『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』前日譚を描く新作文楽が本日(7/18)よりオンラインで無料公開。人間国宝の桐竹勘十郎が監修

『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』前日譚を描く新作文楽が本日(7/18)よりオンラインで無料公開。人間国宝の桐竹勘十郎が監修
 カプコンは本日2024年7月18日、明日7月19日に発売される新作タイトル『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』について、国立文楽劇場とのコラボで贈る新作文楽“山祇祭祀傳 巫女の定の段”を公式YouTubeチャンネルで無料公開した。

 この新作文楽では、
『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』の前日譚にあたる物語を描く。ゲーム中に登場する主人公・宗や巫女の人形が、CG合成されたゲーム世界を背景に舞い踊る、伝統と最新技術による演出が融合した“新しい文楽”が体験できる内容で、人間国宝である桐竹勘十郎氏が監修・出演(人形遣い)を担当。
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以下、リリースを引用

人形浄瑠璃文楽とゲームが融合。『祇:Path of the Goddess』の前日譚を描く新作文楽『山祇祭祀傳 巫女の定の段』が本日開演!

国立文楽劇場とカプコンがコラボレーション。人形遣いに重要無形文化財保持者(人間国宝)桐竹勘十郎師匠を迎えて贈る新作文楽を、本日よりインターネットで無料公開。是非、ご覧ください!
 大阪から世界へー。大阪から和の伝統を発信する国立文楽劇場と、大阪から新たなエンターテインメントを発信するカプコンのコラボレーションで贈る新作人形浄瑠璃文楽演目
『山祇祭祀傳 巫女の定の段』(やまつみさいしでん みこのさだめのだん)映像を本日よりインターネットで無料公開いたします。
 
『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』クリエイターのラブコールから始まったこの企画は、「文楽」ファンの方がゲームに興味を持つきっかけとなり、また「ゲーム」ファンの方が文楽の面白さを知る契機となることを願ったコラボレーションです。同じ大阪から世界へ向けて文化を発信する表現者として国立文楽劇場、文楽技芸員の皆さまが共感くださり、ご快諾いただくことで実現に至りました。

本日公開!
【CAPCOM×国立文楽劇場】『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』人形浄瑠璃文楽スペシャル演目
『山祇祭祀傳 巫女の定の段』は7月19日(金)に発売を迎える『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』の前日譚にあたる物語です。監修頂いた人間国宝である桐竹勘十郎師をはじめ、文楽技芸員の皆さまによる作品となっており、このために伝統的な技術を用いて制作された”巫女”と”宗”の人形が、CG合成されたゲームの世界を背景にまるで生きているかのように舞い踊る、伝統と最新技術による演出が融合した新しい「文楽」を体験していただきます。三百有余年の伝統を紡ぐ“和”の文化と、斬新な“和”の世界観を舞台としたゲーム作品のマリアージュを存分にお愉しみください。
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監修・出演
人形浄瑠璃文楽座 人形遣い
重要無形文化財各個認定保持者(人間国宝)
三世 桐竹勘十郎
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三世 桐竹勘十郎

 1967年 文楽協会人形部研究生となり三代吉田簑助に師事、吉田簑太郎と名乗る。1968年「壇浦兜軍記」阿古屋琴責の段で初舞台を踏む。2003年 三世桐竹勘十郎を襲名。2008年 芸術選奨文部科学大臣賞受賞、紫綬褒章受章。2010年 日本芸術院賞受賞。2021年 重要無形文化財各個認定保持者(人間国宝)に認定される。

■人形浄瑠璃文楽とは?

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「義経千本桜」(国立文楽劇場提供)

 人形浄瑠璃文楽は、日本を代表する伝統芸能の一つで、太夫・三味線・人形が一体となった総合芸術です。その成立ちは江戸時代初期にさかのぼり、古くはあやつり人形、そののち人形浄瑠璃と呼ばれるようになりました。竹本義太夫の義太夫節と近松門左衛門の作品により、人形浄瑠璃は全盛期を迎え、竹本座が創設されました。この後豊竹座をはじめいくつかの人形浄瑠璃座が盛衰を繰り返し、幕末、淡路の植村文楽軒が大阪ではじめた一座が中心的な存在となり、やがて「文楽」が人形浄瑠璃の代名詞となり今日に至っています。
 人形浄瑠璃文楽は、ユネスコにより2003年(平成15年)に「人類の口承及び無形遺産に関する傑作」として宣言され、2008年(平成20年)に「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に記載されました。

国立文楽劇場について

 人形浄瑠璃文楽を中心に広く上方芸能を保存・継承し発展させる拠点として、1984年に大阪に開場し、本年(2024)開場40周年を迎えました。文楽の本拠地として文楽公演を中心に、様々な伝統芸能の公演を行っています。
 そのほか、文楽伝承者の養成事業として後継者の育成に努め、また、文楽関係資料の収集・展示等を行っています。7月20日(土)からは夏休み文楽特別公演を上演します。
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国立文楽劇場 7月20日(土)からは夏休み文楽特別公演を上演
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所在地:大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10
06-6212-2531(代表)

■『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』

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本作は独創的な“和”の世界観の中、剣舞と采配をふるう神楽戦略活劇です。主人公の護人「宗(そう)」と巫女の「世代(よしろ)」。2人は穢れに覆われてしまった”禍福山”の平穏を取り戻すべく、襲い来る異形を退け、山を祓い浄めてゆきます。「昼のフェイズ」では、陽が沈むまでの限られた時間で村の探索と戦闘に向けての“備え”を行い、「夜のフェイズ」では自ら刀を振るいつつ、仲間の指揮も執る。爽快なアクションと高い戦略性を持つストラテジー要素が絡み合ったゲーム体験が楽しめる作品です。体験版『祇(くにつがみ):Path of the Goddess - Demo』が、各機種に向けて無料配信中ですので気になった方は是非、本作ならではのゲーム体験をお試しください。
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■『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』新アート「宵月夜之祈り」を公開! 

『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』の発売を記念した新アート「宵月夜之祈り」が公開! 
祈りを捧げる巫女の「世代(よしろ)」と護人の「宗(そう)」が描かれている。本作の物語へ思いを馳せて欲しい。
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本アートを手掛けたデザイナー:ヒナナナからのコメント
宗は穢れの中で舞うように刀を振るい、世代は儚くも美しく祈りを捧げる。
2人の象徴的なシーンと本作の世界観をイメージして制作しました。

■『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』は2024年7月19日(金)発売予定! 好評予約受付中! 

『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』はXbox Series X|S、Xbox One、Windows、PlayStation5、PlayStation4、Steamで、2024年7月19日発売予定です。Xbox Game Passに加入いただいている皆様は発売初日からプレイすることができます。
Xbox Play Anywhereに対応しており、Xbox、Windows10/11間でのクロスプレイ、セーブデータの引継ぎが可能です。また、PlayStation4版をご購入された方はPlayStation5版へ無償アップグレードを行う事ができます。
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本作はダウンロード版のみでの発売となっています。ご予約いただいた方には、主人公・宗の装備品・魔像『俵人』、魔像『魂魄』、そして本作のコンセプトアートを収録したデジタルミニアートブック『祇ノ設定図録』をプレゼントいたします。
※『祇:Path of the Goddess』本編をご予約された方への特典となります ※予約特典は、後日別途入手できる場合がございます ※予約特典は、ゲームの本編中に入手することはできません ※内容・仕様は予告なく変更になる場合がございます
  • 商品名:『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』
  • 対応ハード:Xbox Game Pass、Xbox Series X|S、Xbox One、Windows、PlayStation5、PlayStation4、Steam
  • CERO レーティング:B(12才以上対象)
  • 発売予定日:2024年7月19日(金)
  • 価格:4,990円(税込)
  • ジャンル:神楽戦略活劇
  • 公式サイト
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      集計期間: 2025年05月01日15時〜2025年05月01日16時