報告によると、6月8日(土)未明より“ニコニコ”のサービス全般や、KADOKAWAオフィシャルサイト、オンラインショッピングサイトのエビテン(ebten)などでサーバーにアクセスできない障害が発生。これを受けて外部からのサイバー攻撃を受けた可能性を鑑みて、データ保全のため関連サーバーをシャットダウン。
現在は復旧のための対応を行いつつ、情報漏洩の有無についての調査も進めているとのこと。今後は外部専門家や警察などの協力を得て調査を継続、新たな事実が判明した際は、改めて報告を行うとしている。
なお、本誌ファミ通.comも同じくKADOKAWAグループによる運営だが、2024年6月8日現在、日本語ドメインで障害が発生しているものの、各種記事は閲覧できる状態になっている。
KADOKAWAグループの複数ウェブサイトにおける障害の発生について
お客様、お取引先様をはじめ、関係先の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
本件について、影響を最小限にとどめるべく、システムの保護と復旧に向けて、現在対応を進めております。現時点で判明している内容について、以下の通りご報告いたします。
1. 経緯
6月8日(土)未明より、当社グループの複数のサーバーにアクセスできない障害が発生しました。この事実を受け、データ保全のため関連するサーバーを至急シャットダウンしました。同日中に社内で分析調査を実施した範囲においては、サイバー攻撃を受けた可能性が高いと認識しております。
2. 現在の状況
現在、調査・対応を進めておりますが、現時点で「ニコニコサービス」全般、「KADOKAWAオフィシャルサイト」、「エビテン(ebten)」などで影響が発生していることを確認しております。なお、情報漏洩の有無についても調査を進めております。
3. 今後の対応
今後、外部専門家や警察などの協力を得て調査を継続し、迅速に対応を進めてまいります。より正確な影響範囲を調査・特定し、お知らせすべき新たな事実が判明しましたら、改めてお知らせいたします。
以上