2024年7月19日(金)~9月8日(日)の期間、東京・六本木ヒルズにて『モンスターハンター』シリーズ20周年を記念した“モンスターハンター20周年-大狩猟展-”が開催。本稿では、7月18日(木)に行われたメディア向け記者発表会と先行内覧会の模様をお届けする。
記者発表会には、主催である東北新社を代表して江草康二氏と、『モンハン』シリーズプロデューサーであるカプコンの辻本良三氏(※)、特別ゲストとして“モンハン大好き芸人”であるお笑いコンビのさや香が登壇。大狩猟展の見どころを紹介するトークセッションが行われた。
※“辻”の字は1点しんにょう。![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/11277/a440b90cda8a00fa00348b5562bbaa3a3.jpg?x=767)
20周年を振り返り辻本氏は、ゲームを作るうえで意識していたことや大事にしていたことに対して「タイトルごとにコンセプトを持って作っているんですけど。やはり、つねに挑戦していくというチャレンジ精神と、 皆さんにそのチャレンジが伝わってワクワクしていただけるような体験をお届けするっていうところはすごくこだわっています」と語った。
また、展示物に関しては「ミラボレアスのブース“黒龍襲来”で迫力をぜひ感じてもらいたい。あと等身大のセクレトは僕も正直、ずっとゲームの中のやつを見せられてると思ってたんですけど、それぐらい出来がめちゃめちゃいいのでぜひ注目してもらえたらと思います」とコメント。
ここからは先行内覧会の見どころを紹介していく。
20周年を振り返る展示の数々。歴代ナンバリングタイトルが集結。武器(277種)、防具(219種)を鑑賞
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入口で2匹のアイルーがハンターたちをお出迎え。ここから、『モンハン』20周年の歴史を振り返る冒険が始まる。
会場では、大画面の映像とマルチモニターにより、計17作品の歴代ナンバリングタイトルを振り返ることができる。初代『モンハン』から最新作『モンスターハンターワイルズ』まで映し出されており、グラフィックの進化を実感した。
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各タイトルのポイントや開発スタッフコメントをまとめた展示もあった。
また、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』に登場する26種のモンスターから生産される14の武器種(計277種類)を自由に鑑賞できるブースも。リオレウスの武器は炎、ジンオウガは雷など各武器の属性を現したエフェクトが背景に流れていてかっこいい。
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写真ではお伝えしづらいが、選んだ武器はパネルから浮き出るように大きく映っている。
加えて、これまでに登場した大型モンスター(計219種類)の防具を図鑑上に網羅。それぞれ登場タイトルが一覧でまとめられているので、防具とともに当時の遊んでいたころの出来事を思い出すのもいいだろう。
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祖龍ミラボレアスといったかなり昔のモンスターも収録されている。
モンスターの息遣いを目の前に感じる。メインコンテンツは最新のAR体験
大狩猟展のメインコンテンツは“モンスター図鑑AR体験”。最新のAR用ヘッドセット『Meta Quest 3』で、モンスターがまるでそこにいるかのような感覚を味わわせてくれる。登場するモンスターは歴代ナンバリングタイトルのパッケージに選ばれた全16種。
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仕様上、写真には収められないがジンオウガの毛並みのフサフサ感やブラキディオスの腕や頭に粘菌が蠢く様子などがはっきりと見えた。
『モンスターハンターワイルズ』セクレトの等身大フィギュアが初展示。黒龍ミラボレアスも大迫力の造形
3年の歳月を経て制作された、タマミツネの太刀“狐刀カカルクモナキ”が登場。原寸大サイズ(刃長約2.2m)、重さ約150kgと圧巻のクオリティーだ。
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さらに、『モンスターハンターワイルズ』に登場する乗用動物セクレトの等身大フィギュアを初展示。
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羽や鱗の質感など細部まで緻密に作られており、いまにも動き出しそうなくらいリアルだった。
そしてラストを飾るのは、禁忌モンスター・黒龍ミラボレアス。トリックアートと一部造作により、シュレイド城での狩猟が大迫力で再現されている。
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角度によっていろいろな見えかたが楽しめる。
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ミラボレアスに関する資料も閲覧可能。
ヤマツカミクッションに注目。20周年記念グッズ勢ぞろい
グッズコーナーには、大狩猟展を記念したさまざまなグッズが展開。大狩猟展の制作資料が見られる公式図録をはじめ、各種Tシャツや歴代受付嬢のアクリルスタンド、各パッケージのアクリルキーホルダーといったグッズがラインアップ。また、先日発表された『モンハン』×サンリオキャラクターズのコラボグッズも用意されている。
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なかでも、ヤマツカミをデザインしたクッションに注目。20周年の思い出に購入してみてはいかがだろうか。
フルフルがピザトースト、ジンオウガは卵チャーハンに。大狩猟展コラボカフェもオープン
“大狩猟展”展示場と同フロア、六本木ヒルズ森タワー52階にある“THE SUN & THE MOON(Cafe)”にてコラボカフェ“大狩猟CAFÉ”がオープン。
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店内では、リオレウスのスパゲティやジンオウガの卵チャーハンなどモンスターをモチーフにしたフード、ドリンク、デザートが販売される。口を開けたフルフルのピザトーストといったユニークな商品もあるので、お帰りの際に立ち寄ってみよう。
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