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ドアをノックして反応を聴いたり、音を頼りに仕掛けを解く遊びが楽しい!
本作は仕掛けを解きながら部屋から部屋へと進んでいき、ゴールとなるエレベーターを目指す1人称視点の謎解きパズルアドベンチャー。エレベーターの中で目を覚ますシーンから始まる今回のデモ版では、「ミスターエレベーター」と名乗る声に導かれるまま、エレベーターの外へと謎解きの冒険に出ることになる。
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エレベーターの扉が開くと、ずらりとドアが並ぶ部屋に到着。プレイヤーは移動や、左右の腕を操作してアクションを行いながら、ボタンを押したり、落ちているものを拾ったり、拾ったもの使ったりして謎を解いていく。たとえば、ドアの前に立つと“ノック”や“たたく”などのアクションを行うことができ、ノックしてみるとドアの向こうからリアクションが返ってくることも。そういった反応などの隠されたヒントを探しつつ、部屋の仕掛けを解いていく。
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このほかにも、拾った紙を頼りに部屋の謎を解いたり、真っ暗な部屋では拾ったライターで明かりを点けながら進んでいったりといった仕掛けもあり、ギミックはバラエティーに富んでいた。
また、本作の世界観も非常に魅力的で、ビビッドな色使いや少し歪んだような線で描かれた独特な雰囲気を持つステージは、探索しているだけでも楽しかった。
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今回のデモ版では3つのフロア(B1階~B3階)を体験することができたが、進んでいくとなかなか手強い謎も多く、ブースにいた開発者の濱田隆史氏からのアドバイスを受けながら、筆者はなんとかクリアーまでたどり着くことができた。
本作でとくに印象的だったのが、ドアをノックして返ってくる音を聞いたりするといった、音にまつわる謎解きの数々。開発者の濱田氏いわく、本作では全体を通して音がテーマとなっていて、音にまつわる仕掛けが多く盛り込まれているのだそう。もともとは“カセットテープを聞いてクリアーする”という作品を考えていたそうで、その”音を聞く”というテーマはそのままに、さまざまな変更を経て本作の形になったことも話してくれた。
また、本作のアイデアにつながったものとして、本を聴いて楽しむAmazonのオーディオブック“Audible”を挙げた濱田氏。こちらは「聴いているだけで頭の中に情景が浮かぶ体験が不思議だった」そうで、本作でもエレベーター内で話を聴き、情景を思い浮かべることでストーリーが想像できるような形で反映されているとのことだった。
印象的な本作のビジュアルについては”レトロ”がテーマとなっていて、昔のPCゲームやフラッシュゲームなどをイメージしているそう。また、ゲーム内で使われている色はWindows3.1(1992年発売)のペイントにある色のみを使用しているというかなりのこだわり様だった。
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ビジュアル面でとくに参考にしたゲームは1984年にハドソンから発売されたPC用アドベンチャーゲーム『サラダの国のトマト姫』だそうだ。
製品版では、6つのシナリオが実装予定で、シナリオごとに主人公が変わるような形が予定されている。Nintendo Switch、PC(Steam)での発売を目指し開発中の本作。現在はSteamストアページが公開されいてるので、気になった方はウィッシュリストに登録しておこう。
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