ。
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 前作にも存在した仲間たちとの会話を楽しめる“プライベートアクション”がパワーアップしているのも魅力。プライベートアクションは仲間どうしの思いを数値化した“感情度”が変動し、エンディングに影響を与えます。本作ではキャラクター分のカップリングでエンディングが実装されていることもあって、何度もくり返しプレイした人も多いのではないでしょうか。

 自分は基本的にクロードでプレイして女性キャラクターばっかり仲間にしていましたが、何度もプレイしているうちにレナになりきってクロードとディアスのどちらを選ぶか迷う女の子の視点で遊んだりもしていました。
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 奥行きのある擬似3Dのマップを縦横無尽に動き回るバトルは、襲い来る敵を倒していくアクション要素が満載。ハードがスーパーファミコンからプレイステーションになったことでスピード感が増し、ボイスの量も増えたので臨場感がありました。各必殺技や紋章術は、使い込むほど威力や使い勝手が上昇するので、どんなパーティーでどの技をメインで使うのか考える楽しみがありましたね。
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 前述の『STAR OCEAN THE SECOND STORY R』は、最新の映像表現で描かれた美しい3Dも見どころです。何より、ファンがうれしいのはPS版とPSP版のキャストの両方が収録されている点ではないでしょうか。当時は一部のパートのみだったボイスがフルボイスで堪能できるのもうれしい! 新規のプレイヤーはもちろん、当時のファンも注目の1作となりました。
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