『Call of Duty』(以下『CoD』)シリーズ最新作となる『Call of Duty: Black Ops 6』(コール オブ デューティ:ブラックオプス 6)が、2024年10月25日(金)に発売される。本作は人気FPS『CoD』シリーズのなかでも、記録にはない特殊部隊による極秘ミッションを描いた『Call of Duty: Black Ops』(以下『CoD:BO』)シリーズの作品で、1作目の発売から世界中のファンに愛されている。
本稿ではそんな新作発売が迫る、『CoD:BO』シリーズの歴代作品を一挙におさらい。各作品のストーリーや導入された新要素を振り返りつつ、その魅力などをお届けする。
※本稿は『Call of Duty: Black Ops 6』の提供でお届けします。過去にさかのぼり明かされていく物語に息をのんだシリーズの原点『Call of Duty: Black Ops』
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記念すべきシリーズ1作目『Call of Duty: Black Ops』は2010年11月9日にリリース。第二次世界大戦を描いた『Call of Duty: World at War』(2008年発売)の約20年後を舞台にしたキャンペーンモード(シングルプレイ)では、主人公でCIA所属のアレックス・メイソンをはじめ、フランク・ウッズやジェイソン・ハドソンなど、のちのシリーズではおなじみとなるキャラクターたちが登場。
イスに縛られ尋問を受けているメイソン視点で物語がスタートし、プレイヤーが状況を飲み込めないなか、突如謎の数字について問いただされるなど、謎が謎を呼ぶ冒頭は、当時プレイした多くの人の記憶に残っているだろう。
そして、メイソンの過去の記憶をさかのぼり、冷戦下のブラックオプスミッションを追体験していく中で、尋問を受けている理由などさまざまな謎が明らかになっていくストーリーは衝撃の連続。とくに終盤の怒涛の展開から歴史的大事件にまつわる予想外のラストまでは、息つく暇もない内容となっていた。
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襲い来るゾンビの群れを撃退し、生存と謎解きを目指すゾンビモードは、本作から『CoD:BO』シリーズに登場。以降、『CoD:BO』シリーズにはすべてゾンビモードが大きなコンテンツのひとつとして実装されており、キャンペーンとは異なるストーリーが展開。『CoD:BO』と言えばゾンビという人も多いのではないだろうか。また、本作では特定のコマンドを入力するといった条件を満たすことで、見降ろし視点でゾンビと戦う“Dead Ops Arcade”という隠し要素も存在している。
隠し要素に関しては、ほかにも特定の条件を満たすことで、コマンド入力式のアドベンチャーゲーム『Zork』もプレイ可能。メインコンテンツ以外にもさまざまな楽しみかたができたのも大きな特徴だ。
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『Call of Duty: Black Ops II』では、のちのシリーズ作品に引き継がれるマルチプレイの革新的要素が登場
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2012年11月12日発売の『Call of Duty: Black Ops II』(以下『CoD:BO2』)は、『CoD』シリーズで初となる“未来”を舞台とした作品。アレックス・メイソンの息子であるデイビッド・メイソンが登場するキャンペーンモードでは、アレックス視点の過去とデイビッド視点の2025年という、ふたつの時代を軸にストーリーが展開。年老いたウッズも登場し、彼が隠していた過去の悲劇的な出来事には多くのファンがショックを受けたことだろう。
プレイヤーの行動次第でラストが変化する“マルチエンディング”も印象深く、なかにはウッズが敵側のボスらとバンドを組むという、思わずあっけにとられてしまうようなものも。
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未来が舞台ということもあって、現代には存在しない仮想武器を扱えるのも『CoD:BO2』の大きな特徴だ。そんな本作オリジナルの武器を使用し、複数のプレイヤーと勝敗を争うマルチプレイモードは、のちの『CoD:BO』シリーズにも継承される革新的な要素が登場。なかでも、決められたコスト内でロードアウトを作成しなければならない“Pick10”の存在により、プレイヤーの好みやプレイスタイルでロードアウトも大きく変化。ほかの装備を削ってでも強力なアタッチメントやPERKにコストを割いたり、なかには銃器すら装備せずナイフ一本のみで戦場を駆け回るようなプレイヤーもいたりと、マルチプレイは大きな盛り上がりを見せた。
また、装備することでメイン武器をふたつ持てるようになるなど、特殊な恩恵をもたらしてくれる“ワイルドカード”も『CoD:BO2』から登場。Pick10と相まって、ロードアウトのカスタマイズ性がより奥深いものとなり、多くのプレイヤーを楽しませてくれた要素だ。
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そして、『CoD:BO』シリーズおなじみのゾンビモードには、新たに“TRANZIT”モードが登場。複数のエリアで構成されている広大なマップを舞台に、バスで移動しながらゾンビと戦うというものとなっており、これまでのゾンビモードとはまたひと味違ったプレイを楽しむことができた。
舞台はさらに先の未来! 『Call of Duty: Black Ops III』はSF要素もふんだんに盛り込まれた銃撃戦が展開
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シリーズ3作目となる2015年11月6日発売の『Call of Duty: Black Ops III』(以下『CoD:BO3』)は、『CoD:BO2』よりもさらに先の未来である2065年が舞台。キャンペーンモードでは主人公が機械義肢を装備し、脳にDNIと呼ばれる神経拡張システムを取り付けるなど、人類とテクノロジーが融合を果たしている。なお、本キャンペーンの主人公はシリーズで初めて性別の選択も可能だ。
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そんな『CoD:BO3』は、SF要素が盛り込まれている作品ということもあり、背中に装備しているブーストを利用しての“スラストジャンプ”や壁を駆け抜ける“ウォールラン”といった特殊なアクションが登場。これまでとは異なる操作スキルが求められたほか、スラストジャンプした敵をキルするなど、より縦軸を意識した銃撃戦がくり広げられた。
筆者は『CoD:BO3』からシリーズに参戦した。当時、まだまともに撃ち合うこともできないなかったが、マルチプレイではさまざまなアクションを駆使した戦闘をくり広げるプレイヤーたちに、最初は翻弄され続けていたのをよく覚えている。だが、そんなアクションも慣れてくると非常におもしろく、ウォールランしながら敵プレイヤーをキルするなど、かっこいいアクションを決めることができた際の爽快っぷりも記憶に残っている。
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マルチプレイモードでは、ほかにも新要素として、いまでは当たり前となっているお気に入りの武器やアタッチメント、迷彩などを登録しておける“ガンスミス”を導入。さらに、“スペシャリスト”と呼ばれる兵士たちも登場した。スペシャリストはそれぞれゲージを溜めることで使用できる固有の“SPウェポン”と“SPアビリティ”を持っており、各プレイヤーがマッチ開始時に操作するスペシャリストを選択。たとえば、筆者はSPウェポンでピュリファイヤー(火炎放射器)を使用できる“Firebreak”をよく選択しており、狭い屋内などで敵プレイヤーを火だるまにしていたのはいい思い出だ。
『Call of Duty: Black Ops IIII』にて、『Call of Duty: Warzone』の先駆けとなるバトルロイヤルモードが初登場
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2018年10月12日にリリースされた『Call of Duty: Black Ops IIII』(以下『CoD:BO4』)では、キャンペーンモードが廃止され、マルチプレイに焦点を当てた作品に。そんなマルチプレイでは、武器を強化できる新要素として“オペレーターMOD”が登場。先述したワイルドカードのひとつであるオペレーターMODは、取り付けることでメイン、サブ武器の外観や性能が大きく変化。銃剣での近接戦闘が可能になったり、射線上の相手の手ブレを誘発させたりと、武器によってはユニークな効果も得られた。
また、前作に引き続き『CoD:BO4』のマルチプレイモードでもスペシャリストが登場。新たに使用できるスペシャリストもいたのだが、筆者は障害物を設置できる“TORQUE”が大のお気に入り。角を曲がった先にレーザーワイヤー(有刺鉄線)を仕掛けるなど、いやらしいプレイをしながら、ドラゴンブレス(焼夷弾)のオペレーターMODを付けたショットガンで、前作同様、敵を火だるまにしていた。
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そして、本作ではシリーズ初となるバトルロイヤルモード“ブラックアウト”が実装されたのがとくに印象的だ。最大100人のプレイヤーが戦うことになる広大なフィールドには、マルチプレイモードで使用されているマップなどもロケーションとして点在。プレイアブルキャラクターとして『Call of Duty:Modern Warfare』シリーズのジョン・プライス大尉が使用できたりと、『CoD』ファンにはうれしい要素も盛り込まれ、現在無料配信されている『Call of Duty: Warzone』(以下『CoD:Warzone』)の先駆けとも言えるモードを楽しむことができた。
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舞台は再び冷戦時代へ! 『Call of Duty: Black Ops Cold War』初代『CoD:BO』の続きとなる新たなブラックオプスミッション
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2020年11月13日に発売されたシリーズ5作目に当たる『Call of Duty: Black Ops Cold War』(以下『CoD:CW』)では、冷戦時代へと立ち返り、新たな極秘ミッションが展開。初代『CoD:BO』と『CoD:BO2』のあいだの時間軸が舞台となっており、メイソンやウッズ、ハドソンといった面々が帰ってきたほか、あらたなメインキャラクターとしてラッセル・アドラーがCIAチームに合流する。
キャンペーンでは、そんなチームの一員であるベルとして、アドラーたちとさまざまなミッションを遂行していくのだが、洗脳や過去の記憶から真実が明らかになっていくなど、初代『CoD:BO』を彷彿させるストーリーに驚いたファンも多いはずだ。また、プレイヤーの行動次第では敵味方が入れ替わり、核が発射されCIAチームと撃ち合う衝撃の展開も用意されていた。
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いっぽう、ゾンビモードでは“ダークエーテル”の物語が新たにスタート。過去シリーズのゾンビモードは、ナイフやハンドガンといった最低限の装備からミッションが開始され、新たな武器を入手、強化しながらゾンビに対抗していたが、『CoD:CW』では自分の好きな武器を持っていくことができるように。また、武器レベルを上げるための経験値も稼げるようになったため、筆者は新たな武器を入手した際は、それを持って友人とゾンビを狩っていた。総じて、これまでのゾンビモードと比べて遊びやすくなっており、個人的には本作からゾンビモードをプレイする時間がより長くなった印象だ。
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そのほか、2019年発売の『CoD:MW』から新たなバトルロイヤルモード『CoD:Warzone』がスタートしたが、『CoD:CW』はこれらの作品とのクロスプログレッションにより、本作の武器やオペレーターを『CoD:Warzone』でも使用可能に。クロスプログレッションはのちの作品にも引き継がれ、2022年の『CoD:Warzone2.0』ではさまざまな要素が一新されながら、現在も世界中のプレイヤーを楽しませている。
約4年ぶりとなるシリーズ最新作『CoD:BO6』がいよいよ登場
キャンペーン、マルチプレイ、ゾンビの3つのモードを軸に、最新作が出るたび時代が変化し、さまざまな新要素も盛り込まれてきた『CoD:BO』シリーズ。キャンペーンでは、初代『CoD:BO』の衝撃的なストーリー展開が多くのファンの心を掴み、『CoD:BO2』のマルチプレイではPick10やワイルドカードといった、のちのシリーズでも採用される大人気の新要素が登場した。
さらに、『CoD:BO3』には、いまでは欠かせないガンスミスも導入され、待望のバトルロイヤルモードは『CoD:BO4』より登場。『CoD:CW』では再び冷戦時代にスポットが当てられ、ゾンビが遊びやすくなるなど、各作品でプレイヤーたちを大いに楽しませてくれた。
そして、2024年10月25日(金)に発売される『Call of Duty: Black Ops 6』は、約4年ぶりとなる『CoD:BO』シリーズ最新作。舞台は冷戦が終結し湾岸戦争が勃発した1990年代初頭とのことで、キャンペーンは『CoD:BO2』の過去(冷戦時代)と未来(2025年)のあいだをつなぐストーリーになりそうだ。どうやらウッズたちは裏切り者の濡れ衣を着せられ、国を追われることになるようで、彼らがどういった立場でブラックオプスミッションを遂行していくのかも気になるところ。新キャラとして、ウッズの弟子であるトロイ・マーシャルの存在も明らかになっている。
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そのほか、本作からの新要素もつぎつぎと明らかになっており、個人的には全方位にダッシュやダイブができる“オムニムーブメント”がどんな感触なのか非常に楽しみだ。『CoD:MW3』でオープンオープンワールドとなり盛り上がっているゾンビモードは、再びラウンド形式になるそうで、こちらもぜひくり返しプレイしたい。
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『Call of Duty: Black Ops』シリーズ全作プレゼント企画
応募期間
2024年7月19日(金)〜2024年8月2日(金)23時59分
賞品
『Call of Duty: Black Ops』全シリーズがプレイできるPC版コードセット 抽選で3名
- 『Call of Duty: Black Ops』
- 『Call of Duty: Black Ops II』
- 『Call of Duty: Black Ops III』
- 『Call of Duty: Black Ops IIII』
- 『Call of Duty: Black Ops Cold War』
※本賞品は、Steam専用のアイテムコードです。他プラットフォーム版では使用できません。
※『Call of Duty: Black Ops IIII』のみBattle.netのコードになります。
※本賞品の使用には、SteamとBattle.netへの登録(無料)が必要です。
※応募は18歳以上の方に限ります。応募方法
- X(Twitter)のファミ通.com公式アカウント(@famitsu)をフォロー
- 注意事項を確認する
- 本キャンペーンの対象の投稿をリポスト(RT)して応募完了!
当選発表
当選者へのみ2024年8月3日(土)~5日(月)ごろ、X(Twitter)のDM(ダイレクトメッセージ)にて「@famitsu」よりお知らせします。
※あらかじめDMを受け取れるよう設定してください。
※ご当選の場合、2024年8月14日までに賞品送付先を専用フォームにてご登録いただく必要があります。かならず期日までにDMをご確認ください。賞品発送
2024年8月中旬予定
注意事項 ※あらかじめご了承のうえご応募ください。
- 応募は18歳以上の方に限ります。
- 応募には、X(Twitter)への登録(無料)が必要です。
- 当選はおひとりにつき1口までとなります。
- 以下の場合は応募をお受けできません。
- 非公開アカウントの場合
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※サポートは日本国内に限ります。