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【FF14】『黄金のレガシー』フィールドリポート。「あの山にいけるかもしれない」そんな期待を抱かずにはいられない遠景。グラフィックスアップデートの真価がここに

byひでのすけ

【FF14】『黄金のレガシー』フィールドリポート。「あの山にいけるかもしれない」そんな期待を抱かずにはいられない遠景。グラフィックスアップデートの真価がここに
 2024年7月2日に発売を控えた『ファイナルファンタジーXIV』5つ目の拡張パッケージ『黄金のレガシー』。その発売に先駆け、日本・海外のメディア向けに“『ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー』メディアツアー”が開催された。

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 本記事ではそこで体験できたさまざまなプレイ内容の中から、新タウン“トライヨラ”、新フィールド“オルコ・パチャ”、“コザマル・カ”、新ダンジョン“濁流遡上 イフイカ・トゥム”を、映像面の見どころを中心に紹介。グラフィックスアップデートにより自然表現の解像度がグッと上がった
『黄金のレガシー』の魅力をお伝えする。

 また、“濁流遡上 イフイカ・トゥム”は体験リポートとプレイ動画も合わせて掲載。ストーリー的なネタバレは避けるが、スクリーンショット撮影が捗りそうな絶景がタップリあるので予習しておこう。

新タウンとなる“トライヨラ”は異国情緒溢れる街並みが美しい

※今回試遊したバージョンは最終調整前のものであり、リリース時には大きく変更される可能性があります。
 冒険者が活動拠点となる新タウンの“トライヨラ”は、『黄金のレガシー』の舞台となるトラル大陸を統治する、トライヨラ連王国の首都。丘陵に築かれた都ゆえに高低差が激しく、湾岸の港湾区画から高台にそびえる連王宮まで続く道のりには、坂道や階段が目立つ。国のありようを体現するかのように、この都には多様な部族が暮らし、つねに活気で溢れている。

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トラル大陸はエオルゼア地方の西方に位置する。オールド・シャーレアンと航路で通じている。
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トライヨラの全体図。ヨカ・トラルと呼ばれる地域の北端に位置する。追記した赤丸数字は都市転送網の解説文に対応。
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トライヨラの都市転送網一覧。製品版では隣接エリアの移動ポイントが追加されると予想される。
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転送網1:エーテライト・プラザ。船が停泊する“満ちた玄関”から連王宮へ真っすぐ続く道を進むと、根元がオレンジ色に輝くエーテライトが鎮座する。
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転送網2:気球発着場前。冒険が進むといずれは気球を利用する機会もある!?
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転送網3:翼鏡の街。街の住人が暮らす区画で、住居以外に水場や畑なども兼ね備えている。
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転送網4:フォルアード・キャビンズ前。海上にはコテージ風の建物が並び、飲食を楽しめる酒場も併設されている。
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転送網5:ベイサイド・ベヴィー。王宮の巨大な門を臨むことができ、港湾にはマムージャ族の像が飾られている。
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転送網6:ヴォロク連王宮前。国を治める双頭のマムージャ“グルージャジャ”が住まう王宮は、見上げても見切れるほど巨大。内部も吹き抜けで光が天井から差し込む荘厳な造りだ。
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転送網7:ワチュメキメキ万貨街。さまざまな店舗が軒を連ねる商店街。有名店らしき“タコスのチーちゃん”というタコス屋がある。
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転送網8:ブライトプルーム・ポスト前。軍の訓練施設があり、兵士たちが日々鍛錬を行っている。

遠景に思わず息を呑んだ新フィールド“オルコ・パチャ”、“コザマル・カ”

 新フィールドとして体験できたエリアのうちのひとつ“オルコ・パチャ”は、ヨカ・トラルの山岳地帯。小柄な民であるペルペル族と、大柄な民であるヨカフイ族という外見が大きく異なるふたつの部族が暮らす。トラル大陸の最高峰とされる霊峰“ウォーコー・ゾーモー”がそびえ立ち、訪れるすべての者を等しく見下ろしている。

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オルコ・パチャの全体図。追記した赤丸数字はエーテライトで、以下の解説文に対応。
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1:ワチュン・ペロ。周囲を山に囲まれた段丘に作られた集落で、近くには“メスカル蒸留所”や“友の牧場”など、地域の特性を生かした施設もある。時間帯によっては雲海に包まれることも。
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2:ウォーラーの残響。近くには何かを祀る“カーリョーザー祭拝殿”がある。
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オルコ・パチャの霊峰“ウォーコー・ゾーモー”。エリア内ならばどこからでも見えるほどの高さを誇る。オススメの観光時間は朝焼けに照らされる早朝だ。
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ウォーラーの残響から西に向かうと、“チーワグー塩田”が広がる。ここは“チーワグー”の名を冠するモンスターが生息している。ここの管理者なのだろうか?
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ワチュン・ペロから西にある“ミープル・マテ茶園”。周辺にはアルパカが生息しており、フィールドモンスターとして戦うことが可能(!)。なお、この地では運搬動物として活用されているようだ。

 そして体験できたもうひとつのフィールド“コザマル・カ”は、トライヨラの南に広がる密林地帯。西方の山脈を水源とする大小さまざまな河川が流れ、見る者を圧倒する大瀑布を創り出している。ゴブリン族やバヌバヌ族によく似た部族が集落を築いており、それぞれ独自の文化を育みながら暮らしているようだ。

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コザマル・カ全体図。追記した赤丸数字はエーテライトで、以下の解説文に対応。
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1:オック・ハヌ。河川をまたぐように建てられたコテージが密集した集落。上流には“ショドゥネの滝”、“ショーヌの滝”、“ショピックの滝”が連なる形で大瀑布を形成している。また、周囲には豊かな水源を利用した“金渦水田”も広がる。
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2:アースンシャイア。ゴブリン族のようなモブリン族が暮らしており、住居のデザインも独特だ。
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3:朋友の灯火。流れが緩やかなミヤカ・ベック上流に位置する集落。ツリーハウスのような特徴的な建物も確認できる。
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新エリアでは潜水できる箇所ももちろん存在。

天候で雰囲気がガラッと変わる新ダンジョン“濁流遡上 イフイカ・トゥム”

 今回体験できた新ダンジョンは、メインストーリー上で挑むことになると思われる“濁流遡上 イフイカ・トゥム”。こちらは参加条件がレベル91となっており、トラル大陸を訪れて早々に挑むことになりそうだ。名称の通り、茶色く濁った濁流を船で遡上して、奥地へと進む流れとなっている。途中からは上陸し、洞窟などを抜けて大瀑布の上を目指していく。

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スタート時は濁流を遡上する船上で、晴れから雨へ天候が変わるのが見どころ。
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1ボス前になると、さきほどのスコールが嘘のような快晴に。
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1ボス撃退後は洞窟へ。光が差し込むコントラストが美しい。
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2ボス前も天井から光が差し込む作りで神秘的だ。なお、ボスのドラウジーはどこか憎めない顔をしている。
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2ボス撃退後に梯子を登ると大瀑布の上に到着。
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大瀑布からの眺めは絶景。
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上段では登場モンスターの生態も変化。殻のような球体から飛び出す植物系のモンスターも確認できた。
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最奥の円形状の遺跡で3ボスと対峙。年月の経過で朽ちた雰囲気がどこかロマンを感じさせてくれる。

<体験プレイレポート>

 本ダンジョンではボス戦が3回発生。1ボスのアルファ・プヌティーはジュゴンのような風貌のモンスターで、ハイドロウェーブで水流を扇状に吹き出したり、リサーフェスで強烈な吸い込み攻撃を仕掛けたりしてくる。その後、吸引した物体(石や木)を落下させて、遠景や長方形の範囲攻撃を行うのが特徴だ。それ以外にも、プヌティーコールでプヌティーを呼び出し、パーティメンバー個別にダイブしてくる攻撃も強烈だった。

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 2ボスのドラウジーは種まきを行い、そこからドラウジーダンスを実行。すると、植物(イフイカ・アイビー)が成長して出現し、円状攻撃→方向指定の直線状攻撃を行ってくる。さらに、レッドクロット、ブルークロット、グリーンクロットといったスライム状のモンスターを8体吐き出し、それぞれが異なる攻撃を仕掛けてくる点もやっかい。これをDPSがいかに早く処理できるかがカギを握ると感じた。

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 3ボスのアポリオンは途中で出現したモンスターを捕食することで、己の肉体をパワーアップさせる特性を持つ(1回目は翅、2回目は鎌)。翅の場合は戦闘エリア内を素早く飛び回ることが可能になり、着地した地点から直線状の攻撃をくり出してくる。鎌の場合はエリア全体が対象となるマッシブ・エアレイザーを使用。いかに安全地帯へ急いで退避できるかが重要と感じた。また、放出した弾から扇状に広がる範囲攻撃のライトニングシックルも脅威だ。

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 なお、ピクトマンサー、召喚士、戦士でのダンジョンプレイ動画もアップしているので、記事とあわせてチェックしてほしい。
 そして本記事の最後に、キャラクターコンフィグの新要素をひとつ紹介。7.0からは操作設定→全般のタブに“クエスト進行時の他人の表示設定”が追加されている。ここでは“クエスト対象NPCに近づく際、周辺のPCを非表示にする”、“クエスト対象NPCにアクセスした際、周辺のPCを非表示にする”という設定を確認できた。

 いつも拡張パッケージのスタート時は、多くのプレイヤーがメインストーリーの対象NPCの前に集まることが多いため、NPCが表示されずに困るケースがあったはず。そのため、この項目追加はありがたいと感じる人が多いはず。

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      集計期間: 2025年03月21日13時〜2025年03月21日14時