『OMORI』40%オフセール開催中。オススメしたいけど何も言えないRPG。起こった出来事にどう向き合いますか?

byトニオ國崎

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『OMORI』40%オフセール開催中。オススメしたいけど何も言えないRPG。起こった出来事にどう向き合いますか?
 SteamにてOMOCATが手掛けるインディーゲーム『OMORI』が、1188円[税込](40%オフ)となるセールが開催中。ストアページによると期間は2024年6月11日まで。サウンドトラックも同じく40%オフで販売中だ。

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 『OMORI』は2020年12月25日にPC(Steam)向けにリリースされたインディーRPG。真っ白な部屋で目覚めた少年“オモリ”は殺風景な一室を後にして扉を開く。目の前にあるのはパステルカラーが目を引く夢のような世界。オモリは姉のマリをはじめ、友だちのオーブリー、ケル、ヒロ、バジルといっしょに過ごしていた。そこである日、友だちのバジルがいなくなってしまったのをきっかけに、彼らの物語は始まる。

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 やさしげでかわいらしい手描きグラフィック、癒されるコミカルなキャラクターも魅力のひとつ。それらがユーザーから好評を得ている一方、ストアページには人気タグとして“精神的恐怖”が付いていたり、「死とうつ病というテーマを含んでいます」という、ホラーまたは鬱ゲーを彷彿させる記載もある。はじめて見た人は気になってしまうかもしれない。

 しかし、実際にプレイしてみると、ネガティブな要素だけがメインかと言われると気になるところだ。ネタバレになるので具体的な内容は伏せるが、「愛」や「友情」の要素も含まれるのではないか、そもそもこの作品のテーマをまとめられるのだろうかと考え込んでしまう。起こる出来事に対してプレイヤーは何を想うのか、続きはどうなるんだろうと、その先を見届けるためにグイっと引き込まれるのだ。

 いずれにせよ、オススメするときにうっかりネタバレ要素を喋ってしまうかもしれない。そうなる前に「興味を持ったらとりあえずやってみてほしい」と、背中を押したくなる作品だ。筆者も『OMORI』を思い出すたびに悩み、いまだにハッキリとした答えが見つからない。

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 ちなみに、6月25日(火)発売のアフタヌーン8月号にて、本作の公式コミカライズが開始される。漫画を担当するのは
此糸縫氏。漫画作品として『OMORI』の世界がどう描かれるのか気になるところだ。

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      集計期間: 2025年04月20日19時〜2025年04月20日20時