ゲームが初めての人でも安心なシンプルアクションだった

ゲームボーイからその歴史をスタートさせたシリーズは、スピンオフやリメイク作品なども含めるとほぼ毎年と言ってもいいスパンで発売されていて、公式サイトの“シリーズヒストリー”に掲載されているタイトルは35作品にも及ぶ。

カービィの能力と言えば代名詞的な存在として“コピー能力”があると思うが、意外なことに初代作品では存在していなかった。ゲームの初心者でもその気になればエンディングまでたどり着けるようにとシンプルに作られていたようで、シリーズでおなじみの敵やブロックなどを吸い込んで吐き出す攻撃と、ふわふわと空を飛ぶホバリングのふたつのアクションを駆使して戦っていく。

コピー能力が初登場したのは続編のファミコン版『星のカービィ 夢の泉の物語』から。初代のリメイク作品は発売していないが、スーパーファミコン版『星のカービィ スーパーデラックス』及びニンテンドーDS版『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』内の“はるかぜとともに”では、一部同じようなマップが登場し、こちらではコピー能力も使うことができる。

ピンク色で丸くてかわいい姿もカービィの魅力のひとつ。初代作品はゲームボーイなので画面では色がわからなかったが、パッケージではしっかりとかわいさをアピール。現在よりも顔のパーツが少し小さいようだ。
後の作品の能力をコピーして変身した姿はさらにキュートに進化していて、ちょっとしたコスプレ姿が見られるところがみんなも気に入っているんじゃないだろうか。『星のカービィ』はマンガやアニメにもなったので、もしかするとゲーム版を知らない人も虜にしていたかもしれない。なお、一部のボス敵などからは「ピンクの悪魔」と呼ばれていて、その姿とは裏腹に恐れられているのだとか。
丸い体をしているせいか、『カービィのピンボール』や『カービィボウル』のようにボール代わりにされることもしばしば。『毛糸のカービィ』ではカービィが毛糸で描かれたいたし、『タッチ!カービィ スーパーレインボー』ではクレイ人形風に作られていて、とにかくビジュアルが凄まじかった記憶がある。

2022年3月25日に発売されたNintendo Switch用『星のカービィ ディスカバリー』では、カービィがシリーズで初となる3Dになって登場。進化してパワーアップするコピー能力のほかに、巨大なアイテムを吸い込んで姿を変える“ほおばりヘンケイ”なる新たな能力を修得しているので必見だ。クルマを丸ごとほおばって変身し高速移動したり、自動販売機を吸い込んで缶ジュースを発射するなど、コピー能力とは一味違う技を使えるのがおもしろい。

シリーズ最新作は2023年2月24日に発売された『星のカービィ Wii デラックス』。こちらは2011年に発売された『星のカービィ Wii』のグラフィックを一新し、新たなコピー能力やサブゲームが追加されている。








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